本店 鯱乃家
[住所]名古屋市北区田幡2-14-1
[営業時間]1100-1400,1730-2100、日1100-1400,1800-2100
[定休日]木、第3月
[アクセス]地下鉄金城線黒川駅下車。徒歩3分。
[ジャンル]うどん
[座席]カウンター15席


 

カレーうどん 700円

 地下鉄黒川駅から程近い場所に鯱乃家はある。名古屋城で有名なシャチホコから名前を取ったのだろうと簡単に考えていたがなんだか悲しい歴史があるのだった(後述)。先客1人。カウンターに座ってカレーうどんを注文する。メニューはうどん以外にも、ラーメンや中華ころなどがある。「中華ころ」とは冷たい中華そばのことなのかな。早速出てきたカレーうどんはビジュアルが綺麗である。極太のうどんは讃岐うどんのようにコシが強い。スープはあっさりしており、カレーライスのカレールーとは全く異なる。何だか懐かしい感じがする。(2019/06)

 ここからはあるサイトからの抜粋。

 鯱乃家というカレーうどんの名店を知らない人も多いかもしれない。名古屋で有名なカレーうどんは若鯱家であって鯱乃家ってのは若鯱家の真似?とまで思う人もいるらしい。
 しかし、実はその逆なのだと言ったらどう思うだろうか。今回は名古屋名物カレーうどんの因縁について語りつつ話を進めてみよう。
 鯱乃家は名古屋市北区、地下鉄名城線の黒川の駅を南下して歩いて3分のところにある。上の写真(私の写真の3番目と同じ)を見てほしい、店の暖簾には鯱乃家と書かれている、道路沿いにある看板にも鯱乃家と書かれている、しかし店の2階にある看板に目を移すと、そこにはしっかりと若鯱家と書かれている。
 そうなのだ、実はここが名古屋名物カレーうどん若鯱家のカレーうどんの発祥の地なのである。今では鯱乃家として、昔の確執などどこにもなかったかのようにカレーうどんの名店の外観を呈している。

若鯱家と鯱乃家の商号問題

 なぜこのように若鯱家と鯱乃家の2つの名前の看板があるのか簡単に説明しておこう。それは鯱乃家は以前はカレーうどんの名店若鯱家として繁盛していた。
 しかし、その若鯱家の従業員が暖簾分け問題の時に先に勝手に商号登記をしてしまったとのことだ。法律的にみれば先に商号登記をしたという事実が優先される、そのような裁判結果になった。だから若鯱家は本店鯱乃家として再出発を余儀なくされたのだった。
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