伊藤
(いとう)
[住所]仙北市角館町金山下115-66
[電話]0187-54-3880
[営業時間]11:00-17:30
[定休日]不定
[アクセス]JR・秋田内陸縦貫鉄道角館駅下車。徒歩約15分。レンタサイクルで5分くらい。
[ジャンル]隠れ家
[座席]カウンター×9
[駐車場]お店の前に3-4台
 

 

 

肉そば 650円

 妻と北東北祭り三昧の最終日に角館に寄り、昼食にここへ来た。看板も暖簾のないお店としてラーメン好きには伝説的になっているラーメン屋である。駅前の観光案内所で場所を聞くと道順とともに「ガスボンベが4本ある家」と丁寧に教えてくれた。レンタサイクルで教えられた通りの道を行くと、ガスボンベが4本ある家があった。しかし民家のようだ。その2-3軒先にも駐車場がある家があったのでちょこっと覗くとガスボンベが4本ある。ここだ! ということで店内へ。券売機で食券を買う。メニューは「そば500」と「肉そば650」のみ(大盛はある)。通訳すると「そば」は具なしラーメンで「肉そば」はチャーシュー入りラーメンってこと。私が肉そばで妻はそばの食券を買う。席が空いたのでそこに座り、寡黙な店主にそっと食券を渡す。
 出てきた肉そばは誠にシンプルである。ネギとチャーシューしかない。そしてスープの量は少ない。チャーシューを半分妻の丼に載せて、二人とも同じラーメンになった。スープは、魚介系(煮干しと昆布中心?)ベースの飲みやすいもの。「化学調味料」は無添加であることが店内に堂々と掲示されている。麺は中ストレートで硬めに茹でられていて、小麦の美味しさを味わうことのできる麺である。ラーメン好きにとっては聖地の一つに来たという感傷に浸った。(2009/8/6)
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