みよし食堂
(みよししょくどう)
[住所]青森市古川1-1-1
[電話]017-777-5674
[営業時間]0800-1830、0900-1830
[定休日]無
[アクセス]JR青森駅下車。徒歩1分。
[ジャンル]大衆
[座席]
[駐車場]


 

カレーライス 500円

 あとから知ったがこのお店は「カツ丼」で有名なお店だった。うーん、残念! というか朝からカツ丼というのも考えものだなぁ。以下は「かめかめかめラ」からの抜粋です。
 青森駅に到着して、「駅前食堂」に掲載されていた埼玉屋食堂を探す。しかし再開発が進んでいて位置関係がよくわからない。駅広市場ぴあに目をつけてその辺りを探すがみつからない。市場自体も店じまいの時間帯であり活気に乏しい。再開発で店を閉めた可能性もあるなぁ、などと思いつつも店が見つからない。また明日の朝にでも探そう。

 見つからなかった時のことは考えてあり、「ラーメンのある町へ!」に紹介されていたマル海ラーメンに向かう。駅からは徒歩10分くらいか。店に着いたらシャッターが降りていて張り紙がしてある。
「床の改装のためしばらくお休みいたします」
って臨時休業ってことだね(泣)。

 また駅前まで戻り出直しである。駅広市場ぴあから見て駅前ロータリーの反対側(北側)に位置する青森駅前銀座通りに行ってみる。もうお腹も空いてきたし適当な処へ入って腹ごしらえしよう、と思っていたところへ上品そうなおばあさん(こういうのが“やり手○○”か)に声をかけられた。
「お兄さん、寄ってかない?」
フラッとその店に入ってしまった。その店の名前は美どり。

 ビールを飲み、イカ刺しと帆立の塩焼きを注文する。
「お客さん、どちらから?」
「神奈川県から」
「新幹線で八戸まで来て青森へ来たん?」
「違うよ。福島から山形、そして秋田を通ってこちらへ。今日は五能線へ乗ってきて、金木まで行ってきた。明日は函館に行って飛行機で帰る」
「五能線は景色がいいらしいねぇ」
「よかったよぉ。ところでこの近くに埼玉屋っていう食堂はない?」
「確か市場の二階にあったんではなかったか」
「さっき市場へ寄ってみたけど二階はなかったなぁ。どこに二階があるの?」
「二階じゃなくて“向かい”っさ」

 埼玉屋食堂が存在しているかどうかと場所を聞きたかったが、なまりがかなりきつくて聞き取れない。ただ、さっき行った駅広市場ぴあの近辺にある可能性が出てきた。

 翌朝、駅広市場ぴあを今度は反対側から探してみる。が埼玉屋食堂は見当たらない。もう営業していないのかもしれない。ということで近くにあったみよし食堂へ寄り、カレーライスを食べた。ごく普通のカレーライスであるが、朝から営業しているのはうれしいことである。

 みよし食堂でお勘定をしながら、
「埼玉屋さんって名前の食堂はこの近くにありますか?」と尋ねると、
「まっすぐ行って市場(駅広市場ぴあ)の入口があるから、その手前を右に曲がって突き当たりにありますよ」との答え。 わかりやすい発音で、しかもわかりやすく具体的に答えてくれた。
「どうもありがとうございます」とお礼を言い、さっそく埼玉屋食堂を探しに行く。言われた通りに行くと、そこに埼玉屋食堂が営業していた。昨晩は店の右隣まで探しに来ていたのに何故見つからなかったんだ。先ほどは店の左側20メートルまで探しに来ていたのに何故見つからなかったんだ。営業していないかも知れないという先入観が今ひとつ踏み込みを浅くしてしまったのだろう。多いに反省である。次の機会があれば、真っ先に寄ることにしよう。(2004/08)


こちらが埼玉屋食堂
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