麺屋 嘉夢蔵
(めんや かむぞう)(2008/6月末閉店)
[住  所]松戸市稔台1-14-3サテライトビル1F(2006/2月から)(旧:松戸市稔台63-19)
[電  話]070-6642-1354
[営業時間]土日祝 11:45-15:30(売切れ終い)
[定休日 ]火、水(月、木、金は予約制)
[アクセス]新京成電鉄みのり台駅下車。改札を出て左へ行き踏切を渡り、次の交差点を真っすぐに。サンクスの手前を左折し最初の路地を右折してすぐ左折。久保田魚店の前。駅から徒歩4分。
[ジャンル]個性
[座  席]カウンター8席、座敷に四人用卓袱台3卓
外観卵麺(太平)

[行った日時]2003/11/23(日)12:30
[食べたもの]卵麺(太平) 800円

[コメント]2002年7月15日に開店。スローフード宣言しているお店です。元製麺所に勤めていたご主人の、ものすごくこだわったお店です。以下チラシより抜粋。
“1.帰農志塾(栃木の烏山にある研修農場で有機農法を数十年続けているグループ)の野菜、卵を使用
 2.千葉黒豚の会の黒豚をチャーシュー、挽肉を中華まんに使用
 3.メンマの代わりに大分産の干し筍(一村一品の品)
 4.かまぼこは無燐かまぼこ(保存料、化学調味料は未使用)
 5.醤油は3年ねかした再仕込み醤油(塩がまろやか)
と材料を厳選し、スープは塾の野菜を出きるかぎり使用して、干し貝柱、煮干し、あご、鰹節、するめ、豚肉と天然物のみで出し、化学調味料や発酵調味料は一切使用していない。”
“こだわった方のご来店を心よりお待ちしております”
“茹で時間が多少かかりますが圧力鍋で丁寧に茹でます”
“麺は卵麺で北海道産内麦小麦粉を100%使用、無カンスイで、卵は地鶏有精卵を他店の4倍以上使って自家製麺しています”
“麺はよく噛んで味わってもらいたくて店の名前をカムゾウとした”などなど。

 メニューは、卵麺(らんめん)800、つけ麺900(つけ汁は温かく、麺は冷たい)、肉まん250、あんまん200、帆立まん300、花巻150など。麺の太さは、平(ひら):巾約3cmの平麺、太(ふと):うどんくらい、細(ほそ):普通のラーメン、太平(たいへい):太と平のミックス。お店の人に「ものすごく太い麺があるって聞いて初めて来たんですけど」と相談すると、「初めての人には太平(太と平のミックス)がお勧めです。十分に麺の食感を味わってください。」と丁寧に答えてくれた。卵麺の太平を注文。店内はゆっくりとした時間が流れている。お店の人も決してあわてずのんびりとしている。時々声をかけてくださるなんて、まるで“雷文@町田”のようなアットホームな感じがする。

 さて、やっと出てきたラーメン、ならぬ卵麺。スープは思いっきり和風。平麺は、思いっきり平麺で巾はなんと3cm。長さは15〜20cmと短い。太麺は、思いっきり歯応えのあるしっかりとした麺。麺でこんなに味わえるなんて。よーし、思いっきりカムゾウ! 
平麺<巾が約3cm>

 具は、チャーシュー・卵焼・青菜(説明してくれたんだけど名前を忘れた)・カマボコ・メンマ。具も一つ一つに心がこもっています。久しぶりにスープまで完食してしまいました。毎日でも食べられそう。800円は思いっきり安い!

[ここがおすすめ]麺を味わって食べる店。800円は安い。