豚太郎 砥部店
(とんたろう とべてん)
[住所]愛媛県伊予郡砥部町三角209-1
[電話]089-962-5656
[営業時間]1000-2400
[定休日]無
[アクセス]松山空港よりクルマで約20分、県道33号線砥部道路沿い
[ジャンル]愛媛豚骨系(坊ちゃん系?)
[座席]82席 座敷8人×6・テーブル4人×6・カウンター10名
[駐車場]約30台
[常任特派員報告]


 

 

 

みそラーメン 500円 + 野菜50円 + 餃子8個 250円 + おでん1本 100円

 愛媛県に重要な出張の際に立ち寄る。松山空港へ到着後、レンタカーをピックアップし一路高知方面へ。時間を見ると昼時だったのでラーメン好きとしてはなんとしても愛媛県の麺を食したいとクルマを走らせると・・丁度「味で勝負する・・・豚太郎・・・ラーメン・ギョーザ」の看板が! 本能的に左にハンドルを切って入場!駐車場も大きく店には行列が出来ている、「行列が出来ているということはハズすまい!」と並ぶと順番的に4番目である、店員さんに「どれくらい待つの?」と聞くと「5分もあれば大丈夫ですよと」言われしばし待つ。
 お店自体は8角形をしていて大変大きい、8角形の丁度中心がキッチンであり、それを取り囲むようにお客さんの席がある。つまりお客は店内にいる間、必ずキッチンを凝視でき、ラーメン作りを目の当たりにできるようになっている。キッチンの中では10人ほどのスタッフが分担してテンポ良くラーメン・ギョーザ・焼きめしを作っているが、お客からの視線も熱く!相当なプレッシャーだろうなぁ!と勝手に要らぬ心配をする。店内はシルバーウイークということもあり、家族連れで大変賑わっている。座席の数も100名近いか!
 店内を観察している内に順番がきた! メニューはラーメンが味噌・塩・醤油 でなんと500円・ギョーザは250円である。お店の案内を見ると、味噌が一番人気のようだ、味噌ラーメン野菜トッピングで注文、ギョーザもオーダーする。「味噌ラーメンはニンニク入れますか?」と聞かれたので思わず「ヤサイマシ・・・」「いや・入れてください」とお願いする。ふと、周りを見渡すとお客が中心のカウンターに向かって歩いている、何かと思って見ると、おでんが置いてあった。愛媛ではラーメン食べながらおでんも食べるのが文化のようだ、自分もひとつおでんを頂く。
 ほどなくして出てきた味噌ラーメンは具が一杯である、スープを食すとすっきりした味噌スープ、味噌のかおりが関東のそれとは違う、どうやら麦味噌のようだ、ニンニクもしっかり主張してきて素直においしい。麺は中太のストレートでシコシコである。山盛りの野菜の具の中から海老が出てきた! なんでも有りである。同行者は塩ラーメン・トッピングチャーシューでオーダー、こちらも甘めな塩味で関東にはない味わい! 麺は味噌と同じストレート。おでんとギョーザでおなか一杯である。ラーメンとおでんのコラボもありだと思う。それにしても後からお客さんの絶えない地元でも人気店のようだ。
 後に神奈川に戻って調べてみると、この豚太郎砥部店は1日1000杯は売り上げる大変な人気店らしい。愛媛県民には神奈川でいう「吉野屋」と同じ感覚らしい! 四国愛媛の中でチェーン展開しているラーメン屋で、店舗によってだいぶ味の差があるとのこと。また愛媛に行った際にはリピートする事にしよう!(2009/9/21)
[ここがおすすめ]愛媛県民の台所、ラーメン文化の奥深さを感じる。