なかじま
[住所]会津若松市上町2-39
[電話]0242-24-5151
[営業時間]1100-1430,1700-2000
[定休日]火
[アクセス]JR会津若松駅下車。徒歩約20分。七日町駅からも同様。
[ジャンル]煮込ソースカツ丼
[座席]カウンター×約12、座敷に卓袱台4×3
[駐車場]有り


 

 

 

元祖煮込ソースカツ丼 850円

 こちらが元祖煮込ソースカツ丼のお店のなかじま。以下は「かめかめかめラ」からの抜粋。
  仙台から乗車した高速バスは会津若松インターチェンジを降りて、会津アピオ入口で停車した後、12時13分に会津若松駅到着。私は市内中心部である次の神明通りで降りる。時刻は12時22分。ほぼ定刻通りである。中合というデパートでトイレを借り、なかじまグリルへ向かう。主要道の歩道は雪が取り除いてあるが、横道にそれると路面に雪が残り一部凍結していて歩くのに苦労する。いつもの半分くらいのスピードでゆっくりと歩いて約5分。なかじまグリルへ到着した。

  ここは“元祖煮込ソースカツ丼”で有名なお店だ。会津地方は元来ソースカツ丼文化が根付いておりカツ丼というとソースカツ丼を指す場合が多いという。ソースカツ丼とはご飯の上に千切りキャベツを敷き、その上にソースで味付けしたカツを置くのだが、ここではソース味で煮込んだ卵とじしたカツ丼が提供されるということを「全日本 食の方言 地図」という本で知った。

 昭和23年創業のこのお店は営業時間が11時から14時と短く、夜は出前のみ行なっているようである。カウンター約12席、座敷に4人用卓袱台が3卓ある。幅の広いカウンターの隅に座り“元祖煮込ソースカツ丼850円”を注文する。ちなみにキャベツソースカツ丼850、中華そば500などのメニューもある。お客さんが多く15分ほどたってからカツ丼が運ばれてきた。 フタを開けると香ばしいソースの香りが漂う。まさに卵とじのソースカツ丼である。カツを食べるとソースの酸味が利いていてソース好きにはたまらない美味しさである。卵がある部分のカツはソース味が卵で和らげられていて酸味が少ない。肉自体も柔らかくて美味だ。まさしく地方独特の食文化である。 (2005/02)
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