浪江名物 元祖焼そば 縄のれん(なみえめいぶつ がんそやきそば なわのれん)
[住所]双葉郡浪江町大字権現堂字南深町22-2
[電話]0240-34-3175
[営業時間]1000-1400,1700-2300
[定休日]不定
[アクセス]JR浪江駅下車。
[ジャンル]焼そば、大衆酒場
[座席]カウンタ×5、テーブル4×2、小上がりに卓袱台4×3
[駐車場]あり



 

 



焼そば 580円 + 味噌ラーメン 580円 + 支那そば 480円

 伊勢原の輪のオヤジの遠足の二日目の昼食は常磐線沿いの福島県浜通りは浪江町に来てみました。ここは最近のB級グルメブームに乗っかり、焼そばで街おこしをしています。駅から徒歩2分ほどで郵便局近くの縄のれんのお店に到着しました。小雪混じりの肌寒い天候ですが、店内はストーブが灯り暖かな空間になっています。店内を見渡すと、歴史を感じる内装が印象に残りますし、日本酒の種類が多く、つまみのメニューもあり、大衆的な居酒屋としても機能しているのが推測されます。ピンボケになってしまいましたが、「毎度ご来店誠にありがとうございます。当店創業以来55年間続く特殊製法で茹で上げた麺を真心をこめて焼上げます。茹で上げから完成までの所要時間は約40分です。まずは基本の味を、次いで好みで一味、ふた味、胡椒、惣酢(ソース)を用いていろいろな味をお楽しみください。」と掲示してあります。かなり出来上がるまで時間がかかるようですが、四人でいろいろな話しをしながら待っていると、注文してから30分くらいで出てきました。
 焼そばは、真っ黒な色の衝撃の極太麺です。硬さは柔らかめなのですが、存在感は強く残ります。「焼そば専用」と書いているふた味をかけるとピリカラになり、ソースを加えると酸味が強くなりいろいろな味が楽しめます。個人的には好みの味でしたが、B級グルメとしては時間がかかりすぎるので普及するには工夫が必要かも知れませんね。



 



 そんなことより驚いたのは「味噌ラーメン」なんです。確かに、注文したときに「味噌ラーメンは餡かけですがよろしいですか?」と言われましたが、それほど気にとめていませんでした。表面全体を餡が覆ったものとは思いもしなかったからです。今まで全国各地でラーメンを食べてきましたが、こんなスタイルのラーメンは初めてです。餡の中にはもやしや挽肉などが入っており、味噌の味はそれほど強くありません。そしてニンニクがかなり利いています。M氏ならフック度高しと評価することでしょう。
 支那そばはごく普通の支那そばでした。それだけ食べれば美味しいと思いますが、焼そばや味噌ラーメンと一緒に食べるとインパクトが弱くなるのは仕方ないことでしょう。(2011/01)
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