月村
(げっそん)(1999/7/10閉店)
住  所:札幌市中央区南5条西4丁目ソシアビル1F
電  話:011-512-2244
営業時間:1130-2700、日祝:1130-2000
定休日 :無
アクセス:すすきのの繁華街の中
ジャンル:札幌
座  席:カウンターのみ10席
行った日時:1999/7/1(木)2245
食べたもの:とんこつラーメン 700円

コメント:すすきのを歩いていたら薄野ラーメン月村を偶然に発見。もちろん入店(笑)。店内は先客0、後客0、おまけに張り紙には「7/10を最後に閉店します」とのこと。情報によると1997年12月10日に開店したばっかりだよなぁ。うーーん、弱った。メニューには右側からとんこつ・しょうゆ・みそ(いづれも700円)・セット(ラーメン+牛とじ)(950円)などがあり、とんこつラーメンを注文。メニュー構成などから「とんこつ」が「塩」に当たるようである。

 しばらくしてから白濁したスープをたたえたラーメンが出てきた。スープは、店内にある蘊蓄「20時間煮出したとんこつ白湯スープに海の旨みを加えた」からは考えられないほどコクがなく、あっさりしすぎている。化学調味料や食品添加物を使用していないことにこだわりを感じるが、何せインパクトが感じられない。少な目にのっている背脂を多めにしてもらったら、少しはこってりしてきた。しょうゆ味のスープも飲んだが、こちらもあっさりしすぎている。ガイドブックによるとフランス料理と和食の知恵をあわせたスープということだが、どこに生かされているのかは疑問。麺は森住製麺で、中太やや縮れ麺。具は、チャーシュー(1)・メンマ・のり(1)・ネギ。

 他に客がいなかったので店主といろいろ話すことができた。もともとこの店は札幌で焼鳥屋のチェーン展開をしているグループの唯一のラーメン店でこの場所もいづれ焼鳥屋になる、もっとこってり感のあるラーメンを出した方が人気が出ることはわかっているが基本的には今のやり方を変えるつもりはない、いずれどこかで再開予定である、などなど。お茶の間モードで楽しい時間を過ごすことができた。

ここがおすすめ:あっさりしすぎのとんこつラーメン