あらとん
[住  所]札幌市中央区北10条西21丁目15-4 札幌場外市場食堂長屋
[電  話]011-612-6312
[営業時間]9:00-18:00
[定休日 ]月
[アクセス]地下鉄東西線二十四軒駅下車。徒歩約5分。JR桑園駅からは約10分。札幌場外市場食堂長屋内
[ジャンル]鮮魚系
[座  席]カウンター×14
 

 

あら焚き豚骨味噌 750円
 二度目の訪問。魚の“あら”と“とん”こつを使うから店名が“あらとん”。新宿の麺屋武蔵で腕をふるった店主がこちらで独立した。3月に来たときは冬で締め切っていたせいか、魚臭さが店内に充満していたが、今回はそれは解消されていた。メニューは、あら焚き豚骨醤油680、あら焚き豚骨味噌750、肉入りは各+300、あらとんつけ麺680、あじ玉100、チャーめし250、からまき350など。前回はあら焚き豚骨醤油を食べたので、今回はあら焚き豚骨味噌を注文した。
 丁寧な仕事ぶりが見えるオープンキッチンで作られるラーメンは、作っている時からワクワクする楽しみがある。やがて出てきたラーメンは、濃厚で魚介系のエキスがたっぷりと入ったスープに、太縮れ麺でプリプリした極上の麺がピッタリと合う。具は、炙りチャーシュー・メンマ・糸とうがらし・ネギなど。一部わからない具材もある。完食! 丼には「粗焚」の文字があった。(2007/10/7)
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あら焚き豚骨醤油ラーメン 680円
 朝来て、営業時間外だったために断念したこのお店へのリベンジ。でもホームページにも“営業時間7:00-18:00”って書いてある。早いとこ訂正しておいてね。私みたいな人が出てきちゃうから。どうしてこんなにこだわるかというと、店長が麺屋武蔵出身だということと濃厚な豚骨魚介系が味わえる可能性が高いこと。さて、今日の仕事も終わり、札幌場外市場食堂長屋を目指す。地下鉄東西線の二十四軒駅から歩いて5分くらい。5分と聞くとたいしたことないように聞こえるが、雪は止んだものの、寒いし歩道には雪や氷が残っていてとても歩きにくい。やっとたどり着き、のれんがかかっているのを確認できたときホッとした。店内に入ると当然のようにメガネが曇る。そして魚臭いにおいが鼻をつく。メガネを拭いてメニューを確認し、基本であろうあら焚き豚骨醤油ラーメンを注文した。店名の「あらとん」だが、「あら」は魚のアラ(頭の部分)、「とん」は豚骨のことである。カウンターに次のような張り紙があった。「あら焚き豚骨ってなんぞや? ドンドコ焚いた豚骨スープに魚の粗(あら)を豪快に加えいい感じに仕上げました。魚は季節により変わりお楽しみいただけます。」  魚の種類が変わるってことはスープの味が変わることですから、本当に楽しみですね。
 小振りな丼に入ったラーメンが出てきた。強い魚介系のスープをこれまた強い豚骨で支えたスープはとろみもありかなり強い。店内のにおいに比べるとラーメン自体はしっとりと落ち着いているのが不思議である。麺も超極太でスープに負けていない。この麺で、つけ麺も食べたいくらいだ。具は、チャーシュー・メンマ・ネギ。店主と店員の対応はキビキビしていて清々しく感じる。ただし店内の魚臭いにおいには好みがあるだろう。(2007.3.17)
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