えきそば
[住所]姫路市駅前町188-1 JR姫路駅構内
[電話]079-282-5240
[営業時間]0600-2300
[定休日]無
[アクセス]JR姫路駅構内山陽本線ホーム
[ジャンル]駅そば
[座席]立席
[駐車場]無


 

天ぷらそば 360円

 寝台特急サンライズ瀬戸は姫路駅に定刻の10分遅れの午前5時35分に到着した。北口を出ると遠くに見えるのは姫路城。駅前を散策して時間をつぶし、6時5分前にはJR在来線の5・6番ホームのえきそばの前で待ち始めた。6時開店のこのお店だが、6時13分発の姫新線の列車に乗るのでできれば口開けの客になりたいのだ。6時になり店内に入り券売機で天ぷらそばの食券を買う。そばと言っても鹹水入りの中華麺であり、和風のダシとのミスマッチが売りらしい。トッピングの天ぷらは、衣だけがふわっと揚げてあるようなもので、中身の具はない。ホームで食べるファストフードとしては歴史も個性もあり満足である。(2015/9)
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えきそば きつね 330円
 姫路と言えば「えきそば」である。もちろん一般的には姫路城だが、麺食い(笑)的にはえきそばである。姫路駅は高架に改築工事中であり、高架になった山陽本線の上り下り各ホームにある。また姫新線や播但線のホームにもあるという。姫路駅構内以外にも、姫路駅南口や加古川駅南口の麺処「木八」でも食すことができる。まねき食品が経営している。
 創業昭和24年(1949年)の老舗の「えきそば」。メニューは、えきそば天ぷら330、えきそばきつね330、和そば天ぷら350、和そばきつね350、うどん天ぷら350、うどんきつね350、冷ぶっかけ和そば330、上天えきそば430など。14-17時は「えきそば」タイムサービスとして、えきそば天ぷら・えきそばきつねを250円で食べることができる。「えきそば」とは何かと言えば、かんすい入りの中華麺に和風だしというミスマッチの商品のこと。メニューの和そばというのが日本そばなのである。メニューの一番上は「えきそば」である。
 さて、えきそばきつねの食券を買い、カウンターで待つ。さっと麺を茹で、手慣れた手つきでスープを注いですぐに完成する。かんすいが入っているのでほんの少し黄色い麺が薄いダシの中を泳いでいるといった外観である。スープは昆布などの関西風の和風ダシ。中ストレートでうどん様である。具は、油あげ・ネギ。ファストフードとしては申し分なし!(2006.7.23)
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