志七そば 吉田屋
(しなそば よしだや)
[住所]京都市左京区北白川追分町2-7
[電話]075-723-2456
[営業時間]11:00-14:30、17:30-24:00、日祝11:00-23:00
[定休日]木
[アクセス]京阪本線出町柳駅下車。今出川通を東へ。百万遍交差点を直進し京大農学部前バス停の少し先の左側。徒歩約15分。
[ジャンル]和風
[座席]カウンター×12、テーブル4×1
[駐車場]なし
 

 



志七そば 600円

 2005年開店のこちらのお店へ。和風ダシのラーメンに期待する。メニューは志七そば600、志七そば濃口(限定50杯)600など。“志七”で“しな”と読ませるこだわりがあるし、京都で吉田屋とは、店主は幕末ファンなのかなぁと思ったら、この近くには吉田山や吉田神社があるのでそちらからの命名だろうな。お店は二人の男性が切り盛りしているが適度な緊張感があって好ましい。メニューの裏に蘊蓄が書いている。

 「当店ではお客様に安心して召し上がっていただけるよう化学調味料や添加物などをいっさい使用しておりません。」
 「別名“献上昆布”として名高い北海道は南茅部産の昆布の王道である真昆布をはじめ・・・・・、鰹節は鹿児島県枕崎で水揚げされる・・・・・・、九州天草のきれいな海で育った美味しい魚を天日干し・・・魚節、国内産豚骨、地鶏・・・。特注の極細麺には国産全粒粉を使用しております。」

 出てきたラーメンは、まずビジュアルが美しい。一目ぼれである。スープは魚介系の豊富な見事な和風ダシである。やさしい飲み口だが、コクも充分に出ている。麺はやや茶色い色彩の極細ストレートで、何かが練り込んである。ひょっとしてそば粉? 具は、チャーシュー・メンマ・白髪ネギ。チューシューもメンマもかなり美味しい。久しぶりに完食してしまった。丼には「完食深謝」の文字がある。お店のホームページはこちらだと思われるが、まだ未完成なのだろうか?(2009/8/21)
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