天神そば
(てんじんそば)
[住所]岡山市天神町1-19
[電話]086-223-7057
[営業時間]11:00-16:40(1時間ほどの延長あり)
[定休日]土日
[アクセス]市内電車城下(しろした)電停下車。徒歩1分。
[ジャンル]岡山
[座席]カウンター×6、テーブル4×1、3×1
[駐車場]なし?
 

 

 

「一番」 天神そば 750円

 岡山へ出張である。後輩のTとUと一緒に、昼しか営業していない天神そばへ。天神といえば博多であるから博多ラーメンと思った人もいるかも知れないが、ここは住所が“岡山市天神町”なのである。店内は満席なので店外でしばらく待つことに。営業時間は、二種類ある? 一つは「朝11時より午後4時40分まで」と、もう一つは「朝11時より午後2時40分まで、午後4時15分より午後6時30分まで」である。どっちが本当なのだろうか?   お店の前の歩道にはビニール袋に入った肉がそのまま置いてある。まぁ、こんなことでもいいのかな?  あまりお目にかかれない状況ではある。しばらくして店内から三人出てきたのでお店に入ると、まずテーブルに二人とカウンターに一人座らされた。お店の中は雑然としている。メニューは、番号で呼ぶようで、「一番」は天神そば、「二番」は肉ヌキ玉子入り、「三番」は大盛、「四番」は玉子入り、「五番」は大盛玉子入り、「六番」は肉の多く入り、「七番」は大盛肉の多く入り、といった感じである。私は「一番」、若いTとUは、それぞれ「六番」と「四番」を注文した。
 出てきたラーメンは、茶色のスープがなみなみと注がれている。スープは、豚骨・鶏ガラ・昆布などだろうが、ダシは薄めである。麺は細ストレートで、硬めに茹でられておりシャキシャキしている。具は、チャーシュー(4-5)・紅縁取りカマボコ(2)・もやし・青ネギ。(2009/10/9)
[ここがおすすめ]常連に人気がある、岡山の東池袋大勝軒のような雰囲気のお店
[常任特派員報告]
[行った日時]2003/01/14 12:30
[食べたもの]1番(ラーメン) 600円

[コメント]出張で岡山へ。事前に情報収集していないため最寄の本屋へ飛び込み、簡単に行けそうという理由で、大通りに面した「天神そば」を選択。10人ほどの行列ができています。店外に並ぶと、古い店構えの軒下にはなぜかフライパンや麺きり用のざるがぶらさがっており、さらにふと足元に目をやると、透明なビニールに入った大量のトリガラ(多分未使用)が無造作に置かれています。う〜ん衛生的にどうかなあ。ま、屋台と思えばいいか(笑)。しばらくして店内に入ると、「せ、せまー!」。まだ座れない順番待ちの客がギュウギュウ詰めの上、カウンターなどは、普通なら3〜4人がけというスペースに6人が押し込まれています。完全なオープンカウンターの向こうではおっちゃん1人とおばちゃん2人が流れ作業で働いています。そして特徴的なのが注文の仕方。基本的には1種類しかないのですが、1番(基本)から11番まで、麺、肉、玉子、野菜の多少や有無で分かれていて、客は番号で注文するのです。テーブル席にどうにか腰掛け、1番を注文。店内を見回すと、壁一面に食や健康に関連した新聞の古い切り抜きが張られています。「へえー、腐りかけのバナナが一番抗ガン作用が高いのか・・ってほんとかよ」と一人で突っ込んでいるうちにラーメン登場です。

 まず茶濁のスープ。・・もう一口。うーむコクが無い。というより味が薄い。トリガラ主体のようですが、狙った薄味ではなく、単にだしの取り方が弱い感じです。次に麺。中細ストレートですが、これは歯切れよく、広島あたりの麺と近い感じ。具は、チャーシュー4枚(バラが2枚にモモ?2枚)、もやし、紅白かまぼこ2枚、万能ねぎ。チャーシューメンじゃないのにチャーシューが2枚以上入っていると、それだけで喜んでしまう私は幼いのでしょうか(笑)。しかし全体としては、スープに重きを置く私としては△評価の一杯でした。