中華そば 大喜 西町本店
(ちゅうかそば たいき にしちょうほんてん)
[住  所]富山市太田口通り1-1-7
[電  話]076-423-0502
[営業時間]11:00-20:50
[定休日 ]水
[アクセス]路面電車の富山市内軌道線の西町(にしちょう)下車。平和通りを大和デパート方面へ行き最初の路地を左折し、すぐの右側。大和デパート西出口の対面。徒歩3分。
[ジャンル]富山ブラック
[座  席]カウンターのみ約25席
外観

[行った日時]2003/05/22(木)13:00
[食べたもの]中華そば(小) 600円

[コメント]昭和22年創業の富山の老舗の一つで、“元祖富山ブラック”の店である。市内に4店ほどの店があるが、ここが本店である。店に入るとすぐ左側に「ラーメンランキングで全国29位に選んでいただきありがとうございます」という主旨のお知らせが貼ってある。店内には、今昔いろいろな絵や書物が飾ってあり、タイムスリップしたような独特な雰囲気である。メニューはシンプルで、中華そば(小)600、(大)900、(特大)1200、生たまご50である。ちなみに(小)というのが普通の量である。中華そば(小)を注文。

 スープは、本当に真っ黒である。濃い口醤油の塩辛さがそのまま舌にしみていくようだ。“塩辛い”と言うよりも、“醤油辛い”と言った方が適切かも知れない。麺は、極太ほぼストレート。ムシャムシャ食べる感じだ。具は、チャーシュー(5-6)・メンマ(塩辛い)・ネギ(多め)・黒胡椒。見た目はチャーシューメンのようでした。

 店内のパンフレットによると、「労働者のために濃い味付で、チャーシューのたっぷり入った“よく噛んで”食べるおかずの中華そば」から富山ブラックは始まっているらしい。「(一)麺:硬めストレート太麺、(二)スープ:濃い口しょうゆ味スープ、(三)具:塩っ辛いメンマ・チャーシューは手切り・秘伝のしょうゆダレ・荒切ネギ・荒引き黒コショウ」とあり、★必読★美味しい召し上がり方として「三味一体 まず 混ぜよ!」とある。「まず先に、麺・チャーシュー・メンマをスープの中で混ぜるべし。全ての具をスープになじませることで、大喜の味が出来上がるのだ。これ常識なり」。これが富山の常識なんですね。

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