支那そばや
(しなそばや)
[住  所]横浜市港北区新横浜2-14-21 新横浜ラーメン博物館内
[電  話]045-471-0503
[営業時間]11:00-22:00
[定休日 ]無
[アクセス]新横浜駅から徒歩5分、新横浜ラーメン博物館内
[ジャンル]和風
[座  席]多数
 

 

冬麺 950円
 横浜での仕事が終わったので新横浜ラーメン博物館に寄る。このところこちらでは旬麺という企画が開催されており、第三幕として「冬麺」が行われていた。テーマは味噌。支那そばやに入り、その冬麺の食券を買う。イスに座りしばし待つ。そうしている間にも期待が高まる。
 しばらくして出てきたラーメンは、味噌の香りが香ばしい。この店の作品テーマは“なご味”〜冬のひと時〜である。
 常に味を追求し続ける佐野実氏だが、今回のテーマ「味噌」では一体どのような作品を創るのか? という興味を持つ人が多いのではないだろうか。
 佐野氏曰く「今回のポイントは『香り』。ニンニクや脂を使った味噌ラーメンが多い中、味噌本来の香りを楽しめ、ホッとする味わいに仕上げました。」とのこと。そのポイントとなる味噌ダレには香り際立つ「麹味噌」を主体に、麺は味噌の強さに負けないよう、新たに太麺を創作。注目すべくは作品中央に位置するもうひとつの味噌「鶏味噌」である。この鶏味噌は、味噌田楽などに使われる京都産の桜味噌をベースに、鶏の挽肉・ごぼう・ショウガ等をブレンドしたもの。「ごぼうを入れることにより味噌の香りを引き立たせる」と隠し味について語ってくれた。 この鶏味噌はスープに少しずつ溶かし、味わいの変化を堪能していただきたい。冬の寒さを忘れさせてくれる暖かさは、まさに和(なごみ)のある「冬のひと時」である。

 鶏味噌を溶かしながら食べると確かにあっさりした味噌からコクの深い味噌へという味の変化がわかる。麺は中太ストレートで表面がとても滑らかである。具は、鶏味噌・チャーシュー・メンマ・白菜など。(2008/2/4)
[ここがおすすめ]心と身体が和む一杯
行った日時:20011031(水)1900
食べたもの:石臼挽き麺 1200円

コメント:値段は誤植ではありません。ラ博の各店には食べ歩き用にミニラーメンがあるのだが、ここのミニラーメンは絹腰和伊麺しかないのである。しかし1200円ならラーメン2杯食べられるなぁ。なお石臼挽き麺は10月24日からの新メニューだそうだ。一日100食限定とか。

 さてスープは柔らかい印象の醤油味で円やかである。麺は細ストレート麺である。これが価値があるのだろうが、美味しいとは感じるものの、1200円分の価値は私にはわからない(もちろん麺だけの値段ではないが)。具は、チャーシュー・メンマ・青い野菜???・白髪ネギ・細切りショウガ。チャーシューは大判で柔らかくてお勧め。

 蘊蓄によると、「石臼で挽いた香り、旨み、歯ごたえの三拍子揃った麺は切り歯26番の細麺ストレート」「石臼で挽くと、通常の製粉よりなんと20倍以上の時間がかかる」など。第1弾がイタリア産デュラム粉を使った絹腰和伊麺、第2弾が中国の原生種黒小麦をブレンドした黒小麦麺、そして第3弾がこの石臼挽き麺。
行った日時:20001113(月)1715
食べたもの:黒小麦麺 850円 + 名古屋コーチン味付玉子 150円

コメント:黒い麺です。中央アジアが原産地の黒小麦(小麦のルーツという説もある野生種)。つまり“米”に対する“ワイルドライス”と同じく、“小麦”に対する“ワイルド小麦”ということか。そういえば、ワイルドライスも茶色っぽかったっけ。だからワイルド小麦も黒いんだ!(きっと、たぶん、おそらく、そうであってくれ、たのむ・・・・)

 黒い麺です。メンマの色より明らかに黒いんです。味付玉子よりも黒いんです。(あっ、名古屋コーチンの味付玉子は半熟で大変美味しかったです) 小麦?の香りが漂います。食感や口当たりも普通の麺と違います。まったく新しい麺です。21世紀の麺シリーズ第2弾だそうです。ちなみに第1弾は「絹腰和伊麺」。

ここがおすすめ:黒い麺です。
行った日時:20000410(月)1600
食べたもの:絹腰和伊麺 850円

コメント:話題の絹腰和伊麺を食べてきた。塩ベースのスープにはコクがあり美味しい。麺は一口目にはそうめんのような口当たりを感じた。好みの分かれるところかも知れない。春休みが過ぎたので一時の混雑ほどではなくなった様子。