日の出ラーメン
(ひのでらーめん)
[住所]横浜市中区宮川町3-63-3
[電話]045-261-1728
[営業時間]11:00-26:00、土9:00-26:00、日9:00-23:00
[定休日]無
[アクセス]京急本線日ノ出町駅より徒歩5分、JR桜木町駅より徒歩10分。ドン・キホーテの隣。
[ジャンル]個性的
[座席]カウンター×約15
[駐車場]たぶんなし

外観

剛満つけ麺ブリックス30/全景

剛満つけ麺ブリックス30/麺

剛満つけ麺ブリックス30/つけ汁

剛満つけ麺ブリックス30/つけ汁の絡み

 今日は日の出ラーメンの試食会に参加した。我々合計6人がお店の一番奥に陣取り、しうさんのリードでまずはお店の方々とのご挨拶。そして次々とラーメンが出てくる。
 まずは、剛満(ごーまん)つけ麺ブリックス30という近々メニューの加わるもの。通常メニューになっている剛つけ麺をさらにグレードアップしたものである。まずは麺だけ食べてみる。一見讃岐うどんのような極太麺。縁が角張っていて、モチモチ・プリプリそして噛むチカラを利用しているように反発してくる歯ごたえに麺自体のチカラ強さを感じる。これは郡山市の富多屋製麺への特注だ。これだけを見てもお店の飽くなき探求心を感じることができる。濃厚豚骨ダシに鶏ガラを加え煮込んで濃度をあげ、さらに煮干しなどの魚介系のダシも加えた重厚なつけ汁が、この麺に実によく絡む。麺を食べるごとにつけ汁が減るのが明らかにわかるのである。今回はスープ割りはなかったが、本メニューになった時にはスープ割りも可能なので、スープ割りはその時に味わってみることにしよう。


剛満つけ麺ブリックス30ワイルドタイプ/つけ汁

剛満つけ麺ブリックス30ワイルドタイプ/つけ汁の絡み

 次いでやはり剛満つけ麺ブリックス30ではあるが、こちらはよりワイルドなもの。さすがにワイルドだけあって、トロミが物凄い。参加者からも思わず声が出ていたが、まるでポタージュスープのような個性的なものなのだ。神奈川で一番濃いつけ汁かも知れない。「百聞は一見にしかず」でもあるので、言葉より動画を確認してください。


 ザラザラした食感が気になる人もいるかも知れないが、ありふれたつけ麺に飽きた人にはぜひチャレンジして欲しいし、その価値は十分にある。麺は同じなので、スープの絡みもさらによい。これをスープ割りしたらどんなに美味しくなるのか、想像するだけで楽しくなる。
 このつけ汁の中にご飯を入れて食べてみたいという声も聞かれたが、タマゴかけご飯に大サジ1杯くらいのこのつけ汁をトッピングしたら美味しくなることだろう。一度試してみたいなぁ。
 現時点では発売は6月1日になる予定で、しばらくは一日限定10食程度を考えているようだ。


剛つけ麺/全景

剛つけ麺/つけ汁
 剛つけ麺は、具材がつけ汁の中に入っている。これももちろん濃いつけ汁のつけ麺なので、美味しいのだが、先にブリックスを2種類食べてしまった後では、物足りないと感じてしまうのもやむを得ないことだろう。それだけブリックス30のインパクトが強いということなのだ。


味噌つけ麺/つけ汁
 味のバリエーションとして味噌つけ麺もある。何度か味わったらたまには変わった味である味噌もいいであろう。醤油や味噌に代表される日本の醸造技術には以前から感服しているが、このつけ汁も味噌風味になると懐かしい趣になるのが不思議だ。


カレーつけ麺/つけ汁
 こちらもバリエーションの一つであるカレーつけ麺。甘めのカレーなので、子供にも食べられそう。大人向きにはもう少しスパイスを加えた方がいいかも知れない。しかし、カレー好きの日本人には一粒で二度美味しいメニューであることには間違いない。


鶏白湯/全景

鶏白湯/麺
 鶏白湯である。こちらも数年前からの流行りであるが、丸鶏と鶏ガラ主体のスープは甘からずコクがあり、なかなかのもの。このお店にもこのようなメニューがあるんだ。麺は中細ストレート。やや柔らかめな印象。


ガッツ麺/全景

ガッツ麺/拡大

ガッツ麺/麺
 ガッツ麺とは油そば・和え麺である。平たい皿で出て来るガッツ麺は、その名の通り、かなりの存在感を感じる。麺・味ともにかなりのインパクト。


こく塩らーめん/全景
 こく塩ラーメンは、豚骨塩という組み合わせの珍しさがある。

 試食会に参加することにより、たくさんのメニューを一度に食べることができ、味や食感の違いが明らかになることを経験した。このような貴重な機会を与えてくれた、しうさんやマーコさんに感謝である。(2009/5/24)