かめかめ・かめラ
日暮里・舎人ライナー
(東京都荒川区・北区)
(2008/5/10)(記 2008/5/17)


 夕方から都内で用事があるので、それまでの時間を利用して今年の3月に開通した日暮里・舎人ライナーに乗ることにした。伊勢原から小田急線で新百合ヶ丘へ。そこで多摩急行に乗り換えて、そのまま西日暮里に向かった。今までは代々木上原で乗り換えていたが、こういう乗り換えもありだ。実はトイレに行きたくて新百合ヶ丘で降りて、次に来た列車が多摩急行だったのである(笑)。まさに怪我の功名である。天候は雨が降ったり止んだりのはっきりしない空模様である。

 
地図1 ◇ 1日乗車券

 西日暮里駅で1日乗車券を700円で購入した。これで都営地下鉄と都電荒川線と都営バスに乗ることができるのでお得なチケットである。

 
西日暮里駅 ◇ 西日暮里〜日暮里間

 西日暮里からまずは起点の日暮里まで一駅戻る。由緒正しく(?)始発駅から終着駅まで乗ろうというのである。

 
日暮里駅 ◇ 日暮里駅構内

 日暮里駅に着いた。せっかくだから先頭車両の最前列にしようと考え、次の電車にした。待っている間に清掃担当のおじさんと話しを交わす。この電車はゆりかもめのように無人運転で、いずれゆりかもめと接続される計画があるとのことである。この日暮里・舎人ライナーは足立区民のための路線であり、埼玉県の手前でピタッと止まっている。地下鉄の都営新宿線は千葉県の本八幡まで行っているが、あれは千葉ニュータウンや成田国際空港方面へ延びる計画があったから、などなど、かなり鉄分の濃いおじさんらしく、いろいろと教えてくれる。駅構内や車内で危険な行為などが行われれば、監視カメラで状況を把握して対応するという。今はまだ、緑色のウインドブレーカーを着た係員が駅構内に待機しているが、いずれこの人たちはいなくなり、清掃担当の我々がその役割をするようになるとのこと。そんな話しをしているうちに、次の電車がやってきた。おじさんにお礼を言ってから先頭車両の最前列へ乗り込む。なかなか眺めがよい。

 
車内 ◇ 先頭から進行方向

 車内はほとんどが3列のクロスシートで、2列と1列の部分が互いに反対方向を向いている。先頭から進行方向を見ると、ご覧のようになっている。


熊野前駅の下と都電が通る。

 熊野前駅では都電荒川線をオーバークロスする。


隅田川 ◇ 荒川

 そして隅田川を越え足立区へ入り、さらに荒川を越える。


首都高速

 首都高速中央環状線をさらにオーバークロス!し、快調に飛ばしている。


地図2

 
車止め ◇ 見沼代親水公園駅

 日暮里から約20分で終点の見沼代親水公園駅に到着した。

 
見沼代親水公園

 
見沼代親水公園

 すぐそばに駅名のように見沼代親水公園があるので散策する。細いが縦に1kmくらいある細長い公園である。休憩所も多く憩いの場である。

 
車両外観

 このような新型交通システムでは車両の外観が撮りづらいがなんとかして撮った外観がこれ。


舎人公園駅

 さてそろそろ帰路に着くことにする。といっても次に舎人公園で下車。


舎人公園

 舎人公園の入口のみ散策して、次の電車で熊野前駅で下車。


都電を見下ろす@熊野前駅 ◇ 三ノ輪橋行き電車@熊野前駅


地図3

 横断歩道を渡るとそこが都電荒川線の停車場になる。

 
三ノ輪橋駅

 終点の三ノ輪橋で下車し、活気のある商店街のジョイフル三ノ輪を散策する。

 
ジョイフル三ノ輪


路地裏

 商店街から望む路地裏にはご覧のようなのんびりとした時間が流れている。


レトロな看板

 三ノ輪橋駅にはこんなレトロな看板も掲示されている。

 
さくら電車

 さくら色をした電車も元気に走っていた。