かめかめ・かめラ
ぶらり蔵の街栃木の旅
(栃木県)
(2010/5/16)(記 2010/7/3)


 ちょっと前になりますが、5月15日(土)に宇都宮で会合があり、翌日に東武鉄道とJR両毛線を使って、宇都宮〜太田〜栃木と回ってきました。旅というほどのものではありませんが、ぶらりとしてきたので、その時の様子を紹介します。
 当日は伊勢原から小田急線で新宿へ。そして湘南新宿ラインに乗り換えます。伊勢原から宇都宮まで、一度だけの乗り換えで行くことができます。今回は少し贅沢をしてグリーン席に乗りました。
 宇都宮と言えば餃子です。駅の餃子小町で餃子を食べたあと、餃子像を探しました。昔は西口にあったのですが、今は東口に移っていました。


 会合は宇都宮グランドホテルで行われました。歴史のあるホテルのようで、館内・室内設備は古いものの、庭園が見事であり、それもそのはず、中世鎌倉時代、宇都宮城主藤原宗円(そうえん)氏(関白道兼の曾孫)ゆかりの地の一部に建てられたホテルだそうです。
 秩父宮妃殿下、皇太子明仁親王・美智子妃殿下(今上天皇・皇后)、昭和天皇・皇后、皇太子浩仁親王殿下・昌子妃殿下、元イギリス首相サッチャー女史などが宿泊されています。


 翌日はタクシーで東武宇都宮駅へ行き、東武宇都宮線でまず栃木へ向います。東武宇都宮駅は思いの外に小さな駅でした。東武鉄道の路線図を見ると、宇都宮線は普通列車しか走らないローカル線であることがわかります。


 東武鉄道栃木駅でJR両毛線に乗り換えて伊勢崎へ向います。栃木駅は高架式の新しい駅です。栃木から二つ目の岩舟駅の近くには写真のような切り立った岩舟山を見ることができます。


 伊勢崎への到着が遅れ、東武伊勢崎線へあわてて乗換えます。伊勢崎駅は高架化の工事中でした。その隅っこにある東武伊勢崎駅から太田駅へ向います。太田は焼そばで知られており、まずは我が息子の名前を連想させるお店の「ともちゃん」まで10分かけて歩いて行きます。事前調査によると午前10時開店でしたが、着いてみると店頭には「OPEN11:00」とはっきりと書いてあります。あ〜、残念! 一軒目に振られてしまいました。


 それではと太田駅まで戻り、駅南口のドン・キホーテの中にある、第二候補の「ソースばばぁ」へ足を延ばします。ところが・・・・・、ご覧のように「都合により暫くの間休業とさせて頂きます」という張り紙がしてあります。なんと二軒目にも振られてしまいました。太田焼そばに関するネットの情報は寂しいものがあります。


 駅にあった「待ち合わせの場所 おおたん」のモニュメントもなんだか悲しそうです(笑)


 どうも太田焼そばとは縁がないようです(笑)。しょうがないので(“焼そば”だから“ショウガ”というわけではありません)、東武鉄道で足利市駅まで行き、足利駅からJR両毛線で栃木駅まで戻ります。
 蔵の街として知られる栃木を散策します。そして実は栃木も焼そばで有名なのです。


 駅から歩いて10分ほどの好古壱番館で栃木焼そばを食べました。元々ここはお蕎麦屋さんなんですが、焼そばでも知られています。


 せっかく栃木まで来て焼そばだけ食べて帰るのはもったいない(笑)ので、栃木のB級グルメの夕顔ラーメンを食べることにしました。最初の候補のお店はレトロな佇まいの昭和軒食堂です。しかし、、、、営業していません。日曜休みかも知れません。


 今日はことごとくついていません。少し離れた場所にある、第二候補のはやみ食堂に向います。ここは日曜日は営業しています。10分ほど歩きやっと着きましたが、、、、、、ごらんのように定休日が日曜日に変更になっていました。あぁ・・・


 いったいどんな悪いことをしたというのでしょうか?  とぼとぼと歩き蔵の街栃木の街並みを楽しみましょう。舟運で栄えた北関東の商都、栃木。水が豊富です。


 巴波川にかかる橋の欄干には、鯉がデザインされています。


 巴波川には蔵の街遊覧船が運行しており、川の上から蔵の街を楽しむこともできます。


その動画はこちらです。


 これは栃木市役所別館です。1920年に県庁跡地に建てられました。この建物の裏側は県庁堀として知られています。そう、明治時代はここ栃木市が栃木県の県庁所在地だったのです。


 これは片岡写真館です。明治2年創業の写真館ですが、ごらんの通りの貫録があります。


 やはり夕顔ラーメンがあきらめ切れずに、栃木駅にほど近い大興飯店に寄りました。




 かんぴょうの基になる夕顔を麺に練り込んであるようです。そのせいか、麺はなめらかな食感があります。ようやく満足できたところで、栃木駅から東武鉄道で帰途につきました。