かめかめ・かめラ
【特別寄稿】
神奈川新聞社創業120周年記念
特急かながわ
(神奈川県)
(2010/11/20)(記 2010/11/25)
神奈川新聞社創業120周年を迎え、
特別に募集された貨物線をめぐる特急かながわ号に乗ったTさんから特別寄稿をいただきました。
Tさん、ありがとうございました。
先週土曜日、神奈川新聞が主催した特急「かながわ」桜木町発関内行きに乗ってきました。
競争率5倍強の難関を突破しました。これまで何回か貨物線を走る列車に応募してきましたが、
ようやく願いが叶いました。
集合場所の桜木駅からモハ183系の特急に乗り込みました。
座席は指定で、乗り込むと水と水出し茶に神奈川新聞が配られました。
列車は北に向かって走り出しましたが、横浜に着くことはなく
貨物の高島線で横浜駅の東側を走りました。
キリン生麦工場付近で東海道線貨物線に入り、鶴見駅の先で浜川崎に方面に分岐し
浜川崎駅の東側に止まりました。
列車運行を知った鉄道ファンが大挙していました。
貨物線を走る関係で時間調整の停車が何度かありました。
その間にシュウマイ弁当と足柄茶が配られました。
列車は南武貨物線から横須賀線方面への貨物線を渡って新鶴見駅に。
そこから引き返す形で鶴見駅から貨物線を通って横浜羽沢駅へ。
コンテナ用の広いプラットフォームの横浜羽沢駅です。
5年後には相鉄線の電車が停車することになるかもしれません。
東戸塚からは東海道貨物線で小田原まで進み、そこから東海道線で根府川駅へ。
唯一の車外に出られる機会で一気に350人以上が車外に出て撮影タイムが始まりました
電車は再び東海道貨物線で大船に行き、そこから貨物専用の渡り線で根岸線に移り関内まで走りました。
車内では冷凍ミカンが配られました。
約5時間の旅は終了。関内駅の外で桜木町を出るときの電車の写真をいただいて解散しました。
神奈川産の物を食べ、神奈川県内だけを走る列車の旅を満喫しました。
これで日本の鉄道を制覇すれば乗車率は100%を越えることが確定しました。
神奈川新聞によれば参加者で一番多かったのは40-60代のカップルだそうです。
うちも珍しく妻も参加しました。
子ども連れが多かったらちょっと恥ずかしいかと思いましたがそうではなくホッとしました。
では記念品にもらったサボ(電車の入り口の上の方にさしてある板:
実際に列車に刺して写真を撮ってる方もいました)です。両面に印刷してあります
(これがサボの裏側です)
↑こちらは乗車券です。
↑こちらは指定券です。
↑時刻表がこれです。
シュウマイ弁当の包み紙まで特注品でとにかく鉄道ファンの気持ちを熟知したイベントでした。