かめかめ・かめラ
南三陸紀行
(岩手県)
(2014/11/22-24)

【2 大船渡線BRT(気仙沼〜盛)】

(2014/11/23)(記 2015/5/2)

南三陸紀行11 気仙沼駅前

 

 気仙沼駅舎です。

 

 駅前広場の反対側には「ようこそ気仙沼へ!」と書かれた灯台のモニュメントがありました。
南三陸紀行12 大船渡線BRT


大船渡線BRT(気仙沼〜盛)

 大船渡線BRTの路線図です。少し見にくいかも知れませんが、青い点線が実際にバスの走ったコースです。

 

 さて、そろそろ行列に並びましょう。すると目の前にPASMOが落ちています。前の人に話しかけると自分のではないということでした。駅の窓口へ行き駅員さんに落とし物として届けました。あれだけ多くの人が行列しているのだから、誰も気がつかないはずはないと思いますけどねぇ。まぁいいか、鉄ちゃんイメージアップ作戦と解釈しましょう(笑)

 



 盛駅から気仙沼駅へBRTが到着しました。このバスが折り返すのかと思っていたらそうでないようです。しばらくしてから盛駅行きのバスがやってきました。写真はありませんが、このバスがとても泥だらけできたないのです。もう少し掃除をした方が気分よく乗れるのですが。まぁ表面は乗ってしまえばわからないのですが、窓ガラスも泥だらけなのです。
南三陸紀行13 陸前高田

 

 陸前高田の街が見えてきました。といっても、昔の街並みがあった場所だろうなぁという地区です。

 

 

 というのは海沿いの平地には住宅はなく、巨大なベルトコンベアがいくつも宙に舞っていました。すべてをかさ上げして街を再生するという、壮大な実験のような、よくこんな計画が通ったなぁという感じではあります。盛土をするのにも時間がかかるでしょうが、盛土が安定するまでにも年数はかかるでしょうから、いつになったらこの場所に住むことができるのでしょうか?

 陸前高田から高台に上り、東へ進路を変えると右側に広田湾が見えてきます。カキの養殖でしょうか、数多くのイカダが浮かんでいます。水産業と高台の復興は進んでいるように見えました。ただし海沿いの復興はまだまだです。

 小友駅手前から専用道に入ります。これからが本当のBRTです。いままでのは単に停留所の間隔が長い路線バスです。細浦駅からは日本語を話さない大陸系の団体の女性陣が乗ってきました。いきなり車内が賑やかになりました。賑やかならいいのですが少々うるさいのは困ります。マナーとはエチケットという言葉や概念は大陸にはないのでしょうか。うるさい大陸系女子を乗せたまま、バスは走り続けます。

 

 細浦〜下船渡にかけて右側に海が見えてきます。大船渡湾です。そして大船渡駅手前で再び一般道に入り、盛駅の手前でまたまた専用道に入って盛駅に到着しました。隣のホームからは三陸鉄道南リアス線の列車が発着しています。

気仙沼0859ー1017盛(さかり) 大船渡線 BRT(バス)
南三陸紀行14 盛駅ホーム

 

 盛駅のBRTホームに到着しました。味気ないホームです。サンマが迎えてくえました。



 こちら側は写真のように線路だった場所がアスファルト舗装になっていますが、跨線橋の向こう側を見ると、三陸鉄道のホームと線路が見えます。



 JR盛駅舎です。
南三陸紀行15 岩手開発鉄道盛駅

 盛駅には三陸鉄道とJRだけでなく、岩手開発鉄道の盛駅もあります。以前は旅客営業もしていたようですが、1992年を最後に貨物だけの路線になりました。旅客営業時代の盛駅が残されています。

 

 これが岩手開発鉄道の盛駅です。



 盛駅構内のこのゼロキロポストは、三陸鉄道南リアス線のものです。

 

 岩手開発鉄道はここから山側へ入っていきます。
南三陸紀行16 盛駅前

 

 JR盛駅前に戻ってきました。



 駅前ロータリーには「ようこそ大船渡市へ 碁石海岸 あと15km」という看板が迎えてくれました。



 向かって右側がJR盛駅で、左側が三陸鉄道南リアス線の盛駅です。



 三陸鉄道盛駅のそばには写真のような三陸鉄道記念碑がありました。
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