かめかめ・かめラ
近江八幡紀行
(滋賀県近江八幡市)
(2005/5/15)(記 2005/5/22)


 2時間ドラマの帝王、船越英一郎の妻、松居一代さんの出身地が近江八幡で、彼女は近江八幡市観光大使を務めている。約400年前にわずか18歳の豊臣秀次により築かれた近江八幡には、琵琶湖からの運河(堀)がありこの運河により琵琶湖を往来する船が寄航することができ、商業が栄えました。まさしく近江商人です。当時は日本海の敦賀から琵琶湖を経て大阪や京都へ物資が運ばれていたのでおそらく多くの船が行き来したことと思います。その運河が現在では八幡堀と呼ばれ、観光の名所となり、時代劇の撮影ロケ地としても利用されています。

 約100年前にアメリカから英語教師としてやってきたヴォーリズ氏はこの街を多いに気に入り「近江八幡は世界の中心」と言い残しました。今風に言うと「近江八幡はセカチュー」とでもなるのでしょうか(笑)。伝道師でもあり建築家でもあったヴォーリズ氏はいくつかの建築物も残し、さらには近江兄弟社学園という幼稚園から高校までの一貫教育を目指して学園も作りました。(以上、「小さな町小さな旅 関西版」山と渓谷社 2004/10/1発行 7ページから引用)

 そんなわけで、関西方面への出張の帰りにちょこっと寄り道をしてきました。


質素な朝食

 前日にグリーンホテルYes近江八幡に宿泊。このホテルには大浴場もあり、前夜はゆっくりと出張の疲れをとることができました。近江八幡へ行く際にはおすすめのホテルです。翌日は7時に起きてオニギリを食べて早々にホテルを出発。バスを利用しようかとも考えたが街全体の様子を知るために八幡堀方面へテクテクと歩くことに。観光地域までは30分近くかかりました。

 
永原町通り入口(右:永原町通り、左:旧朝鮮大街道) ◇ 永原町通りの街並み

 まずは永原町通りへ。昔ながらの面影がたっぷりと残っています。

 
旧近江八幡YMCA会館(ヴォーリズ建築) ◇ 旧八幡郵便局(ヴォーリズ建築)

 為心町通りには旧YMCA会館が、仲屋町(すわいちょう)通りに足を伸ばせば旧八幡郵便局があります。

 
八幡堀

 
八幡堀と八幡山 ◇ 八幡堀

 ここがお近江八幡めぐりの中心地の八幡堀。なかなか風情のある景色で、八幡堀めぐりの乗船場もあります。


白雲館

 大杉町通りの白雲橋近くにある白雲館。観光案内所として利用されています。

 
八幡山ロープウェイからの眺め ◇ 八幡山山頂からの眺め

 ロープウェイからは八幡堀も眺めることができます。山頂からは琵琶湖や長命寺が望めます。

 
かわらミュージアム全景 ◇ 裏の散歩道


だるま窯

 往時は運河沿いには瓦工場がたくさんあり、水運を利用して瓦を運んだらしい。“かわら”をテーマにしたミュージアムは珍しいのかもしれない。残念ながら館内は撮影禁止だった。裏の運河沿いの散歩道もなかなか静かで穴場です。

 
清治屋 ◇ 黒糖ういろう

 
でっち羊羹

 かわらミュージアムから大杉通りに抜けると左手に清治屋があります。ここは松居一代さんもお勧めのお店で、黒糖ういろうとでっち羊羹をお土産に買いました。ともに甘すぎずに上品な和菓子のようです。

 
麩の吉井 ◇ 麩ちょうじ最中

 新町通りの八幡堀寄りに、麩の吉井があります。丁字麩のお店で、試食ができるがなかなか商売熱心であり、ついついちょうじ最中(黒ゴマたっぷりの最中)を買ってしまいました。

 
ヴォーリズ像 ◇ 近江兄弟社

 新町バス停付近には、ヴォーリズ像のある小さな公園があり、その反対側にはメンタームで知られている近江兄弟社がありました。

 
京街道と新町通りの合流点 ◇ 新町通りの街並み

 八幡堀と並ぶ観光スポットの一つがこの新町通りです。古い商家の街並みが続いています。

 
京街道と本町通りの合流点 ◇ 呉服屋

 京街道にも写真のような古い建物の呉服屋があり、町全体に歴史を感じます。

 
池田町洋風住宅街

 ヴォーリズ氏の影響で池田町通りには洋風の住宅街があります。


八幡小学校

 地元の小学校の建物だが、ご覧のように気品があります。この後、バスで近江八幡駅へ戻り、JR西日本で米原駅まで移動。昼食のために途中下車するが食堂・レストランの類いが少ない。少し歩いたところにラーメン屋さんを見つけ食べましたが、首をかしげてしまいました。


にしんうどん(530円)@米原駅新幹線待合室

 しょうがないので米原駅にもどり新幹線待合室でお口直しににしんうどんを食べました。こちらの方が旨い! お店のおばちゃんのペちゃくちゃとした私語にはちょっと辟易しましたが。