かめかめ・かめラ
7thTTC 伊豆箱根鉄道駿豆線
(静岡県)
(2019/1/26)(記 2019/6/17)

01小田原へ:伊豆箱根鉄道駿豆線


 2019年1月26日、第7回目のTTC(Tokai Tecchan Club)は伊豆箱根鉄道駿豆線への旅。集合は午前7時20分に小田原駅。朝まだ暗い中を自宅から伊勢原駅まで歩く。


 伊勢原駅そばの松屋で朝食。お腹も満たされた。


 伊勢原駅南口の朝の様子。


 伊勢原駅6時43分発の急行小田原行きに乗る。


 定刻通りに小田原駅に到着。こちらは東口。


 こちらは西口である。


 集合場所は西口にある新幹線のりば。すでに数多くの参加者が集まっていた。

伊勢原0643→0713小田原 小田急小田原線 急行小田原行き
02小田原(新幹線)三島(駿豆線)韮山:伊豆箱根鉄道駿豆線


 行程に変化を持たせるために小田原から三島まで新幹線で移動する。もちろん在来線でも良いのだが往復同じ線路を通らないようにという主催者の配慮である。鉄旅らしいこだわりだ。


 わずか16分で三島に着いた。ホームからは富士山の姿がきれいに眺められた。


 地下を通って駿豆線のホームへ移動する。伊豆箱根鉄道なので「いずっぱこ」などと呼ばれているらしい。


 7番目の韮山駅で途中下車する。

小田原0803→0819三島 東海道新幹線 こだま635号 名古屋行き
三島0831→0850韮山 伊豆箱根鉄道駿豆線 修善寺行き
03韮山いちご狩りセンター:伊豆箱根鉄道駿豆線


 韮山駅からは徒歩である。鉄旅なのに徒歩である。約20分の徒歩で韮山いちご狩りセンターに着いた。事務所で受付してから行動開始である。


 近くにあるビニールハウスまで車で送ってくれる。


 こんな感じで通路の両側においしそうなイチゴがなっていた。50個くらい食べたかな? かなり満足した。


 徒歩で韮山駅に戻る。


 伊豆箱根鉄道グループは100周年を迎えた。駿豆線ができてから2017年で100年だ。
04鉄道工場見学:伊豆箱根鉄道駿豆線


 韮山から大場へ移動する。ここには伊豆箱根鉄道本社と鉄道整備工場がある。


 予約しておけば工場見学ができるようだ。「電車工場」とかかれた上には手作りの鉄道模型があった。


 「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピング車両があった。明日、撮影会があるようだ。


 これが台車。予想したよりも大きなものである。


 裏の方には昔の列車や貨車が保存されている。


 「トム」とは国鉄の無蓋貨車のことだが、「アメリカ製の貨車だからトムと書いてある」と冗談を言ったら信じた参加者がいた(笑)


 コカ・コーラのラッピングドア。何かのコラボがあったのだろうか。


 そろそろ工場見学も終わりに近づいてきた。


 こちらは昔の電気機関車だったっけ?

韮山1037→1048大場 伊豆箱根鉄道駿豆線 三島行き
05大場〜沼津:伊豆箱根鉄道駿豆線


 大場から三島を経て沼津へ移動する。


 大場の3番ホームは頭端式のため、当駅始発の列車のみが利用できる。


 三島へ着いた。これで伊豆箱根鉄道駿豆線とはお別れである。なんだかちょっと物足りないような別れとなってしまった。地下道を通って東海道線に乗り換える。


 東海道線のホームから伊豆箱根鉄道駿豆線のホームを眺める。一番右の線路は、JRから駿豆線への渡り線で特急踊り子号はここを通って相互乗り入れしている。


 東海道線の駅名標。隣の駅が沼津である。


 沼津駅に到着した。

大場1228→1238三島 伊豆箱根鉄道駿豆線 三島行き
三島1248→1252沼津 東海道本線 島田行き
06武田丸:伊豆箱根鉄道駿豆線


 沼津駅からは伊豆箱根バスに乗り沼津港へ向かう。そして「すし・さかな バイキング 武田丸3号店」でランチタイム。期待が大きかっただけに内容はちょっとだけ残念だった。まぁ世の中そんなものだろう。


 食後に店を出るとこんな亀に気がついた。五円玉を結んだ赤い糸が首に数多くかかっている。


 オプショナルツアーで沼津港クルーズ(30分、1000円)があったが今日は波が高いので中止だそうだ。

沼津1310→1324沼津港 伊豆箱根バス
07蛇松線廃線歩き(1):伊豆箱根鉄道駿豆線


 この地図の赤線が蛇松線である。


 帰りのバスまでまだ時間があるので、Sさんと二人で蛇松線(通称沼津港線)の廃線跡を見に行きましょうということになり、沼津港から交差点を渡った歩道にある線路跡の場所にやってきた。上の地図の(1)の場所である。蛇松線は東海道本線の沼津駅から沼津港までを結んでいた貨物専用線で、1888年(明治21年)に開業し、1974年(昭和49年)に廃止された。


 こんなタンク機関車が走っていたのだろう。右側は「蛇松」の絵が描かれている。


 さらに道路の向こう側にレールを発見! その跡をたどっていく。地図の(2)の場所だ。


 なんだかむき出しの線路になってきた。地図の(3)あたり。


 ガードレールが線路の中に入り込んでいる。


 しばらくすると線路はなくなり、その線形に沿って歩道と緑地になっていた。地図の(4)あたり。


 地図の(5)の場所に着いた。信号機の向こうに富士山が見える。Sさんと二人で「ここまできたら沼津駅まで歩いてみよう」ということになった。
08蛇松線廃線歩き(2):伊豆箱根鉄道駿豆線




 進行方向に富士山が見え隠れしている。


 歩道と緑地が続いている。


 地図の(6)の場所には、「緑道完成記念植樹 沼津専門店会30周年記念 昭和55年4月6日」と書かれた石碑があった。




 このあたりは「幸の池」など他より少し広いスペースが広がっている。地図の(7)あたり。


 さらに、さらに蛇松緑道が続いている。


  交差点の名前にも「蛇松緑道」としっかりと書かれている。地図の(8)の場所。
09蛇松線廃線歩き(3):伊豆箱根鉄道駿豆線




 単調な歩道だが、もう30分近く歩いてきた。


 すると歩道橋に差し掛かった。地図の(9)の場所である。


 「じゃまつしろがねほどうきょう」と書かれている。漢字ではおそらく「蛇松白銀歩道橋」なのだろう。


 かなり長い歩道橋である。


 旧国道1号線をオーバークロスしている。


 歩道橋を下ってきている。


 地図の(10)についた。看板の後ろ側が見えている。蛇松線の歴史か何か書かれているのかと思ってみると、、、


 単に「蛇松緑道」と書かれてあるだけだった。残念!
10蛇松線廃線歩き(4):伊豆箱根鉄道駿豆線




 廃線歩きもここまでだろうと思い沼津駅へ行こうとするが、道路の向こう側に何か続きがありそうだ。倉庫の建物が道路に対して垂直ではなく斜めになっている。地図の(11)あたり。


 道路を渡り二つの建物の間をよくみると、、、、、車の下と向こう側にレールらしき構造物が見えた。


 慎重に進んでみると舗装されていない部分に線路がくっきりと残っている。


 車の向こう側にもずっと線路が残っている。まさしく廃線跡だ。


 線路は右にカーブしながらフェンスのところで途切れているようだ。地図の(12)の場所。


 フェンスの向こう側に回ってみた。ちょうど駐車場だったので都合がよい。すると途切れた線路とともに橋脚の一部が残っているのがわかった。小さな興奮状態である(笑)。地図の(13)の場所。


 近くの地図ではこうなっている。地図の(13)の場所が橋脚があった場所である。


 バスに乗ってきた仲間と沼津駅で合流し、東海道本線と小田急線で帰ってきた。  楽しい旅であった。イーエスツアーの皆様、どうもありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

(沼津港1324→1638沼津 伊豆箱根バス)
沼津1705→1727熱海 東海道本線 熱海行き
熱海1737→1758小田原 東海道本線 快速アクティー 小金井行き
伊勢原0643→0713小田原 小田急小田原線 急行小田原行き
小田原0803→0819三島 東海道新幹線 こだま635号 名古屋行き
三島0831→0850韮山 伊豆箱根鉄道駿豆線 修善寺行き
韮山1037→1048大場 伊豆箱根鉄道駿豆線 三島行き
大場1228→1238三島 伊豆箱根鉄道駿豆線 三島行き
三島1248→1252沼津 東海道本線 島田行き
沼津1310→1324沼津港 伊豆箱根バス
(沼津港1324→1638沼津 伊豆箱根バス)
沼津1705→1727熱海 東海道本線 熱海行き
熱海1737→1758小田原 東海道本線 快速アクティー 小金井行き