かめかめ・かめラ
香川・近畿・石川紀行
(香川県〜兵庫県〜大阪府〜石川県)
(2010/1/8-11)(記 2010/2/18)
「かめ」の付く駅は制覇したが、「つる」の付く駅はまだまだ制覇にはほど遠い。
そんなわけで、伊勢原→小田原→熱海→岡山→高松→【鶴羽】→高松→岡山→姫路→【鶴居】→姫路→大阪→【鶴ケ丘】→新今宮→【鶴原】→大阪→金沢→和倉温泉→【田鶴浜】→和倉温泉→金沢→【鶴来】→【中鶴来】→金沢→米原→小田原→伊勢原なるルートで旅をしてきた。こんなルートは、なかなか凡人には思いつかないに違いない(笑)。
1月8日(金)に仕事を終えてから一度帰宅し、着替えてから出発である。伊勢原駅を20時19分に出発する急行に乗り、小田原には20時55分に到着した。
伊勢原20:19〜20:55小田原 小田急線 急行
熱海から寝台特急サンライズ瀬戸に乗るので、小田原から熱海まで移動するのだが、以前も書いたように在来線よりも新幹線を利用した方が料金は安くなる。そこで21時04分小田原発のこだまに乗り、あっという間に熱海である。
小田原21:04〜21:12熱海 東海道新幹線 こだま687号
豆相人車鉄道 熱海駅跡
夕食をまだ食べていなかったので石川屋というラーメン屋へ向う。その途中に、豆相人車鉄道の熱海駅舎跡の記念碑があった。伊豆と相模を結んでいた鉄道で、東海道本線が御殿場線経由だったころの名残である。
支那そば@石川屋
石川屋で支那そばを食べ、まだ時間があったので熱海駅前の笑笑で時間をつぶす。飲みものは黒霧島ロックと角ハイボール、つまみはタコワサビとカキフライで、一人で1時間ほど物思いに耽るのも、たまには悪くはない。コンビニで飲みものを買って熱海駅へ戻る。
寒い中、ホームで待つことしばし。定刻通りにサンライズ瀬戸がやってきた。この瞬間を愛おしい気持ちで待つ。今日のネグラはシングルだ。シングルデラックスよりも狭いが、ソロよりも若干広いという部屋で個室仕様になっているのでセキュリティーも安心である。
シングル
息子に教えてもらった携帯ゲーム「コロニーな生活」のスタンプやプラをゲットしながら横になっていると、いつの間にか眠りについてしまったようだ。いつもは気がつくことが多い上郡と姫路での停車にも気付かず、岡山駅到着を知らせる車内アナウンスで起床した。車窓はまだまだ薄暗い。
瀬戸大橋からの車窓
瀬戸大橋から絶景が望めるかと期待したが、完全に夜が明けてなく朝焼けだったのは残念だった。しかし考え方を変えれば幻想的な風景ではある。高松駅には定刻通りに到着した。
熱海23:23〜07:27高松 寝台特急サンライズ瀬戸 シングル
連絡船うどん ◇ じゃこ天うどん
高松駅の構内には連絡船うどんという駅めん屋がある。もちろん讃岐うどんのお店だ。瀬戸大橋が開通するまでは宇野と高松間に宇高連絡船が往来していた。その連絡船内のうどんが評判を呼んでいたらしい。その名残でこうして駅構内にうどん屋がある。朝食にはじゃこ天うどんを食べた。讃岐うどんのトッピングは隣の愛媛は宇和島名産のじゃこ天という、小さな丼に四国をギュッと押し込めたような気合いの逸品である。
高徳線引田行き列車
これから高徳線の引田行きで鶴羽駅へ向かう。列車は2両セミクロス、車掌付きである。乗客は少なくボックス席を一人で占領できる。高松駅を出発した列車はまずは西へ向かい、急カーブして東へ方向を変える。これも高松が連絡船との接続駅だった時代からの名残である。
高松08:33〜09:32鶴羽 高徳線
約1時間で鶴羽駅へ到着した。2面2線で両ホームへは別々の入口がある。無人駅であるが、乗車券の券売機はある。のどかな駅である。地元の高齢女性(平たく言えばおばあちゃん)が、券売機の前で、五十音順に駅名が並んだ料金表を見ながら悩んでいる。「どうしたんですか?」と声を掛けると、「津田まで行きたいんだけどいくらかな?」という。津田には駅があるが、「津田駅」ではなく「讃岐津田駅」なので、“つ”じゃなくて“さ”を見なくてはならない。優しく教えて差し上げた(笑) これも鉄っちゃんイメージアップ作戦の一つである。
高松までの帰りは単行(1両のみ)のセミクロスのワンマン列車だ。高松に近づくにつれて乗客が多くなり、かなりの立ち客を乗せて高松駅に到着した。
鶴羽09:48〜10:43高松 高徳線
ウィリーウィンキー@高松駅ホーム
アラビキソーセージパン ◇ カレーパン
高松駅のホームにパン屋さんがある。これは駅ビルのテナントのウィリーウィンキーというJR四国のグループ会社の販売コーナーである。ここでアラビキソーセージパンとカレーパンを買い、これから乗る快速マリンライナーで食べることにする。
快速マリンライナー ◇ 車窓
快速マリンライナーで瀬戸内海を瀬戸大橋で本州へ渡る。雄大な車窓に満足する。
高松11:10〜12:02岡山 瀬戸大橋線など 快速マリンライナー26号
岡山からは新幹線を利用する。本来ならば在来線でのんびりと行きたいのだが、この後の予定を考えると、新幹線のスピードを利用するのである。岡山を出ると、すぐにスピードを出し、あっという間に、わずか20分で姫路に到着する。
岡山12:23〜12:43姫路 山陽新幹線 のぞみ124号
姫路駅で在来線ホームへ移動する。以前姫路に来た時には、駅が高架になる工事中であったので、播但線や姫新線のホームは地上であったが、高架工事が終了した駅はとてもきれいになった。これから乗る播但線ホームは1,2番線だが、姫新線ホームの3,4番線と共用である。これだけだとよくわからないと思うので、図を示す。
図
ホーム案内
このようになっているのだ。上手な利用法だと思う。
播但線寺前行き列車
寺前行きの播但線列車は、2両のワンマン列車。学生が多く車内は立ち客が多い。
姫路12:59〜13:33鶴居 播但線
30分余りで鶴居駅に到着した。鶴居駅は2面2線で1線スルーになっている。降車後に姫路から来た特急はまかぜ3号が通過していった。1線スルーは通過列車がスピードを落とさずに通過できるので、単線区間ではスピードアップに貢献している。駅周辺を探索していると、一度寺前まで行った列車が戻ってきた。それに乗って姫路まで戻る。
鶴居13:57〜14:30姫路 播但線
姫路から新大阪までは、また新幹線を利用する。ローカル線に乗った後に新幹線に乗ると、本当に速さを実感できる。わずか30分で新大阪へ到着する。
姫路14:44〜15:15新大阪 山陽新幹線 のぞみ128号
新大阪からは東海道本線で大阪へ、そして大阪環状線に乗り換えて天王寺まで移動する。
新大阪15:22〜15:26大阪 東海道本線
大阪15:34〜15:48天王寺 大阪環状線
天王寺からは阪和線に乗り換える。都市型近郊列車である。目的地である鶴ケ丘駅は三つ目の駅であり、セレッソ大阪のメインスタジアムである長居競技場の最寄り駅である。2面4線の高架駅で都会風である。
阪和線列車
天王寺15:52〜15:59鶴ヶ丘 阪和線
鶴ヶ丘駅は住宅地にあるのだが、駅前にタクシー乗り場はない。これは意外だった。地図を見て幹線道路に出てしばらくしてからやっと空のタクシーがやってきた。「玉出交差点の北側まで」タクシーで移動する。列車でもよいが大きく迂回することになるし、バスでもよいがルートがわからない。想定内の出費である。
鶴ヶ丘→タクシー→玉出
玉出へ来た目的は、まず「元祖たこ焼き」という会津屋である。生地にダシが入っているため、何もかけずに美味しく食べられる“元祖たこ焼き”を食べた。若いカップルのデートの途中にも使われているようだ。東京ではありえない光景である。たこ焼きはダシが利いていて美味しかった。
元祖たこ焼き@会津屋 ◇ カレーうどん@力餅食堂
会津屋から数軒北側には力餅食堂がある。ここも関西中心に店舗展開しているチェーン店の食堂である。カレーうどんを注文する。風格がありゆったりとした店内で食べるカレーうどんは、今朝の讃岐うどんとはまた違った美味しさを味わえた。
カレーうどんを食べてから、南海本線の岸里玉出駅まで移動する。賑やかな駅前商店街を通って、わずか徒歩5分程度である。そして南海電車の普通列車で堺駅まで移動し、堺駅からは急行で泉佐野まで乗る。
岸里玉出17:09〜17:18堺 南海本線
堺17:21〜17:47泉佐野 南海本線 急行
泉佐野駅から徒歩2〜3分のところのスーパーに何気なく入って、食品売り場を歩いていたら、あった、あった! 「紅ショウガの天ぷら」が!!! 関西のスーパーなどでは当たり前の食材ですが、首都圏のスーパーには絶対置いてない。2枚が80円だったので2枚買い、ホテルで食べてみた。なかなかの珍味である。食べ過ぎると舌が真っ赤になりそうだ。
紅生姜の天ぷら
翌日、目覚まし時計が鳴る時刻より前に目が覚めて、前日にスーパーで買ったおにぎりを食べ、泉佐野駅に向かう。泉佐野駅から二つ目の鶴原駅に移動するためである。
泉佐野06:48〜06:52鶴原 南海本線
あっという間に鶴原駅に到着した。2面2線で両ホームは地下道で繋がっている。普通列車のみの停車駅であり、通過列車が多い。まだ薄暗い中を写真撮影して、泉大津経由で新今宮へ移動する。途中駅から乗り合わせた大阪のおばちゃん三人組は全く話が途切れない。話題は時折変わるが、話は途切れない。人間国宝に指定したいくらいだ。
鶴原07:03〜07:18泉大津 南海本線
泉大津07:20〜07:41新今宮 南海本線 区間急行
新今宮で大阪環状線に乗り換え、大阪駅を目指す。
新今宮07:44〜08:01大阪 大阪環状線
大阪へは早めに付いたので、昨年12月20日に新しくできたばかりの11番線の北陸本線ホームを端から端まで見てきた。売店・コンビニ・待合室などがあり、特急発着ホームとして相応しいものに変わっていた。
北陸本線ホーム
ここから特急サンダーバード7号へ乗って一路七尾を目指すのである。定刻通りに出発した特急列車は高槻付近で踏切り遮断棒が折れているのでその確認作業のため高槻駅で停車した。10分ほど停車してからやっと動き出した。私の後ろにはおばちゃん軍団が4人おりこれまたよくしゃべる。もちろん関西弁だ。こちらも世界遺産に指定したい。二列前には若い女性二人組。こちらもまたよくしゃべる。このようにおばちゃん文化が受け継がれていくのだろう。文化の継承を目の当たりにしながら、次の京都には10分遅れで到着。これから先が思いやられる。この特急列車は京都を出ると、次の停車駅の福井までノンストップで1時間18分間もどこにも停車しない。しかし、遅延していてはこれも意味がないことである。
京都から山科トンネルを抜け、湖西線に入る。湖西線は高架が多く、右手に琵琶湖がよく見える。時折小雨が落ちてきてはまた上がるといった天候が続く。琵琶湖が見えてからしばらくしてから左手の山々には雪が積もっているのが見える。さらにしばらくすると平地にも雪が積もっている。
琵琶湖 ◇ 雪景色
14分遅れで敦賀駅を通過し、しばらくすると北陸トンネルである。青函トンネルができるまでは在来線で日本一長いトンネルだった。福井駅にも14分遅れで到着した。もうここまで来てしまうと遅れが取り戻せないのだろうか。「金沢駅での特急はくたかへの乗り換え接続はできない」との車内アナウンスが流れる。私の予定している、七尾駅でののと鉄道への乗り換え接続もおそらくできないだろう。次善策を考えねばならない。
福井駅前後は車窓に雪が多かったが、金沢を過ぎて能登半島に入るようになるに従い雪の量は明らかに減ってきた。羽咋あたりでは雨がちらつくようになってきた。おばちゃん達は「何で雨やん?」と天気にも堂々とツッコミを入れている。
私の行程をどうするかを悩む。七尾駅(到着予定12時10分)までのきっぷだが、そこで降りても乗り換えできるはずだったのと鉄道の列車(発車予定12時19分)はすでに発車している。次の列車まで1時間待つことは全体の予定から考えると避けたい。とするとタクシーを使うしかない。タクシーを使うなら最小限の距離にしたい。ということは結論がでた。この列車の終点の和倉温泉駅(七尾駅の一つ先)まで行き、そこでタクシーに乗るということにしよう。
車掌さんに「七尾までのきっぷを和倉温泉までに変更してください」と申し出ると、「七尾〜和倉温泉間は車内では販売できませんので、和倉温泉駅で精算してください」との返事。七尾から和倉温泉までは、JRとのと鉄道との並走区間だからいろいろと事情があるのだろうと判断し、あまり車掌さんに突っ込まずに納得した。終着の和倉温泉駅には16分の遅れ12時30分に到着した。
大阪08:42〜12:30和倉温泉 湖西線・北陸本線など 特急サンダーバード7号
(本来の予定:大阪08:42〜12:10七尾 七尾12:19〜12:32田鶴浜)
差額の180円を支払い、駅前からタクシーに乗った。目指すは田鶴浜駅。運転手さんにそう告げると、少し怪訝な顔をしながら「田鶴浜の駅でいいですな?」と念押しされた。
車内で雪の話をすると、「能登地方は積雪は少ないんです。北陸地方でいちばん少ないかと思います」と言う。「多いのは富山から新潟。北陸の中では能登は気候は穏やかな方なんです」と付け加える。ふーん、そうなんだ。
和倉温泉→タクシー→田鶴浜
タクシー代金は1,500円。これは想定外の出費である。何はともあれ田鶴浜駅に到着した。駅前は不思議にも南国風である。ここが北陸とは思えない。駅は2面2線で両ホームは跨線橋にて繋がっている。のと鉄道にはこれまで乗ったことがないので穴水まで行ってみたいが、これからの予定が大幅に変更になるので、七尾行きの列車に乗る。これで予定に戻ったことになる。
田鶴浜13:15〜13:19和倉温泉 のと鉄道
和倉温泉駅名標 ◇ 七尾線電化記念碑
和倉温泉駅では跨線橋でホームを移動し、特急しらさぎ12号に乗る。これで金沢まで移動するのである。自由席に座席を確保し、出発時刻を待っていると、5〜6歳の男の子とを連れた若いお母さんが通路を挟んだ反対側に乗ってきた。子供はゲームを夢中でやっており、お母さんはマンガを読みながら、時折携帯電話をいじっている。そして、そして、缶ビールを飲んでいるのだ。まだ13時過ぎであるのに。いろいろと考えさせられる光景だ。
和倉温泉13:30〜14:36金沢 七尾線など 特急しらさぎ12号
金沢駅に到着し、北陸鉄道の駅で一日フリー乗車券を買う。表面が金箔で、兼六園の図案がなかなか個性的である。
一日フリー乗車券
そして昼食を食べてないので、駅ビルでブリのお寿司の三角おにぎりを買い、15時ちょうど発の列車に乗る。そして次の西金沢駅で下車する。
三角おにぎり(ブリ)
金沢15:00〜15:03西金沢 北陸本線
ここで北陸鉄道石川線に乗り換えである。西金沢駅を出て左前方に北陸鉄道の新西金沢駅が見える。徒歩2分くらいだ。以前はJRと相互乗り入れしていたようなので近いはずなのだ。
新西金沢駅
小雪が舞い始めた新西金沢駅で待つこと5分。2両のロングシートのワンマン列車がやってきた。乗ってみると、車掌のような女性が車内にいる。若い女性なのだが、めっちゃかわいいのだ。笑顔が素敵なのである。しかしワンマン列車なので車掌ではないようである。立ち居振る舞いを見ていても、案内嬢といった感じで、車掌業務はやっていない。
思い切って話しかけてみた。「失礼ですが、北陸鉄道は初めて乗るのですが、車掌さんなんですか?」と。「いいえ、アテンダントと言って、車掌ではありません。いろいろとお客さんのお手伝いをしています。アテンダントは5人いて、3つの列車に誰かが乗るようになっています。9時から16時くらいまでですが」とのご返事。後で北陸鉄道ホームページを見てみると、確かに「アテンダント乗車の列車」が明記されている。最後まで笑顔の素敵なアテンダントに会っただけで、何だか幸せになれたような気がした。
25分で終点の鶴来駅に到着した。駅は2面2線で、両ホームは構内踏切りで繋がっている。昨年の11月1日から終着駅になった。それまでは二つ先の加賀一の宮駅が終着駅であったが、二駅分が廃線になったのである。鶴来駅の駅舎には歴史的に重要な物がガラスケースに入れられて陳列してあった。
新西金沢15:11〜15:36鶴来 北陸鉄道石川線
昔の地図
さてここからは徒歩である。鶴来駅と加賀一の宮駅との間に中鶴来駅があったのだ。つるつるステーションの計画の段階ではあったのだが、すでに廃線になってしまった。地図を見ながら約15分ほど歩くと、中鶴来駅は見つかった。まさに雪に埋もれていた。2ヶ月少し前までは列車が走っていたとは想像できないような状況だった。過去の駅の存在自体を、何か拒絶しているような周囲の状況であった。廃線になるとはこういうことなのか。
鶴来→中鶴来→鶴来 徒歩
鶴来駅へ戻り、列車に乗り野町駅を目指す。時刻が遅いので、もうアテンダントは乗っていない。野町駅から繁華街の片町や香林坊は徒歩10分程度である。
北陸鉄道石川線野町行き列車
鶴来16:44〜17:13野町 北陸鉄道石川線
野町から歩いて繁華街に入る。目指すはグリルオーツカである。ラブロ片町の裏側の路地を入るとグリルオーツカがある。ここでハントンライスを食べるのである。メニューにはハントン風ライスと書いてある。出てきたハントンライスは、ケチャップライスに薄焼きタマゴを乗せ、その上に小海老フライと白身魚フライが二つずつトッピングされ、その上にケチャップとタルタルソースがかかっているものである。これがなかなか美味しいのである。
ハントンライス
翌朝は、ゆっくりと寝て、金沢から特急しらさぎで米原へ、そしてひかり512号で小田原へ行き、小田急線で伊勢原まで帰った。充実した3日間だった。
金沢08:49〜10:44米原 北陸本線 特急しらさぎ56号
米原10:54〜12:34小田原 東海道新幹線 ひかり512号