かめかめ・かめラ
鉄道の街 大宮
(埼玉県)
(2011/10/13-15)

【2 鉄道博物館】

(2011/10/14)(記 2012/4/10)


 10月14日の午前中の仕事を終えた。昼休みを利用して鉄道博物館にやって来た! 鉄道博物館、略して「てっぱく」である。そんなに時間がないので駆け足で見学だ。


鉄道博物館駅入口

 大宮駅からのニューシャトルの最初の駅が鉄道博物館駅なのだ。


鉄道博物館入口

 チケットはSuicaでも支払えるのが鉄博の面白いところである。

 館内に入り、まず向かったのは模型鉄道ジオラマ。この模型はスケールが大きくて、線路が10本あるそうだ。つまり同時に10の車両を走らすことができるのだ。圧倒されてしまう。アナウンスで列車の説明をしてくれるのでわかりやすい。ただしあまりにも広すぎるので列車がレイアウトを一周するのに時間がかかる(笑)  ほしいなぁ。自宅ほしいなぁ。でも場所がないなぁ。と自分に言い聞かせたのであった。

 

 

 
模型鉄道ジオラマ


【鉄博ジオラマ1:のぞみN700系】


【鉄博ジオラマ2:成田エクスプレス】


【鉄博ジオラマ3:寝台特急北斗星】

 次はヒストリーゾーン。これは1階にあるのだが全体像を見るには2階が適している。いろいろな時代のいろいろなタイプの列車が陳列されている。2階から見下ろすだけでわくわくしてくる。

 
電気機関車、急行、特急列車 ◇ 旧式列車の数々

 階下に降りて、まず特急・急行列車に向かう。外観だけでなく車内にも入ることができる。

 
急行まつしま ◇ 急行まつしま車内

 ボックスタイプの急行型車両である。

 
特急ひばり ◇ 特急とき

 
特急ひばり車内 ◇ 特急車内販売

 さすが特急。リクライニングシートが導入されている。座り心地もよい。そして特急列車内の車内販売だ。冷凍みかんが売られている。単にみかんを凍らせただけなのにどうしてあんなに美味しかったのでしょうか。

 
寝台特急あけぼの機関車 ◇ ブルートレインあさかぜ客車

 特急・急行列車の隣には寝台列車が陳列されている。こちらは車内には入れない。あさかぜは走るホテルと言われたブルートレインの象徴的な列車だ。

 
3段式B寝台 ◇ 読書している乗客

 
車掌

 座席からベッドを設置しているところだ。

 蒸気機関車も古いものからいくつか展示されている。ヒストリーゾーンの中央には転車台があり、12時と15時に回転実演のサービスがある。

 
かなり前の蒸気機関車 ◇ 転車台上のC57

 
転車台 ◇ 転車台:まもなく回転

 ちょうど12時の回転実演サービスに間に合った。時々大きな汽笛をならしながら回転するのだ。一周するのに10分くらいかかる。


【鉄博転車台1】


【鉄博転車台2】


【鉄博転車台3】


【鉄博転車台4】

 もちろん世界に誇る新幹線も展示されている。


0系新幹線

 
東北新幹線 ◇ 東北新幹線車内

 ヒストリーゾーンの別館のような形で0系新幹線が特集されていた。

 
新幹線の誕生“夢の超特急”0系新幹線 ◇ 0系新幹線外観


0系新幹線車内


山を越える鉄道

 スイッチバックとループとで山を越える様子をミニジオラマで再現していた。動画は少し暗いが勘弁を。三段スイッチバックとループがあり、まるで肥薩線の大畑駅のようである。


【スイッチバック&ループ】(編集したら少し明るくなった!)

 映画「三丁目の夕日」で実際に使用された上野駅の模型が展示されていた。


ALWAYS 三丁目の夕日

 
上野駅模型

 
ALWAYS 三丁目の夕日'64

 後ほど館内でいただいたパンフレットには2012年1月21日に3Dで公開されるということが書いてある。'64ということは東京オリンピックが開催され東海道新幹線が開通した年だ。


国鉄コンテナ

 コンテナも展示されていた。コンテナに“JR”は似合わないなぁ。やはり“国鉄”です。誰が何といっても国鉄なんです。

 ヒストリーゾーンの南側からは屋外に出られそこがてっぱくひろばになっている。特急あずさと特急さざなみの車内はランチトレインに指定され、車内で自由に飲食ができる。

 
特急あずさ ◇ 特急さざなみ

 
特急さざなみ車内 ◇ シート


オリジナル遊具

 北側の屋外にはミニ運転列車がある。小さな子どもでも運転できるような列車がいくつか走っている

 
ミニ運転列車


【鉄博ミニ運転列車1】


【鉄博ミニ運転列車2】


ミニ運転列車

 ミニ運転列車ゾーンのさらに北側にはキハ11形式気動車が展示されている。ツートンカラーの懐かしい色合いである。

 
キハ11形式気動車 


キハ11-25

 2階のスペシャルギャラリーでは「時間旅行展」を開催していた。最初の日付印字器(ダッチングマシン)以外は写真撮影禁止となっていた。撮影可にできないのだろうか。ところでダッチングマシンとは、切符に日付を入れるアレである。

 
ダッチングマシンの使い方 ◇ ダッチングマシン

 

 
記念入場券表 ◇ 記念入場券裏

 記念入場券に日付を印字した。

 2階の角にも小さなジオラマがあった。

 
ミニジオラマ


ミニジオラマ

 同じく2階には運転シミュレーターがあり、自由に運転をすることができる。大きなゲームのようなものである。


【鉄博運転シミュレーター:山手線】


【鉄博運転シミュレーター:新幹線1】


【鉄博運転シミュレーター:新幹線2】


【鉄博運転シミュレーター:京浜東北線】

 特急ヘッドマークの手拭いと新幹線はやぶさデザインのネクタイとタイピンは館内の売店で買った。出るときに開館4周年記念ピンバッジをいただけた。慌ただしい2時間だったが、充実した時間でもあった。

 
開館4周年記念ピンバッジ ◇ 特急ヘッドマーク手拭い


新幹線はやぶさデザインのネクタイとタイピン
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