かめかめ・かめラ
鉄道の街 大宮
(埼玉県)
(2011/10/13-15)
【1 大宮大成鉄道村】
(2011/10/13-15)(記 2012/4/10)
10月14日〜15日にかけて大宮で仕事である。準備万端な私は、13日の仕事が終えてから前泊のために大宮へ移動する。小田急線で新宿へ、そして埼京線で大宮へ向かった。ホテルは大宮大成鉄道村である。“村”といっても宿泊施設であり、村長がいるわけではない。大宮駅から鉄道博物館の前を通り徒歩約30分。かなり遠い。タクシー代がないわけではないが、どういうわけか歩きたかったのだ。繰り返すが、タクシー代がなかったわけではなく、惜しかったわけでもない。(写真の一部は翌朝とったものです)
宿に到着した。“大成”は“おおなり”と読む。“たいせい”と読む人は大成できない(らしい)。日帰り温泉とレストランが併設されている。中に入るとまず靴を脱いでロッカーに入れてからフロントへ向かう。そしてチェックインして部屋の鍵を渡される。宿泊施設の外観はまさにブルートレインである。今宵のねぐらは北斗星204号室である。レストランの名前は“展望車”で、お風呂の名前は“でこいち(D51)”である。
大宮大成鉄道村 ◇ 宿泊施設外観
食事処 展望車&ふれあい広場 ◇ 寝台特急 北斗星
でこいち元気風呂 ◇ 館内案内図
部屋案内
階段を上がると寝台特急北斗星2号車の204号室があった。部屋の中にはベッドがあり、トイレや洗面台がある。洗面台は蓋がしてあり、蓋を開けると洗面台になる。A寝台個室仕様である。窓も列車の窓を模してある。ちゃんと避難経路も記載されている。
3年ほど前にもこの宿泊施設を利用しているが、その時は各部屋に時刻表が設置されていた。しかし今回は部屋に時刻表はなかった。フロントで尋ねたら、そのサービスはもうないとのことだった。経費削減によるのだろうが、他の宿泊施設との差別化を図る意味で重要だっただけに残念でならない。大宮大成鉄道村と印刷された青いアメニティ入れの袋もなくなっていた。こちらも経費削減なのかな。
ドア ◇ ベッド
窓 ◇ 避難経路
洗面台:蓋閉じ ◇ 洗面台:蓋開け
食事処にはジオラマが展示されている。チェックイン時には列車は走っていなかった。おそらく前回も朝食時だけ走っていたように記憶している。明朝が楽しみである。
さて朝が来た。朝食券を持って階下のレストランへ向かう。ジオラマに列車は、、、、、走っていない。もう一度見るが走っていない。・・・・・・・・残念!(byギター侍)
朝食を終えて出かける時にフロントに尋ねてみた。すると「走ってますよ」と冷たい答え。どうみても走っていないでしょう。大人げないので追求をしなかったが、どうして走ったいないのに走っていると答えるのか、私にはとうてい理解できない。
ジオラマ
ジオラマ
翌朝(10月15日の朝)の朝食時には、列車がジオラマを走ってました。昨日は走らせるのを忘れたのかな。あるいは土日しか走らさないとか、うるさい客に文句言われたら走らせるとか、、、、、いったいどうなのでしょう。まぁ走っている列車を見ながら朝食を食べたのでよしとしましょう。っていうか、朝食の内容が2日間全く同じなんですね。一品でも変えてみませんか? ねぇ、そうしましょうよ。
【鉄道村ジオラマ1】
【鉄道村ジオラマ2】
【鉄道村ジオラマ3】
10月14日の朝、仕事場へ向かう。仕事場は大宮駅近くなので、鉄道村から歩いて向かう。決してタクシー代がないわけではなく、何となく歩きたかったのだ。今日、10月14日は“鉄道の日”である。鉄道博物館の前を通るので駐車場案内係の人に「今日は鉄道の日ですが、鉄道博物館では特別なイベントがありますか?」と尋ねると「鉄道の日にちなんだイベントはありませんが、開館四周年のピンバッジを配っています」という。これは楽しみだ。
鉄道村から仕事場へ向かう途中の歩道のフェンスには新幹線がデザインされている。さすが鉄道の街だけのことはある。そしてしばらくして、EF15や特急つばめなどが道路沿いに展示されている。鉄道の街、恐るべし。
歩道フェンスに新幹線
EF15式機関車 ◇ 特急つばめ
【1 大宮大成鉄道村】
【2 鉄道博物館】