かめかめ・かめラ
酒田・鳴子・浪江紀行
(宮城県〜福島県)
(2011/1/8-9)
【2 浪江B級グルメ】
(2011/1/9)(記 2011/2/10)
ホテルからは陸羽東線がすぐ近くだった。朝は列車がホテルからこのように見える。
今日の行程は、鳴子温泉駅から小牛田(こごた)へ行き、東北本線に乗り換えて仙台を目指す。
ホテルの車で鳴子温泉駅まで送ってもらった。ここも雪、雪である。
駅の待合室は円形の劇場形をしていた。すっきりしていてきれいな待合室である。
すると8時01分発の列車が遅れており、それに間に合うようだとS氏が教えてくれてその列車に乗り込んだ。先ほどホテル亀屋から見たまさにその列車だった。この行動がこの先の行程を楽にした。早起きは三文の得である。
列車に乗り込むと隣の線路にはラッセル車が見えた。除雪しなければならないほどの積雪だったようだ。
鳴子御殿湯駅を過ぎると荒尾川を渡る。
川渡温泉(かわたびおんせん)駅の駅名標にも雪がついてしまい見にくい状況である。
陸羽東線雪景色
東北新幹線との接続駅の古川を過ぎて小牛田に着くと雪は小降りになっていた。
鳴子温泉08:15頃ー09:05頃小牛田 陸羽東線
小牛田駅に到着した。
昔からの交通の要衝であったため構内は広く、その中に観光列車のこがねが停車していた。
東北本線からは松島湾がちょっと望めたし、仙石線との絡み合う区間も堪能できた。そう、おやじ四人は運転席のすぐ後ろで景色を眺めていたのである(笑)
小牛田09:13ー09:58仙台 東北本線
仙台駅に到着した。駅舎内では東京ディズニーリゾートのキャンペーンをやっていた。なかなかの人気であった。
さて常磐線に乗り換えて浪江駅を目指す。
特急スーパーひたち34号に乗り換える。仙台始発なので自由席でも余裕がある。
仙台10:21ー11:33浪江 東北本線・常磐線 特急スーパーひたち
定刻に浪江駅に到着した。
昨秋厚木で開催されたB級グルメグランプリに出店していた浪江焼そばを食べに老舗の縄のれんにやってきた。駅から徒歩2分くらいという絶好のロケーションである。
ピンボケだが、「当店創業以来55年間続く特殊製法で茹で上げた麺を真心をこめて焼上げます。茹で上げから完成までの所要時間は約40分です。まずは基本の味を次いで好みで一味、ふた味、胡椒、惣酢(ソース)を用いていろいろな味をお楽しみください。」と書いてある。
そう、40分かかるのである。
店内は大衆酒場の雰囲気である。つまみのメニューもいくつかある。おそらく夜になると常連客で賑わうことであろう。
創業55年というだけあり歴史を感じるポスターなどもある。
ビールを飲みながら待つこと約30分、やっと焼そばが出てきた。極太麺が特徴的である。柔らかめの麺は見た目ほどこってりとはしていない。B級グルメとしては文句なく美味しい部類である。
麺のアップ。
驚いたのは写真に写っているもの。これは「味噌ラーメン」なんです。所変われば品変わる、とはよく言ったものですね。餡かけの乗ったラーメンなんです。麺は見えません。
麺だけを持ち上げようとしても持ち上がらない。そんな粘度の高い餡がかかっているのだ。こんな個性的なラーメン(?)を見たことがない。
丼には縄のれんと店名が書かれていた。
こちらは支那そば。こちらも美味しいが味噌ラーメンのインパクトには逆立ちしたって勝てるわけがない。
食事が終わり帰路に着く。
浪江からいわき駅までは普通列車で行く。写真は途中駅で列車交換の際の列車である。
浪江12:38ー13:41いわき 常磐線
いわきからは特急スーパーひたち42号で上野を目指す。
いわき14:14ー16:36上野 常磐線 特急スーパーひたち42号
上野16:42ー17:06新宿 山手線
新宿からはロマンスカーで伊勢原へ向かう。
新宿17:20ー18:04本厚木 小田急線 特急さがみ81号
本厚木18:14ー18:21伊勢原 小田急線 急行
予定より1時間以上早めに自宅に着いた。
さて、次のおやじの遠足はいつ頃どこへ行こうかな!
【旅程】
鳴子温泉08:15頃ー09:05頃小牛田 陸羽東線
小牛田09:13ー09:58仙台 東北本線
仙台10:21ー11:33浪江 東北本線・常磐線 特急スーパーひたち
浪江12:38ー13:41いわき 常磐線
いわき14:14ー16:36上野 常磐線 特急スーパーひたち42号
上野16:42ー17:06新宿 山手線
新宿17:20ー18:04本厚木 小田急線 特急さがみ81号
本厚木18:14ー18:21伊勢原 小田急線 急行
【1 日本海から雪国へ】
【2 浪江B級グルメ】