かめかめ・かめラ
東海紀行
(大阪府〜愛知県〜岐阜県)
(2005/4/10)
【2 明知鉄道】
(2005/4/10)(記 2005/4/17)
赤:明知鉄道(恵那〜明智)
近鉄名古屋駅とJR名古屋駅南側とは連絡通路により結ばれている。そこを通って中央本線のホームへ行く。10時28分発のセントラルライナーで恵那へ向かうためだ。ホームに設置されている券売機でセントラルライナー乗車整理券を購入すると1号車6番と指定されている。今回はよくよく1号車に縁がある。列車に乗ってみると転換型クロスシートで1号車6番の4列のどこかに座ることの指定のようである。準指定席とでも呼ぶべきか? 名古屋を出たセントラルライナーは、金山・千種・高蔵寺・多治見と停車し、多治見からは各駅停車となる。恵那には11時22分に到着した。ここからは明知鉄道に乗り明智へ向かう。
セントラルライナー
JR恵那駅の改札を抜け明知鉄道恵那駅へ急ぐ。隣にあるのだが乗り換えがわずか5分しかない。券売機はなく駅員さんから直接切符を買う昔風の仕組みだ。明智までの切符を買うと、なんと硬券! なかなか珍しい。改札口からホームに入るとJRのホームから連絡通路があった。ここからくれば少しは近かった。硬券を握りしめて、1両編成セミクロスシートの列車に乗る。
明知鉄道恵那駅 ◇ 連絡通路
硬券
この路線は国鉄明知線だったが昭和60年から第三セクターの明知鉄道として再出発した。最近ではいろいろなグルメイベント列車を走らせることでも有名である。例えば“きのこ料理”“じねんじょ料理”“深山春の味”“寒天料理”などを車内で食べながら移動できるのだ。11時27分に出発した列車は単線のレールの上をエンジン音を轟かせながらゆっくりと走る。ホントにゆっくりである。名古屋から恵那までのセントラルライナーは68.3kmを54分、表定速度75.9km/時であったが、終点の明智までの25.1kmを49分、表定速度はわずか30.7km/時である。
車窓
途中に飯沼という駅がある。ここは日本一傾斜が急なホームである。駅舎下部とホームの角度を見てください。
傾斜
そんなのんびりしたローカル線も岩村で数人が下車し、もともと少なかった乗客がさらに少なくなった。12時16分に終点明智へ到着した。駅前には「明智光秀公ゆかりの地」と書いてある。駅からほど近い大衆食堂で昼食を済ませた後、散策へ出かける。
車両@明智駅 ◇ 車両@明智駅
明智駅
明智光秀公ゆかりの地
【行程】
◆名古屋(10:22)−恵那(11:22) 1,420円
乗車券1,110円、乗車整理券310円
◆恵那(11:27)−明智(12:16) 670円 明知鉄道
【1 近鉄特急アーバンライナー】
【2 明知鉄道】
【3 日本大正村】
【4 名古屋麺屋横丁】