かめかめ・かめラ
広島紀行2
〜寝台特急はやぶさ・アストラムライン〜

(東京都〜広島県)
(2005/6/16-18)

【1 寝台特急はやぶさ】
(2005/6/16-18)(記 2005/6/26)


 東京駅の丸の内側に東京ステーションホテルがある。丸の内中央口と南口の間に入口がある。赤レンガの中に宿泊できるという大きな喜びがある。

 
東京ステーションホテル入口 ◇ 丸の内南口

 部屋の窓からは丸の内南口が写真のように丸見え! 向こうからも見えるのかしらん。


コースター

 部屋のコースターもこのホテル特注のもの。なかなか風情がある。


寝台特急はやぶさチケット

 さて仕事を終え、寝台特急はやぶさで広島へ向かう。東京駅18時3分発で広島駅着が翌5時21分である。寝台特急は廃止もしくは併結が進んでおり、この列車も寝台特急はやぶさ(熊本行き)&富士(大分行き)として門司まで併結して運転されている。

 
ヘッドマーク@広島 ◇ 方向幕

 東京駅では先頭車両がホームをはみ出ていたためヘッドマークが見られず、広島駅で撮影した。なるほど「はやぶさ/富士」となっている。先頭よりの1〜6号車は“はやぶさ”なので方向幕は「熊本」、後方の7〜12号車は“富士”なので方向幕は「大分」である。

 
2号車入口 ◇ A寝台入口

 今晩のネグラは2号車9号室のシングルデラックス。寝台列車に乗る時にはいろいろなことを考慮して個室を選ぶ。

 
車内通路 ◇ 個室番号表示

 
ドアロック ◇ タオル

 車内通路を歩き9号室へ向かう。ドアの鍵は暗証番号式テンキー方式。荷物を部屋の中において、試しに鍵を掛けてみる。使い方は簡単だ。東京駅を定刻に出発し、しばらくすると車掌さんが部屋へやって来た。検札をしながら、ヘッドマーク入りのタオルを配っていた。

 以前は入線前に、浴衣や毛布と一緒に部屋へおいていたのだが、頻繁に盗まれるという。始発駅では発車時刻よりも10分程度早めの入線になるし、最初は鍵がかかっていないため、自由に出入りができるので、このようなことが起こるのだと言う。一度、A寝台すべてのタオルが盗難されたことがあるようだ。鉄道とくに寝台列車ファンの仕業だとしたら、非常に悲しいことである。マナーやエチケットではなく、これは立派な犯罪である。

 
洗面台付近

 部屋の窓側には洗面台があり、フタを開けて使用する。

 
ベッド通路側 ◇ 読書灯

 通路側には読書灯や冷暖房などの調節つまみがある。

 
荷物置き場 ◇ ハンガー

 通路側の上段には荷物置き場がある。室内に落ちないようにかなり傾斜がついている。ハンガーもポツリとある。

 
ごみ箱 ◇ 転落防止柵

 床にはごみ箱があるが揺れても問題ないように磁石で固定されている。ベッドにした時には転落防止柵があり多少寝相が悪い人でも一安心である。

 
夕食

 カシオペアや北斗星などの一部の寝台特急を除いて、寝台列車には食堂車や車内販売はない。飲み物の自動販売機はあることが多い。夕食後に乗車する時には、アルコールとつまみさえ買えば問題ないが、今回のように18時3分発では、夕食自体を持ち込まなくてはいけない。どうしようかなと乗車前に悩みながら八重洲地下街を歩いていたら、「そうだ、大丸のデパ地下へ行けばなんとかなる」とひらめいた。

 大丸の地下には食料品がイッパイである。何を買えばよいか迷ってしまう。結局まい泉のカツサンドと、天むす&鮭おにぎりを購入し、車内でゆっくりと腹ごしらえをした。デパートが開いている時間帯だったらデパ地下で食料購入はお勧めである。
【1 寝台特急はやぶさ】  【2 アストラムライン】