かめかめ・かめラ
能登・金沢紀行
(石川県)
(2011/10/28-30)

【3 金沢】

(2011/10/30)(記 2011/12/7)


 旅行の最終日の今日は朝から雨模様です。今までの二日は本当にいい天気でしたが、一転しました。実は私は晴れ男なのですが妻は雨女なのです。この旅行は2勝1敗で私の勝ち越しです(笑)。ホテルをチェックアウトする前に歩いていける長町の武家屋敷跡に行きました。街並みは映画「武士の家計簿」の舞台にもなったようです。多くの屋敷は住宅になっているのですが、野村家は見学できるのです。総檜の格天井や狩野派の絵師による襖絵などに贅を尽くしており、和風庭園も見事なものです。


武家屋敷跡街並み

 
野村家 ◇ 野村家庭園

 野村家から戻り、ホテルをチェックアウトし車で兼六園へ向かいます。金沢といえばやっぱり兼六園ですね。江戸時代を代表する大名庭園で、水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三大名園の一つに数えられています。

 園内は中国語が飛び交っています。どうしてこんなに中国人が多いのでしょうか。おそらく数年後には中国に“兼七園”なる庭園ができていることでしょう(笑)

 
虹橋とことじ灯籠 ◇ 霞が池とことじ灯籠


【兼六園】

 
唐崎松 ◇ 瓢池

 石川橋を渡り金沢城公園へ向かいます。天守閣はありませんが、石川門や菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓などの中に入って当時の雰囲気を知ることができます。


案内図

 
五十間長屋 ◇ 橋爪門続櫓

 
菱櫓からの眺め ◇ 橋爪門続櫓からの眺め

 金沢には「ひがし」「にし」「主計町」三つの茶屋街がありますが、そのなかで一番広いのがひがし茶屋街です。格子戸の町家が並んでいるので人気があるのでしょう、駐車場が一杯で15分くらい待ちました。

 そして昼時だったこともあり、まずは洋食の老舗の自由軒へ行きました。ここでも店内は満員で二人待ちの状況でした。ここの名物はオムライスなのですが、ケチャップは使っていません。醤油味なんです。妻はミニオムライスとクリームコロッケの入ったプレートセット、私はケチャップ味のチキンライスを注文しました。お互いにシェアをして多くの味を楽しみました。

 
自由軒外観 ◇ 自由軒入口

 
チキンライス ◇ プレートセット


オムライスの中

 食後にひがし茶屋街の雰囲気を味わいます。周囲にはお土産屋や飲食店が並んでいます。小雨が降っていましたが、さらに艶やかになっていました。


ひがし茶屋街の街並み

 そろそろ帰りの飛行機の時間が迫ってきました。最後に九谷光仙窯によって、工程見学を楽しんだ後、おそろいの湯飲み茶碗を買いました。そして北陸自動車道を南下し小松インターを降りて小松空港そばの営業所に車を戻して帰りました。列車には乗りませんでしたが、楽しい旅でした。
【旅程】
2011/10/28
小松空港
1715
 |   全日空
1825
羽田空港
【1 能登半島】  【2 能登金剛】  【3 金沢】