かめかめ・かめラ
江ノ電の旅
(神奈川県)
(2012/11ー2013/1)
【1 藤沢〜鵠沼】
(2012/11)(記 2013/5/27)
江ノ電のりおり各駅ガイド 15 Stations
2011年版の「江ノ電のりおり各駅ガイド 15 Stations」を地元の書店で手に入れて、超久しぶりに江ノ電の旅をすることにしました。2012年11月21日のことです。この旅は思いもよらないことから、二年越しの旅になってしまいました。まずは伊勢原から相模大野を経由して小田急線で藤沢駅へ。
小田急デパート@藤沢駅
藤沢駅南口にそびえ立つ小田急デパートの2階が江ノ電の藤沢駅になっています。
ENODEN Goods Shop 藤沢店
改札口の前には江ノ電グッズ売り場があります。ちょっと寄ってみましょう。タオルやTシャツやらたくさんの種類がありましたが・・・
江ノ電絆創膏
江ノ電絆創膏を購入しました。
中身はこうなっていて、小さな子供たちはケガをした時にも喜びそうな(?)デザインですね。
のりおりくん
江ノ電の一日フリーきっぷの「のりおりくん」は駅の券売機で買うことができます。料金は580円です。ちなみに藤沢ー鎌倉間は290円ですので往復するのと同じ金額です。
しかし2012年は江ノ電開業110周年なので、2013年3月末日までは、窓口で記念デザイン版ののりおりくんが買えたことを知ったのは旅が終わったあとでした。いつもながら調査・情報不足です。
改札 ◇ ホーム
改札を通って駅に入ります。頭端式の2面1線のホームで、ホームは乗降別になっています。向かって左側のホームから乗り、右側のホームで降りるようになっています。
イベント情報
駅構内にはイベント情報のパンフレットがありました。江ノ電バスも開業85周年を迎えるので、鉄道110周年とともにいろいろな行事が予定されていました。
鎌倉新聞
「鎌倉新聞」なる新聞も構内にありました。手にとってみると、1面トップの記事は「蒙古襲来」でした。よくみると「この企画は毎月1回、本格的な武家政権である鎌倉幕府の誕生から滅亡に至る出来事を記事形式で紹介します。」と書いてあります。記事には「蒙古皇帝フビライの国書を持った高麗の使者が1268(文永5)年、太宰府にやってきた。日本が返書を見送った結果、蒙古の大軍は2度、日本を襲った。「元寇」を乗り切った北条得宗(北条氏嫡流)家はさらに権力を強め、朝廷も支配下に置いた。」と詳しく書いてあります。地図までついています。
藤沢駅名標
時刻表を見ると原則12分毎の等間隔で運用されています。
藤沢駅に到着
電車が到着しました。4両編成ですが、前後2両ずつに別れており中央部での通り抜けはできません。
藤沢駅を出発
最後尾に乗り込みました。ビルの2階から江ノ電の旅のスタートです。
石上駅名標 ◇ 電車が出発
高架の区間を過ぎると地上を走ります。すぐに石上駅に到着しました。ガイドによると「石上駅は唯一の高架駅」と紹介されていますが、これは間違いです。高架駅ではありません。
石上駅
ご覧のように棒線の地上駅です。
旧後藤医院 鵠沼分院
駅から歩いて5分の旧後藤医院鵠沼分院へ向かいました。昭和8年の建築であり歴史を感じさせます。現在は鵠沼橋市民の家という地域のコミュニティ施設になっているようです。
石上駅に戻りましたが、次の柳小路駅まで歩いてみます。
途中に線路の向こう側に行けそうな場所がありますが、「危険」「線路内立入禁止」と書いてあります。ここは渡ってはいけません。カーブミラーがついていますが、万が一のことを考えているのでしょう。
川袋駅跡
ここは昭和25年に廃止された川袋駅の跡です。ホームがあったと思われるスペースがわかります。
特別塗装電車
鉄道開業110周年記念の特別塗装電車が通過しました。
柳小路駅全景
柳小路駅名標 ◇ 駅ホーム
柳小路駅に到着しました。しかしここも通過してさらに線路際を歩きます。
藤ヶ谷駅跡
ここは藤ヶ谷駅の跡です。ちょうどホームの形が残っています。
豪邸
鵠沼駅の手前には高級住宅街がありました。もの凄い豪邸が並んでいます。とても静かな空間です。
賀来神社
しばらく歩くと賀来神社に着きました。ここは宇佐八幡宮よりの御分霊を戴いたもので2012年で1143年が経過しているようです。
地域の人々の寄付の記録がありましたが、そこで偶然にも大学の同級生の名前を見つけました。この近くに住んでいるようですね。たまには会いたいものです。
サーフボード型の石碑 ◇ 同じく道祖神
鵠沼駅に近い方の入口にはサーフボード型の石碑があり、文字は「勝海舟の拝書」のようです。その近くには同じくサーフボード型の道祖神の石碑がありました。
鵠沼駅前
鵠沼駅前は石畳になっておりいい雰囲気が漂っています。
改札は地下にあり、そこから階段を登るとホームに出ます。
鵠沼駅名標 ◇ ホーム
1面2線で行き違いが可能な構造になっています。
ホームから江ノ島
ホームの海側からは遠く江ノ島(矢印はシーキャンドル)が見えます。
江ノ島方面から到着
まず鎌倉・江ノ島方面から電車が来ました。藤沢からの電車を待っています。
藤沢方面から到着
しばらくして藤沢方面から電車が到着しました。ここで列車交換です。
境川
鵠沼駅を出てすぐに境川を渡ります。そして次は湘南海岸公園駅です。
湘南海岸公園駅
ここで途中下車します。駅名からすると海岸近くにあるような印象を受けますが、海岸からは1kmくらい離れています。
ここから江ノ島駅の間に浜須賀駅跡と山本橋駅跡があるので探してみましょう。
個人宅専用踏切
しばらく歩くと左手に個人宅専用踏切がありました。江ノ電沿線では時々見かける風景です。
浜須賀駅跡
はっきりとはしませんが、このあたりが浜須賀駅跡のようです。写真の左手には大きなマンションがそびえ立っています。
山本橋駅跡 ◇ 山本橋
山本橋の近くのこのあたりが山本橋駅跡のようですね。
山本橋からの眺め
そして山本橋で境川の対岸に渡ります。天気がよくて清々しい気持ちになります。のどかです。
【1 藤沢〜鵠沼】
【2 江ノ島〜鎌倉高校前】
【3 稲村ヶ崎〜鎌倉】