かめかめ・かめラ
江ノ電の旅
(神奈川県)
(2012/11ー2013/1)

【2 江ノ島〜鎌倉高校前】

(2012/11ー2013/1)(記 2013/5/27)



小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅

  小田急江ノ島線の終着駅である片瀬江ノ島駅の前を通ります。竜宮城の形をしているユニークな駅です。

 
弁天橋

  片瀬江ノ島駅の目の前にある歩行者専用の弁天橋を渡り江ノ島入口に向かいます。


片瀬橋から江ノ島

  車の往来の多い国道134号線を地下道で渡り、片瀬橋から江ノ島を望みます。江ノ島へ足を延ばしてもよかったのですが、今日の目的は江ノ電ですから(笑)、ここで引き返して江ノ島駅を目指します。

 
すばな通り商店街地図 ◇ 江ノ島駅

  すばな通り商店街を北上すると江ノ電江ノ島駅が見えてきますが、その向こう側には湘南モノレールの湘南江の島駅の看板が見えています。


湘南モノレール湘南江の島駅

  湘南モノレールの湘南江の島駅です。江ノ島への鉄路でのアプローチは、小田急線(片瀬江ノ島駅)・江ノ電(江ノ島駅)・湘南モノレール(湘南江の島駅)の三つの選択肢があるのです。

  江ノ電江ノ島駅に戻ります。ここは2面2線で列車交換ができます。ホーム同士は構内踏切にて連絡されています。

 
江ノ島駅


駅名標

 
貴重資料展示室

  ホーム上の待合室に併設されている貴重資料展示室には301号が引退時につけていたヘッドマークや100形(タンコロ)が実際につけていた行き先表示板、内務大臣からの特許状などが展示されています。

 
ガー電エノシマ ◇ 江ノ電ジオラマ

  また構内にはガー電江ノ島や江ノ電ジオラマがあり、乗客を楽しませてくれています。ガーデンを「ガー電」とするなどダジャレは個人的に好きです。

 さて藤沢方面からやってきた電車に乗り込みます。ここで待ち合わせです。しばらくして鎌倉方面からの電車が来ました。これから隣の腰越駅に向かいます。江ノ島駅から腰越駅の間は路面区間です。





江ノ島〜腰越(路面区間)

 
腰越駅名標 ◇ 駅入口

  路面区間が終わると腰越駅です。この駅はホームが短いので鎌倉よりの1両はホームからはみ出てしまいドアがあきません。藤沢側は道路なので延長できず、鎌倉側は民家のためかホームを延長できないようです。


ホーム

  駅から徒歩5分ほどで腰越漁港です。

 
腰越海岸から江ノ島 ◇ 漁港

  海岸からの江ノ島はまるで絵はがきのように綺麗です。そして漁港ではとれたばかりのしらすを干しています。

  さて、朝から乗り鉄してきましたが、そろそろお腹が空いてきました。路面区間の道路沿いにある鎌倉大勝軒に寄りました。

 

 
もりそば@鎌倉大勝軒

  お店に入ってカウンターに座り、もりそばを注文しました。しばらくしてから出てきたもりそばは、甘酸っぱい独特のつけ汁にコシのある太麺の相性がよく美味しくいただきました。

  さて今度は走っている電車をみてみましょう。




江ノ島〜腰越(路面区間)


津波注意

  江ノ島駅に戻るように歩いていると、写真のような「ここの地盤は海抜8.1m」という津波注意の標識があります。2011/3/11の東日本大震災の教訓なのでしょう。

 
龍口寺


龍口刑場跡

  江ノ島駅の近くに龍口寺というお寺があります。ここは鎌倉幕府時代の刑場跡だったという説明がありました。

  龍口寺の前に電車がやってきました。鎌倉方面から江ノ島駅に到着する電車です。




江ノ島駅に到着する電車

  次に江ノ島駅を出発した電車がやってきました。




江ノ島駅を出発した電車


扇屋

  その近くには江ノ電もなかと電車の店舗で有名な扇屋があります。

  ここで緊急事態が発生しました。携帯電話が鳴り、早めに自宅へ戻らなければならなくなりました。江ノ島駅から戻ることにします。


江ノ島駅(鎌倉方面)




鎌倉行き列車




藤沢行き列車

  藤沢行き列車に乗り込みます。




“えのんくん号”

  鵠沼駅での対向列車は“えのんくん号”でした。


藤沢駅

  藤沢駅に到着しました。これから小田急線で伊勢原へ戻ります。



  一度途切れた江ノ電の旅を2013年になって続けました。小田急線で藤沢駅まで行き、そこから江ノ電に乗り換えて、一気に鎌倉高校前駅まで移動します。最前列の座席に座ることができました。


藤沢駅を出発


藤ヶ谷駅跡


石上駅〜柳小路駅


鵠沼駅に到着


鵠沼駅に到着

  鵠沼駅に到着しました。ここで列車交換です。小さな男の子と若いお母さんが最前列を目指して乗ってきました。前方展望のできる特等席をさりげなく譲りました。鉄ちゃんイメージアップ大作戦の一環です(笑)。


鵠沼駅を出発(矢印は江ノ島のシーキャンドル)


鵠沼駅を出発




路面区間

  江ノ島駅から腰越駅までは路面区間です。

 


湘南海岸へ

  腰越駅を出てからしばらくすると、突然視界がひらけ、湘南海岸沿いへ出ます。もうすぐ、鎌倉高校前駅に到着します。

 
鎌倉高校前駅名標 ◇ 駅舎



  ここ鎌倉高校前駅はテレビドラマや映画の撮影にも使われており有名です。鎌倉高校へは徒歩5分ほどです。高校時代に部活の対外試合でここに江ノ電で来たことがあります。懐かしく良い想い出です。今日は休日ですが部活でしょうか、何人かの高校生が下車しました。


ホームから江ノ島

  江ノ電はここから海岸沿いを走るので車窓からは海がよく見えるのですが、意外にも駅のホームから海が見えるのはここだけです。

 
津波避難場所表示

  津波避難場所表示がありました。東日本大震災からでしょうか。いつまでも忘れずに記憶に留めておきたいものです。


日坂からの眺め

  鎌倉高校へ行く途中の日坂からの眺めです。右手の先には腰越ラッコ公園という公園もありました。

  海沿いの国道を渡って、海岸に出てみます。


標高表示

  この手の標識が多くなってきた印象があります。


深夜花火禁止

  午後10時以降の深夜花火禁止区域のようです。近所の住民の方々が迷惑するのでしょう。




 海岸から江ノ島がくっきりと見えます。とてもいい天気です。

  鎌倉高校前駅を出発してしばらくすると峰ヶ原信号場で列車交換です。江ノ電にも信号場があったのですね。知りませんでした。そして七里ヶ浜駅に到着しました。

 
七里ヶ浜駅名標 ◇ ホーム


駅舎

 入口の横にはウインドサーフィン型のオブジェがあります。

 さぁ、海岸へ降りてみましょう。





 七里ヶ浜からは江ノ島はもちろん富士山もくっきりと見えてます。


謎の階段

  七里ヶ浜駅に戻ります。先ほどは気づきませんでしたが、ホームから線路の向こう側に謎の階段があります。昔は踏切がありその向こうに階段があったのでしょうか?
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