かめかめ・かめラ
京都旅行
(京都府)
(2015/5/28-31)

【4 美山】

(2015/5/31)(記 2015/10/15)



 さて、京都も最終日。以前から、一度は行ってみたかった美山へ行きました。京都から山陰本線で園部へ行き、そこから予約していた園部・美山周遊バスに乗りました。なんと大型バスに乗客は私と妻の二人だけ。貸し切りバスのようになってしまいました。


 バスは定刻の10時40分に園部駅西口を出発し、予定通りの11時35分に美山町自然文化村に到着しました。


 美山町自然文化村にはお風呂もありましたが、美山牛乳を飲んで休憩だけしました。




 美山町自然文化村からは徒歩でかやぶきの里を目指します。由良川の上流の美山川はとても澄んでいました。泳いだら気持ち良さそうです。


 かやぶきの里へ行く前に美山茅葺株式会社がありました。




 地元出身者が起こした会社のようです。地元の景観を地元で守るということなのでしょう。すばらしい取り組みだと思います。


 知井八幡神社へ向かう途中には写真のような六地蔵がありました。


 知井八幡神社から里を見下ろします。


 こんな茅葺きの屋根が数多く集まっています。
 昔ながらの風景を保ったかやぶきの里は、昔話の世界に入り込んだような感じです。全体図はこんな感じです。


 かやぶきの里の中心にある美山民族資料館に入ってみました。


 資料館の屋根ももちろん茅葺きです。


 お風呂がありました。


 昔使っていた農機具の数々です。


 こちらは雪隠、トイレです。


 屋根裏部屋から屋根を見るとこのようになっています。縄は新しいのですが、釘は一本も使ってありません。


 こちらの俵はなんでしょうか? 説明文が書いてありました。

『俵物の説明』 このあわ(粟)俵は約150年前に貯えられたものです。南丹市美山町の知見谷(若狭街道筋)の茅葺の農家で、家の解体時に発見されたものです。

 なんと150年前のものなんですね。驚きました。


 美山民族資料館のパンフレットです。


 観光客は多く、特に写真撮影や写生などの人にあちらこちらで出会いました。


 お地蔵さんと茅葺きを、妻がパチリと撮影していました。




 遠くから俯瞰するとこんな風に見えます。


 さてお腹が空いてきました。昼食はお食事処きたむらです。お店の屋根も茅葺きなんですね。


 私は鯖そばを注文しました。


 妻はたまごかけご飯が食べたいとのことでしたが、単独メニューにはなかったので、鯖そば+たまごかけご飯セットで注文しました。しかしそうすると一人だけの注文になってしまうので、妻は栃もちぜんざいを注文しました。


 ちょうど昼食時なのでお店は混雑していましたが、まず栃もちぜんざいがやってきて、しばらくして鯖そば+たまごかけご飯セットが来ました。煮込んだ鯖が冷たいそばの上に乗っています。この辺りは京都と若狭を結ぶ鯖街道の一つであることからこのようなメニューがあるのだと思われます。


 たまごかけご飯には、地元の平飼いたまごが使われています。濃厚で美味しいたまごかけご飯でした。


 さて、帰る時間となりました。帰りのバスも当然貸し切り状態です。帰りはいろいろとお土産を買える場所に寄って行きます。ここは道の駅の美山のめぐみ牛乳工房です。ソフトクリームが美味しいそうです。


 ゴミバケツも乳牛柄でした(笑)


 ソフトクリームを食べました。ミックスにしてみました。もちろん美味しかったですよ。

 園部駅西口に戻ってきました。すっかり貸し切りとなり運転手さんとも仲良くなりました。この時期は美山の観光客は多くないのでそうです。紅葉の時季がバスも満員になるそうです。どうもありがとうございました。


 京都駅まで戻ってきました。まだ時間があるので、京都タワーに登ってみました。


 遠くに清水寺が見えます。


 こちらは祇園方面でしょう。八坂神社か知恩院の方向だと思います。


 こちらは北西方面かな。


 これは西本願寺でしょうか。


 これはわかります。東本願寺と烏丸通りです。


 京都タワーに入場する時に撮られた写真が、帰る時にはできていました。行楽地ではいずこも同じですね。写真は買いませんでしたが、右上に小さな写真の入ったものをいただきました。

 天気にも恵まれ、妻と二人でたっぷりと京都を楽しんできちゃいました。
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