かめかめ・かめラ
北陸紀行
(長野県〜新潟県〜富山県〜岐阜県)
(2010/8/5-7)

【2 富山ライトレールと市内環状線】

(2010/8/6)(記 2010/8/26)


 富山に到着しました。次男の第一声は「大都会じゃん!」でした。今までの大糸線や北陸本線の車窓を、どのような気持ちで見ていたのでしょうか?。列車内には冷房が効いていますが、屋外はむちゃくちゃに暑いです。夜のニュースでは最高気温が36度ということでした。

 富山ライトレールは昔はJR富山港線だったのですが、一部路線を変更して、現在のスタイルになりました。


 富山駅北口の案内所で富山ライトレールの1日フリーきっぷ(市内電車も一部のバスも含まれる)を買ってから乗り込みます。


1日フリーきっぷの裏はこんな風になっています。


 富山ライトレールの車両です。低床車なので乗りやすい構造で2両編成になっています。


 車内はこんな感じです。座席も多くてきれいな内装です。


 連結部もこのように平らになっています。


 全線均一料金で1回200円なのですが、ICカードを使うと170円になります。このようにすると、多くの利用者はカードを利用するようになり、金銭授受の煩わしさもなくなりますね。小田急や神奈中もこのようにしてもらえませんかね(笑)


 二つ目の電停の奥田中学校前までは軌道線(道路に線路がある)でしたが、ここからは専用線になります。



富山ライトレール:専用線(駅ホームの配置が交差点でもないのに電停型)

 富山ライトレールの終点は岩瀬浜です。その名の通りに海の近くです。運河もあり、岩瀬カナル会館という施設がありました。


  
カナル会館にあったスタンプ(カナル会館 ◇ 富山ライトレール ◇ 富山ぶり街道)


 岩瀬カナル会館の近くに古志の人魚像がありました。人魚伝説でもあるのでしょうか?



富山ライトレール:行き違い


富山ライトレール:軌道線


富山ライトレール:富山駅北へ

 富山駅に戻ってから、大喜駅前店で富山ブラックラーメンを食べました。塩からいけどクセになりそうな味のラーメンです。


 富山ライトレールで往復した後に、実は高岡へ移動し、氷見線と万葉線に乗ってから、再び富山へ戻ってきましたが、先に富山の様子を記します。糸魚川駅でも感じたのですが、富山駅でも駅舎が移転し、新幹線用地ができていました。時代は流れていますね。いずれ富山駅を高架にして、北側にある富山ライトレールと南側にある市内電車(路面電車)とを接続させる予定もあるようです。素晴らしい街作り計画です。


 さて、次は富山地鉄の市内電車(路面電車)です。写真の3系統(環状線)が新しくできたのです。路面電車は欧米では再評価されて、新しい路線も建設されていますが、日本では宇都宮(新設)や岡山(延伸)で検討されていますが、なかなか建設までは至らないようです。富山の試みは再評価されるべきです。


 環状線の愛称はセントラムで、富山ライトレールを同じような2両編成です。側面にはおわら風の盆のイラストが入っています。


 連結部はやはり平らになっていました。これならお年寄りなども安心です。



市内電車:大学前電停へ(2系統)

 歩道橋から大学前電停の様子です。



市内電車:環状線(3系統)

 環状線からは富山城が間近に見えます。


 環状線の車両外観です。


 ホテルにチェックインしてから、次男と夕食です。二人とも寝不足で疲れていますが、お腹は空きます(笑)。ホテルの近くの居酒屋でビールや日本酒を飲みながら、いろいろと話しました。貴重な時間でした。写真はつまみの白エビの刺身です。


 こちらは白エビの釜めしです。

【旅程】
富山駅北10:15〜10:39岩瀬浜 富山ライトレール
岩瀬浜11:01〜11:25富山駅北 富山ライトレール
新富町〜大学前 市内電車2系統
大学前〜丸の内 市内電車2系統
丸の内〜富山駅前 市内電車3系統(環状線)
【1 ムーンライト信州で富山へ】  【2 富山ライトレールと市内環状線】  【3 氷見線と万葉線】  【4 高山本線】