かめかめ・かめラ
東北紀行 〜駅前食堂の旅〜
(福島県〜山形県〜秋田県〜青森県〜北海道)
(2004/8/7-10)

【第四日目】
津軽海峡線で函館へ
(2004/8/10)


◆ホテルの近くのくどうラーメン@青森◆
 十分に睡眠をとりゆっくりと起床した。今日も朝から気温が高く、いい天気である。朝食は8時から営業しているくどうラーメンへ行く。創業昭和23年の老舗である。店に入って左側の見にくい場所に券売機があり、そこで食券を買うようだ。中華そばの特大(2玉)550円、大(1.5玉)500円、中(1玉)450円、お子様サイズ(0.5玉)400円となっている。中の食券を買った。味の選択もできるようだが初めてなのでデフォルトで味わおうと思い何も選択しなかった。

 
くどうラーメン ◇ 中華そば(中) 450円

 さて中華そばのダシは昆布や煮干しを中心にした魚系のもの。麺は中細縮れ麺で喉ごしがよい。醤油味もキリッとさせていて印象的である。

◆埼玉屋食堂が見つからずに、みよし食堂@青森へ◆
 くどうラーメンを出てから駅広市場ぴあを今度は反対側から探してみる。が埼玉屋食堂は見当たらない。もう営業していないのかもしれない。ということで近くにあったみよし食堂へ寄り、カレーライスを食べた。みよし食堂は市場団地からこちらへ移ってきたようである。

 
みよし食堂 ◇ 壁に張ってあるメニュー


カレーライス 500円

◆ついに発見! 埼玉屋食堂@青森◆
 みよし食堂でお勘定をしながら、
「埼玉屋さんって名前の食堂はこの近くにありますか?」と尋ねると、
「まっすぐ行って市場(駅広市場ぴあ)の入口があるから、その手前を右に曲がって突き当たりにありますよ」との答え。
わかりやすい発音で、しかもわかりやすく具体的に答えてくれた。
「どうもありがとうございます」とお礼を言い、さっそく埼玉屋食堂を探しに行く。言われた通りに行くと、そこに埼玉屋食堂が営業していた。昨晩は店の右隣まで探しに来ていたのに何故見つからなかったんだ。先ほどは店の左側20メートルまで探しに来ていたのに何故見つからなかったんだ。営業していないかも知れないという先入観が今ひとつ踏み込みを浅くしてしまったのだろう。多いに反省である。今朝はラーメンとカレーライスを食べたのでもう食べることはできない。次の機会があれば、真っ先に寄ることにしよう。


埼玉屋食堂

 列車まで時間があるので、港の方に行ってみる。青森港と青森駅を跨いでいる青森ベイブリッジ、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸、歩行者用の散策路の青森ラブリッジ、小さな公園などがあった。ラブリッジってラブ+ブリッジのことかな。

 
青森ベイブリッジ ◇ 八甲田丸

 青森駅でこれから乗る特急白鳥71号を待つ。左隣のホームには八戸行きの特急つがるが、右隣のホームには秋田行きの特急かもしかが入線しており活気がある。青森駅を出てしばらくすると右手に海が見えるようになる。蟹田駅で十数人の乗客があった。そしてほぼ同数が木古内駅で下車した。彼らは“青春18きっぷ”の利用者であろう。普通列車と快速列車しか利用できない“青春18きっぷ”だが、特例として蟹田〜木古内は特急列車の自由席への乗車が認められるのである。理由は簡単で、この区間に普通列車が一本もないためである。

 
特急白鳥71号 ◇ 車窓

 2時間ほどで函館に到着。新撰組の図柄の特急北斗とドラえもん海底列車が並んで発車を待っていた。

 
特急スーパー北斗9号 ◇ 特急ドラえもん海底列車

◆函館市内電車に乗ってあちこち回る◆
 函館駅構内の観光案内所で観光マップを手に入れ、そして市内電車の一日乗車券(600円)を購入する。コインロッカーに荷物を預けようとするもる空いているロッカーがない。駅員さんに尋ねると、2階に臨時手荷物預かりがあるとのこと。荷物を預けたが利用時間が午後4時までとは何とかならないものか。
 市内電車の函館駅前電停は歩いて3分くらいの場所にある。そこで谷地頭(やちがしら)行きのノンステップ電車に乗る。

 
函館駅 ◇ 谷地頭行き市内電車

 終点の谷地頭電停で降りて、立待岬に向かう。かなりの上り坂が続き、汗が大量に溢れ出る。暑い!。立待岬に向かっているのに、タチマチには着かない。途中に啄木一族の墓があった。


啄木一族の墓

 やっと立待岬に到着した。徒歩15分以上はかかっている。海を眺めるのは気持ちがいいものだ。しばらく休憩を取ったあと、谷地頭電停に戻る。

 
立待岬 ◇ 立待岬


立待岬

 谷地頭電停の角の店で、美味しい函館牛乳を飲む。店の人も「今日も暑いわねぇ」と言っていた。


飲んでおいしい函館牛乳

◆創業昭和10年 老舗の来々軒@函館◆
 末広町電停から歩いてすぐのところに老舗の来々軒がある。昭和10年に洋食屋として創業したので約70年の歴史がある。店の外観と店内はレトロであり、またエアコンがなく窓からは少しだけ涼しい風が入ってきていた。イスはソファーである。店はレトロであっても店員はレトロではなかった。

 
来々軒 ◇ 来々軒

 
店内 ◇ 店内


塩ラーメン 500円

 塩ラーメンを食べる。スープは透明感が高いがしっかりとしたダシが出ている。豚骨を中心に使っているらしい。洋風な印象を持つスープでコショウを少し入れると深みが増す。麺は中ほぼストレートでつるつるしている。
 店を出てから赤レンガ倉庫群へ行ったり基坂へ行ったりして、五稜郭へ向かった。

 
赤レンガ倉庫群 ◇ 基坂

◆あじさいにふられて、あじたか@函館へ◆
 五稜郭へは五稜郭公園前電停で下車し、徒歩約10分くらいである。

 
五稜郭タワー ◇ 五稜郭

 
五稜郭 ◇ 土方歳三の像

 五稜郭タワーに登ると五稜郭の形がよくわかる。タワーには土方歳三の像があった。一緒に記念撮影をしている観光客が多い。この時期、こちらでは新撰組ブームである。
 五稜郭タワーの目の前にあじさいというラーメン屋がある。そこで食事を摂ろうと思ったが、ドアに張り紙が・・・・。
「従業員慰安旅行のため9日と10日は連休いたします」
ってまた臨時休業か。
 気を取り直してバックアップとして調べておいたあじたかへ向かう。道立函館美術館裏にあり、店主が意識してか、メニューにはピカソ、ゴッホ、スーラー、ゴーギャンなどという名前がさりげなく登場する。

 
あじさい ◇ 塩ラーメン 550円

 塩ラーメンは、スープは豚骨中心でかなり深みのあるダシである。麺は中やや縮れ麺で歯応えあり。具に麩が入っているのが特徴か。
 この後、函館空港へ行き、18時50分の飛行機で帰宅した。充実した四日間だった。
【お店のデータ】
<くどうラーメン>青森県青森市新町1-6-12 017-722-6905 8-16時 木曜定休
<みよし食堂>青森県青森市古川1-1-1 017-777-5674
<埼玉屋食堂>青森県青森市新町1-3-35 017-722-7263 
<来々軒>北海道函館市末広町16-3 0138-22-2803 11-20時 日曜祝日定休
<あじさい>北海道函館市五稜郭町29-22 2F 0138-51-8373 11-21時 月曜定休
<あじたか>北海道函館市五稜郭町36-7 0138-51-7515 11-21時 不定休
【旅程】
青森(10:00)〜函館(12:04) 津軽海峡線 特急白鳥71号 2,190円
函館市内電車 一日乗車券 600円
函館空港(18:50)〜羽田空港(20:10) ANA864便 28,800円
羽田空港(21:05)〜本厚木(22:10) 神奈川中央交通バス 1,500円
本厚木(22:18)〜伊勢原(22:25) 小田急小田原線 各駅停車 180円
【1 いざ、福島へ!】  【2 奥羽本線で秋田へ】  【3 五能線経由で青森へ】  【4 津軽海峡線で函館へ】  【5 函館市内電車】