かめかめ・かめラ
山陰紀行
(岡山県〜鳥取県〜島根県〜広島県〜兵庫県)
(2006/8/24-28)

【6 鳥取〜姫路(因美線・姫新線)】
(2006/8/28)(記 2006/9/9)



8月28日の行程

 鳥取駅の売店で“かにめし(1,000円)”を買い駅前のベンチで食べる。これが今日の朝食だ。ついでに昼飯用に“焼き鯖寿司(950円)”も買う。鳥取発智頭行きの列車はセミクロス4両で、高校生で満員である。郡家駅や津ノ井駅で、乗降客が多いがほとんどは高校生であり、車内はずっと満員である。智頭駅にて同じ制服を着た高校生が大量に下車。智頭高校?でもあるのかな。

 
鳥取駅舎 ◇ 駅前

 
かにめし

 
かにめし

 
智頭行き列車 ◇ 智頭急行列車

 智頭からさらに乗り換えて、津山行きセミクロス1両ワンマンに乗る。ぐっと乗客が減ったので進行方向のボックスシートに陣取る。すると対面には20歳代後半の若いカップルが進行方向を背にして座る。こんな状況では私自身がゆっくりできないので“鉄ちゃんイメージアップ作戦”パート3を敢行する。私は席を譲りロングシートに移動した。列車は那岐〜美作河井間の山あいを縫うように走っている。速度15km制限のところもあった。そうこうしているうちに津山に到着。


車窓

 次の列車まで1時間ほどあるので、吉井川にかかる今津屋橋界隈を散策する。昔は渡し船で移動していたがこの橋ができて大変便利になったようだ。橋のたもとに今津屋という屋号の商店があったので今津屋橋という名前になったようだ。

 
今津屋橋全景 ◇ 由来


今津屋橋下

 津山からは佐用行きのセミクロス1両ワンマン列車に乗る。トイレはない。進行方向を向いたボックスシートに座ることができた。出発してしばらくしてから鳥取駅で買った焼き鯖寿司を食べる。焼いてあるだけに香ばしくて美味しい。すると対面に5才と3才くらいの小さな女の子が座った。話しを聞くとお母さんとおばさんと一緒で二人は後ろのシートにいるらしい。これは譲るしかないでしょう。“鉄ちゃんイメージアップ作戦”パート4である。

 
津山駅舎 ◇ 駅前

 
駅名標 ◇ 佐用行き列車

 
焼き鯖寿司

 佐用からはにぎやかな絵の書かれたラッピングトレイン(セミクロス1両ワンマン)で姫路まで行く。出発前から混んでおりすでに立ち客がいる。ロングシートに座れたが景色も見えずに退屈である。姫路駅には13時1分に到着し、山陽本線の13時5分発の新快速播州赤穂行きに乗り換える予定である。姫路駅は現在改修工事中であり移動距離の長い乗り換えになる。この列車に乗れれば赤穂線と吉備線に乗ることができるが、乗り遅れると吉備線をあきらめなければならない。姫路駅の一つ前でドアの近くに移動し準備をする。しかし、無情にも列車が姫路駅のホームにたどり着いたのはすでに13時4分であった。1分では事実上無理なのであっさりと吉備線はあきらめ、時刻表を見て今後の予定を確認する。赤穂線で播州赤穂と長船に途中下車できることがわかった。何事もポジティブ思考である。吉備線に乗れないマイナスよりも、播州赤穂と長船に下車できるという楽しみの方が大きい。なにはともあれ姫路駅ホームの“えきそば”は今日も元気である。

 
佐用駅名標(JR) ◇ 佐用駅名標(智頭急行)

 
姫路行き列車


えきそば
【旅程】
◆鳥取(07:31)〜智頭(08:18) 因美線 青春18きっぷ 2,300円
◆智頭(08:21)〜津山(09:29) 因美線
◆津山(10:34)〜佐用(11:29) 姫新線
◆佐用(11:42)〜姫路(13:04) 姫新線
【1 サンライズ出雲】  【2 餘部〜境港】  【3 奥出雲おろち号】  【4 江津〜三次】  【5 三次〜津山】  【6 鳥取〜姫路】  【7 播州赤穂〜岡山】