かめかめ・かめラ
おやじの遠足
飯田線秘境駅紀行
(長野県〜静岡県〜愛知県)
(2010/8/28-29)

【3 為栗駅】

(2010/8/28)(記 2010/10/5)


  これで「してぐり」と読みます。秘境駅なのですが、難読駅でもあるのです。


  地形図を見ると天竜川が大きく屈曲しており、傾斜地に駅があることが読み取れます。



我々を降ろした列車が出発していきます。


 絵はがきの中の為栗駅です。



 為栗駅に下車したのは我々を含めて6人でした。駅の線路の向こう側には民家が1軒あり、小さな畑もあります。生活の匂いが感じられます。


 天竜川の水面とホームの標高が近く、川に沿って100mほど歩くと天竜橋という歩行者専用の橋があります。


 駅への侵入はこの橋を介してだけなので、車では駅に近づけません。


 橋の上からは天竜川とそれを取り囲む山々との雄大な景色が360度広がります。


 こちらも静かで雄大な景色であり、中井侍駅では叶わなかった秘境駅の雰囲気が味わえます。


 天竜橋から為栗駅を眺めます。



 そんな静寂を切り裂いたのは、飯田方面から来たワイドビュー伊那路4号でした。車輪を軋ませながら、為栗駅を駆け抜けていきました。そしてまた静寂が戻ります。

 駅へ戻ってよく見ると、駅の近くでしいたけを栽培しています。駅前しいたけ農園とは、何とも異空間です。


 北側の出入口は写真のようになっており、正式な出入口ではなさそうです。民家専用なのかも知れません。


 その階段がある場所の、線路の向こう側には専用踏切のような木製階段がついています。

【旅程】
為 栗 17:17〜17:23平 岡  飯田線
【1 飯田線へ】  【2 中井侍駅】  【3 為栗駅】  【4 平岡駅&龍泉閣】  【5 田本駅】  【6 小和田駅】  【7 大嵐駅】  【8 中部天竜駅】  【9 飯田線&東海道本線】