かめかめ・かめラ
伊勢原古地図めぐり(1)
(神奈川県伊勢原市〜秦野市)
(2014/10/19)

【2 白根村】

(記 2015/2/10)


 
 (7)から(8)に向かって進んでみましょう。


 国道246号線とほぼ平行の旧道です。箱根駅伝の鶴見中継所のような感じです。実際に市町村対抗のかながわ駅伝の第二中継所になっています。今年は2月8日に開催されます。昨年は大雪で中止になってしまいました。今年は天候に恵まれてほしいものです。


 脇に反れて国道246号線をアンダークロスする細い道があります。古い地図にも点線で描かれています。ここは毎週土曜日の仕事の時に、自転車で通る道なのです。


 その先の右側には紳士服のAOKIがあります。


 隣には古着買取のリサイクルショップのDonDonDownがあります。ここはまだ一度も入ったことがありません。数年前までは本屋でしたが、その時はたびたび寄っていました。


 (8)の所に白根自治会館があります。自治会館って公民館のことなのでしょうか? かなり立派な建物です。公民館は旧道に沿ったところに存在する可能性が高そうです。

 
 (8)から(18)に至るまでは現在の幹線道路である国道246号線と旧道はかなり異なります。この理由は後ほど明らかになります。まずは(8)から(9)まで歩みを進めましょう。


 白根自治会館からはおそらく北海道十勝豚丼なまらうまいっしょR246伊勢原店の駐車場(写真中央〜右)を旧道が通っていたと思われます。


 駐車場を通り抜けるのは気が引けるので、道沿いに一度国道246号線に出て白根交差点を右折することにします。


 交差点の北西の角にはステーキガスト伊勢原店があり、なまらうまいっしょとの間を進んでいきます。


 正面には大山の勇姿が顔をのぞかせています。


 (9)の地点に来ました。右側には小宮ストアが、そして左側にはかみむら食堂があります。


 土曜日の仕事帰りの昼食にかみむら食堂へは時々寄っています。昭和レトロの雰囲気の残る昔ながらの大衆食堂ですが、定食・麺類ともに美味しいです。ご主人と奥様、これからもよろしくお願いします。

 
さらに(9)から先に歩みを進めましょう。


 本当によい天気に恵まれました。むしろ汗ばむくらいです。


 両側にカーブミラーのある交差点に来ました。この地点が地図の(11)です。


 (11)から左に曲がったこちらが旧道なのですが、ちょっと寄り道して、このまままっすぐに進みましょう。


 道ばたには柿が美味しそうな実をつけています。


 新地図の(10)の建物がこのつりぼり山本園です。

 
 旧地図の(10)の横に神明という文字が見えます。新地図の神社記号と一致します。


 つりぼり山本園の脇に細い道がありますので、進んでみましょう。


 大きなイチョウの木に向かって、さらに奥に行けますね。


 神社の境内に横から入ることができました。


 大鳥居の近くには「ここは、神様のお庭です。遊び場ではありません。」と書いてあります。正式には神明社というようですが、地元では白根神社と呼んでいるようです。三ノ宮比々多神社の所管の一つのようです。


 お祭りでもあるのか、やぐらを荷台に乗せた軽自動車とともに、地元の若い衆がなにやら相談事をしていました。

 
 樹齢500年で40〜50メートルの高さを誇った杉のご神木があったようですが、1933年(昭和8年)の秋台風で倒れてしまったようです。ところで、ここの本当の名前は白根神明社なのでしょうね。ちなみに昭和8年の秋ってことは私の母が生まれた頃です。

 
 寄り道はこれくらいにして(11)から(12)へと進みましょう。


 (11)から少し行った右側にピンク色の外観のマンションが見えてきました。かなり個性的な外観ですね。


 そして民家やアパートなどが続きます。


 小さな橋のような場所にきました。


 以前は小川があったと思われますが、現在は写真のようにふたをされ、暗渠になっています。古地図の黒矢印あたりでしょう。


 道はやや右にカーブし、その先でやや左にカーブしています。


 前方に信号が見えてきました。(12)の場所です。


 信号の手前左側にはセブンイレブンがあります。

 
 向原は「むかいはら」と読むのですね。

 
 (12)から西へ((13)へ)向かいます。


 交差点を渡ると細い道が続いており、周りは民家です。


 静かな住宅地の中を進みます。


 前方に橋が見えてきました。


 自動車がすれ違えるほどの道幅はないようです。

 
 この鈴川橋は大正15年12月に完成したようです。古地図の(13)にも橋がかかっているのがわかりますが、この橋ではなく先代の橋のようです。


 鈴川の上流には写真のように東名高速道路が大山の景観を奪ってしまっています。


 下流はこのような感じになっています。

 
 鈴川橋を渡りきった右側に道祖神がありました。昔からある旧道に間違いなさそうです。

 
 またまたちょっと寄り道して大山を眺めてみます。(14)の場所へ移動してみます。


 お地蔵さんの脇の細い道を進みます。


 そして東名高速道路の下をくぐって向こう側に出ます。


 そこからは写真のように大山がくっきり綺麗に見えました。
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