かめかめ・かめラ
四国紀行
(愛媛県〜高知県〜徳島県〜香川県〜広島県)
(2007/5/29-6/4)

【2 予讃線】
(2007/5/30)(記 2007/6/10)



5月30日の行程

 
いしづち5号@松山駅 ◇ 車窓

 坂出駅からはいしづち5号に乗り換えて松山へ向かう。途中の宇多津駅でしおかぜ3号を前に連結する。自由席は40%程度の乗車率だったが、今治駅で大量乗車があり、一挙に混んできた。


宇和海5号

 松山駅前で一端信号停車してからホームにすべりこむ。松山駅で宇和海5号に乗り換えて内子へ向かう。

 
内子駅名標 ◇ 内子駅舎

 予讃線でも内子の周辺は建設が新しく、時速120kmが可能となっている。なるほどスピード感がある。このまま行っても接続が悪く目的地到着時刻は同じになるので、内子で観光をかねて時間調整である。

 
内子の街並み

 
内子の街並み ◇ 大森和ろうそく屋

 内子の街並みは古きよき時代の名残りを伝えてくれている。街並みも古かったが、観光客も老人が多くこちらも古かった(笑)。大森和ろうそく屋では、シンプルな和ろうそくをお土産に買う。ちょうど、何かの雑誌の取材をしていた。



 昼食は、地元の食堂といった佇まいの片岡食堂で中華そばといなりずしのセットをいただく。


商いと暮らし博物館

 
博物館内

 もう少し時間があるので、商いと暮らし博物館に寄る。この博物館は建物内に自由に入ることができてこの手の博物館にしてはなかなか楽しめた。

 
内子座

 歌舞伎も行われる現役の劇場の内子座にも寄る。昔の内子線の内子駅はこの内子座の裏側にあったようだ。

 
旧内子線内子駅名標 ◇ SL

 内子駅が終点だった時代の駅名標とSLが駅前にあった。内子からは宇和海9号で伊予大洲に向かう。わずか9分の乗車だが、周遊きっぷのために躊躇無く特急を利用できる。

 
伊予大洲駅名標 ◇ 普通列車

 
車内 ◇ 車窓

 ここからは、伊予長浜経由(海側)で伊予市まで戻る。予讃線と内子線とは、このあたりではループ状になっているので、完乗するにはこのようなルートにする必要がある。途中から海沿いを走るこの路線は、青春18きっぷのポスターで一躍有名になった下灘駅など、夕陽がきれいなところである。ところでこの列車は1両ワンマンでロングシートで、おまけにトイレも付いていない。のんびり行くには、通勤電車のようなロングシートよりも、ボックスシートのようなクロスシートの方が風情がある。1〜2時間間隔でしか列車がない区間では、トイレがない普通列車というのは不安である。



 
車窓 ◇ 線路が合流(最後尾から)

 海から離れて山の中を通ると、やがて向井原駅の手前で内子からの線路と合流する。

 
伊予市駅名標 ◇ 伊予市駅舎

 
郡中港駅(伊予鉄道郡中線) ◇ 列車

 向井原駅の次の伊予市駅で下車して、駅前を散策する。すぐ近くに伊予鉄道の郡中港駅がある。

 
しおかぜ9号(アンパンマン列車) ◇ 吉田港

 伊予市駅でしおかぜ9号に乗り、再度内子駅と伊予大洲駅を通り宇和島へ向かう。自由席の乗車率は70%くらいだろうか。窓側の座席は確保できずに通路側に座った。路線はかなり標高の高いところを走っているが、卯之町駅を過ぎるとぐんぐんと高度を下げ、伊予吉田駅付近で海にかなり近づくと終点の宇和島駅はもう近い。


宇和島駅
◆坂出0751-1005松山 予讃線 特急いしづち5号 周遊きっぷ四国ゾーン 12,500円
◆松山1011-1035内子 予讃線 特急宇和海5号
◆内子1243-1252伊予大洲 内子線・予讃線 特急宇和海9号
◆伊予大洲1302-1408伊予市 予讃線
◆伊予市1426-1538宇和島 予讃線・内子線 特急しおかぜ9号
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