かめかめ・かめラ
東関東紀行
(茨城県〜栃木県〜千葉県)
(2013/11/22-24)
【5 ひたちなか海浜鉄道】
(2013/11/24)(記 2014/1/5)
11月24日も快晴である。水戸から勝田への移動には12分遅れた勝田行きに乗った。ちょうどよいタイミングで遅延列車が来たのである。勝田からはひたちなか海浜鉄道に乗る計画だ。
水戸0711-0716勝田 常磐線 勝田行き(遅延)
勝田駅は大きな駅舎だ。一度改札を出てから改めて入場する。JRの有人改札でひたちなか海浜鉄道湊線の一日フリー切符の購入について尋ねると、直接ホームへ行ってお買い求めくださいと、そのまま改札を通してくれた。小湊鉄道に乗る五井駅を同じようなスタイルである。
ひたちなか海浜鉄道ホーム
湊線の窓口で湊線1日フリー切符を800円で購入した。
湊線1日フリー切符
単行のロングシート車は地元客と鉄ちゃんを若干乗せて出発した。ゆっくりとしたスピードで車体の揺れも少ない。この列車の車体にはいくつもの落書きがされている。面白い企画である。
ひたちなか海浜鉄道湊線の駅名表には個性的なデザインの文字が使用されている。見ているだけで楽しくなってしまう。那珂湊駅で途中下車する。
駅名標(勝田・那珂湊・阿字ヶ浦)
勝田0730-0745那珂湊 ひたちなか海浜鉄道湊線 阿字ヶ浦行き
ゆるやかなカーブのある駅構内と駅舎やホームの構造が、松浦鉄道のたびら平戸口駅の佇まいによく似ている。駅構内には車庫があり、キハ205などの車両が見えた。
キハ205
そして那珂湊駅の待合室には、会津鉄道の芦ノ牧温泉駅と姉妹駅であることが記されている。共通点として、ネコがいること、古い駅舎であること、女性駅長であること、駅前食堂があることなどである。芦ノ牧温泉の駅前食堂といえば、もちろん牛乳屋食堂のことであろう。
駅舎を出て街歩きをしてみる。駅にあった地図を片手に、天満宮や湊公園をめぐり、テレビなどでも有名なおさかな市場まで周ってみた。おさかな市場には観光客が多く、港自体にも活気があった。
天満宮
湊公園
那珂湊港 ◇ おさかな市場
那珂湊駅
駅に戻り窓口でカレンダーと那珂湊駅の硬券入場券を記念に買う。
那珂湊駅硬券入場券
ひたちなか海浜鉄道カレンダー
列車@那珂湊 ◇ 車窓
阿字ヶ浦駅
さて那珂湊からは終点の阿字ヶ浦へ向かう。また同じ落書き列車だった。10分あまりで阿字ヶ浦駅に到着した。阿字ヶ浦の駅舎は狭いのだが、若いカップルがベンチに座りイチャイチャしていた。他人の目が気にならないのかねぇ。まぁいいか。
那珂湊0906-0917阿字ヶ浦 ひたちなか海浜鉄道湊線 阿字ヶ浦行き
駅を後にして周辺散策である。まずは堀出神社。水戸光圀公ゆかりの神社だそうだ。
堀出神社
そこから海岸へ下る。ホテルや民宿などが数多く点在している。海岸から今度は上り坂をとことこ登ると、そこには酒列磯崎(さかつらいそさき)神社があった。参道は暖帯性の植物に覆われた鬱蒼とした感じであり、その先に社があった。
酒列磯崎神社
境内に亀の置物があり、立札を読んでみると、宝くじで高額当選をした市民から贈られたと書いてある。なんとなくご利益がありそうである。
亀像 ◇ 阿字ヶ浦港
参拝した後は今度は平らな道を選んで駅に戻る。交通標語も茨城弁だ。
交通標語
駅に戻るとさっきの若いカップルがまだイチャイチャしていた。とんでもないバカップルだ。
阿字ヶ浦から勝田へ戻る。今度は緑の帯の列車である。当初は5-6人の乗客だったが那珂湊で7割近くの座席が埋まった。
列車@阿字ヶ浦駅 ◇ 車両番号(3710=みなと)
阿字ヶ浦駅スタンプ
阿字ヶ浦1007-1033勝田 ひたちなか海浜鉄道湊線 勝田行き
【1 関東鉄道常総線(取手〜下妻)】
【2関東鉄道常総線(下妻〜下館)】
【3 真岡鐵道(ゆずSLもおか号)】
【4 真岡鐵道(真岡駅&SLキューロク館)】
【5 ひたちなか海浜鉄道】
【6 関東鉄道竜ヶ崎線&流鉄流山線】