かめかめ・かめラ
南三陸紀行
(岩手県)
(2014/11/22-24)
【5 三陸鉄道南リアス線(釜石駅・三陸駅)】
(2014/11/24)(記 2015/5/2)
南三陸紀行41 釜石駅
夜が明けました。今日は11月24日です。暗い時刻に起床して、出発の準備をしていると徐々に明るくなってきました。前日の反省から、前夜のコンビニで朝食用のパンを一つ買っておきました。
釜石駅へ向かい大渡(おおわたり)橋へ来ると三陸鉄道南リアス線の線路や製鉄所が見えてきます。
大渡橋西詰にある公園にサケのモニュメントがあり、朝日に輝いていました。
駅前の道路には「ラグビーの街、釜石へようこそ 頑張れ! 釜石シーウェイブス!!」と書いてあります。左側の工場は「新日鉄住金釜石製鉄所」となっております。2012年に合併して新日鉄住金になったようですね。
JR釜石駅です。
製鉄所を振り返ると、「橋野高炉跡を世界遺産へ!」という看板が見えました。駅前公園にも同様の看板がありました。どこもかしこも世界遺産という時代になってきました。
駅前には近代製鉄の父と呼ばれる大島高任氏の銅像がありました。
JR釜石駅の隣にはホテルフォルクローロ三陸釜石が建設中でした。2015年春にオープンの予定になっています。
駅前公園には復興の鐘もありました。
南三陸紀行42 三陸鉄道釜石駅
JR釜石駅の隣に三陸鉄道の釜石駅があります。ホームの下の通路を通って階段を上ってホームに出ます。
列車はすでに入線しており出発を待っていました。1両、ワンマン、セミクロスシート、トイレ付き。休日の朝なので、乗客はわずか3人で、やっとボックス席に座ることができました。1人は地元高校生で、もう1人は鉄っちゃん(撮り鉄)です。
釜石駅を定刻に出発しました。左側にはスーパーマーケットのイオンタウン釜石が見えてきました。そしてしばらくすると前方に甲子川(かつしがわ)越えの朝日を望み、徐々にスピードを上げていきました。
南三陸紀行43 平田駅
三陸鉄道南リアス線(釜石〜三陸)
今日は釜石から三陸まで行き、次の列車で唐丹まで戻り、次の列車で吉浜へ、そして釜石に戻ります。
実際のダイヤ(手作り)で示すとこのようになります。
平田(へいた)駅に停車しました。ここは「いさり火大観音」です。
列車から釜石大観音の後ろ姿を見ることができました。
平田駅では下車せずにこのまま乗車していきます。
南三陸紀行44 平田〜三陸
三陸鉄道南リアス線(釜石〜三陸)
平田から先を急ぎましょう。
次の駅は唐丹(とうに)駅です。この駅では後ほど下車しますが、今は通過します。
吉浜湾からの朝日です。
小川も吉浜湾に注いでいます。
吉浜駅に到着しました。ここからは新たに3人が乗車してきました。
吉浜駅を出てからも吉浜湾が顔をだします。
南三陸紀行45 三陸駅
三陸鉄道南リアス線(釜石〜三陸)
吉浜の次が三陸駅です。
三陸駅へ到着しました。
三陸駅出発
釜石0655ー0724三陸 三陸鉄道南リアス線(盛行き)
駅名標には「科学の光」と書いてあります。近くに北里大学水産学部があり、最近まで気象庁の大気球観測所もあったことから名付けられています。
ホームには多くの干し柿がつるされていました。こんなにオープンで盗まれないのかなぁと思っていたら、
こんなお願いも掲示されていました。食べちゃう人もいるのでしょうね。
待合室には「元旦初日の出号」の案内がでていました。元日のテレビでこの模様を放送していました。
階下へ降りる階段の手すりには三陸鉄道南リアス線の写真と駅名が掲示されていました。
駅舎が見えます。
駅の裏側(山側)に回って、ホームの写真を撮ってみました。
駅舎は三陸町観光センターを兼ねており売店もありました。この時は朝早かったので営業時間外だったので利用できませんでした。
右側の白い壁の角まで津波がきたようです。三陸駅の海抜が19.9mですから20m級の津波が襲ったのですね。
南三陸紀行46 三陸駅前
駅前の案内板にはいろいろと観光名所などが記されています。
街を見下ろすと、海沿いの土地のかさ上げ工事中のようでした。
山の方には家が建ち並んでいます。
三陸駅へ戻りましょう。真っ青の空のよい天気です。
ホーム下の通路には三陸ボランティアダイバーズによる海底写真展がありました。
駅名標に朝日が当たって輝いています。
【1 大船渡線】
【2 大船渡線BRT】
【3 綾里駅・陸前赤崎駅】
【4 甫嶺駅・恋し浜駅】
【5 釜石駅・三陸駅】
【6 唐丹駅・吉浜駅】
【7 SL銀河】
【8 釜石線】