かめかめ・かめラ
南三陸紀行
(岩手県)
(2014/11/22-24)

【8 釜石線(遠野〜新花巻)】

(2014/11/24)(記 2015/5/2)

南三陸紀行63 遠野駅



 遠野駅の愛称はフォルクローロ(民話)です。だから遠野駅直結のJR経営のホテルをフォルクローロ遠野と言うのですね。



 跨線橋を渡り改札口へ向かいます。



 改札を出たところにはSL銀河の空席案内があり、「遠野→花巻間 満席」となっています。すごい人気ですね。



 岩手軽便鉄道とはJR釜石線の前身で、当時は花釜線とも呼ばれていたそうです。



 遠野駅の売店で銀河鉄道の夜のクリアファイルを買いました。

 

 遠野駅のスタンプは、「民話のふるさと 遠野物語」とSL銀河(カッパ付き)の二種類ありました。



 駅舎を出るとSL銀河の穴あきパネルがありました。
南三陸紀行64 遠野駅前



 遠野駅舎です。2階がフォルクローロ遠野というホテルです。10年ほど前に家族で宿泊しました。懐かしい眺めです。



 こちらがホテルの入口です。



 これはなんの銅像だったのでしょうか。写真だけ撮ったのですが、なんだったのか忘れました(笑)。



 池の淵で和んでいるカッパ達です。



 ポストの上にもカッパです。ちょっとカエルに似てるかな?
南三陸紀行65 遠野〜宮守


釜石線(遠野〜土沢)

 SL銀河より早く出発する列車で遠野を出ます。



 遠野駅に戻り釜石発の列車を待ちます。



 ホームの壁にもカッパがいました。



 「遠野さ また おでんせ」という観光PRにもカッパが登場です。



 銀河ドリームライン釜石線「人と人・街と街」レールでつなぐJR東日本と書いてあります。カッパを探しましたがここにはいないようです。



 向こう側のホームでは蒸気機関車が点検を終えたのか、客車に戻ってきていました。



 まぶしい光を浴びて客車が輝いています。

 

 定刻の13時05分に遠野を出発しました。普通列車で、2両、ワンマン、セミクロスシート、トイレ付きです。天気がよくて景色もいいです。こんなのどかな時間はゆっくりと過ぎていってほしいのですがそうも行きません。

 

 宮守の街に入ると、すぐに宮守駅に到着しました。この駅の愛称はガラクシーア・カーヨ(銀河のプラットホーム)です。これはこの近くの宮守川橋梁(めがね橋)の旧橋が宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモチーフになったことからつけられたのでしょう。
南三陸紀行66 宮守〜新花巻


釜石線(遠野〜土沢)

 釜石線の旅もラストスパートです。

 

 岩根橋〜晴山間の車窓です。

 


晴山〜土沢

 晴山〜土沢では先頭から動画を撮ってみました。



 列車は新花巻へ到着しました。この駅の愛称はステラーロで意味は星座です。



 ホームから釜石側を眺めます。



 こちらは花巻側です。東北新幹線との乗り換え駅なのですが、単なる棒線駅でした。

 

 新幹線駅への連絡通路の壁には銀河鉄道の夜をイメージした絵と、釜石線の地図が描かれていました。



  「C58 239 SL銀河、デビュー!!  釜石線にて4月12日運転開始」と書いてあります。

遠野1305ー1357新花巻 釜石線
南三陸紀行67 新花巻から帰路

 

 新幹線の新花巻駅はそれはそれは大きな駅です。



 東北新幹線に新花巻駅の建設を陳情した経緯などが書かれています。



 いろいろな所で見る穴あきパネル。ここにもありました。



 駅スタンプです。賢治のふるさとイーハトーブの花巻へようこそという文字と、花巻鹿踊りが描かれています。



 新幹線の改札口を通ります。



 橋上ホームから釜石線の釜石側を眺めます。線路がまっすぐに敷かれています。



 よく目を凝らすと、遠くには雪を頂いた山が見えました。帰宅後に調べると早池峰山(はやちねざん)だとわかりました。

 新花巻14時19分発の東北新幹線やまびこ50号で帰路につきます。わずか3時間5分で東京に到着しました。そして新宿を経由して小田急線で伊勢原まで帰りました。天気に恵まれ、楽しい鉄道の旅でした。

新花巻1419ー1724東京 東北新幹線 やまびこ50
東京1730ー1745新宿 中央線 快速
新宿1807ー1902伊勢原 小田急線 快速急行
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