かめかめ・かめラ
国鉄最長片道きっぷ妄想旅1964年10月
【2 第6日〜第10日】
(記 2022/2/24)
1964年10月6日
06-1 岩見沢0550-0926東室蘭
岩見沢から室蘭本線を南下する。追分にて夕張線と合流する。12分停車の苫小牧を過ぎると左手に太平洋が見えてくる。
06-2 東室蘭0939-1012伊達紋別
東室蘭に到着すると、室蘭からの列車がすでに到着していた。13分の乗り換え時間があるので、ゆっくりできる。33分後に伊達紋別に到着し、ここで昼食タイム。朝から営業している駅前の美喜食堂で、しょうが焼き定食を食べる。うーん、満足!
06-3 伊達紋別1120-1345倶知安
伊達紋別からは胆振線に乗り換える。昭和新山を左にみながら長流川沿いに登っていく。喜茂別を過ぎると正面に蝦夷富士と呼ばれる雄大な羊蹄山がみえてくる。倶知安には13時45分の到着。
06-4 倶知安1539-1756長万部
約2時間の待ち時間を駅周囲の散策で過ごした。15時39分発の列車で長万部へ向かう。左には羊蹄山、右にはニセコアンヌプリが見える。函館本線の山線と呼ばれる区間をゆっくりゆっくりと走っていく。18時少し前に長万部に到着した。夕食は駅前の長万部食堂で、名物のカツカレーをがっつりと食べよう。
【6日目の行程:出発駅時刻-到着駅時刻 所要時間 距離 路線名 種別 列車番号】
06-1 岩見沢0550-0926東室蘭 3時間36分 132.1km 室蘭 214
06-2 東室蘭0939-1012伊達紋別 33分 22.7km 室蘭 118
06-3 伊達紋別1120-1345倶知安 2時間25分 83.0km 胆振 823D
06-4 倶知安1539-1756長万部 2時間17分 81.0km 函館 42
宿泊先は、温泉ホテルあづま(→ホテルあづまとして営業中)。
6日目の行程(赤)岩見沢→苫小牧→東室蘭→伊達紋別→倶知安→長万部
1964年10月7日
07-1 長万部0631-1018函館
長万部から普通列車で函館を目指す。左に内浦湾(噴火湾)を眺めながら、前日に買っておいたかなやのかにめしを食べる。さすがに美味しい。森を過ぎると函館本線は二つのルートに分かれる。大沼までの距離の長い通称砂原周り(渡島砂原経由)でいく。駒ケ岳が右手に見えている。大沼からは函館へ下っていく。函館駅の近くの市場の海鮮丼で昼食をとる。
07-2 函館1225-1645青森 青函連絡船
函館からは青函連絡船で北海道を離れる。4時間20分で青森へ到着する。ちょっと早いけれど、今宵の宿はここ青森にしよう。夕食は四季の千成で、鍋焼きうどんで温まる。
【7日目の行程:出発駅時刻-到着駅時刻 所要時間 距離 路線名 種別 列車番号】
07-1 長万部0631-1018函館 3時間47分 112.3km 函館(砂原回り) 128
07-2 函館1225-1645青森 4時間20分 113.0km 青函連絡船 20
宿泊は青森国際ホテル(→2020年閉館)。
7日目の行程(青)長万部→函館→青森
1964年10月8日
08-1青森0640-0727川部
青森からは奥羽本線上りの弘前行きの普通列車でまずは川部まで(川部では5分の停車時間があるので到着は7時27分となる)。
08-2川部0735-1201東能代
川部からは五能線に乗り換える。すでに弘前発の五能線の列車は川部駅に停車していた(7時24分川部着)。五能線の五所川原発の列車も7時24分に川部に到着しているので、ここで三方向の列車に乗り換えることができる。鯵ヶ沢を過ぎたころから右手に日本海がみえてくる。仮乗降場の千畳敷では広い千畳敷が近くにみえている。深浦あたりの海岸は赤茶色の岩が目立つ。北能代・向能代・能代・東能代と能代と名のつく駅が4連続すると終点の東能代である。約4時間半の長旅だ。
08-3東能代1223-1336大館
東能代からは奥羽本線下りの普通列車で大館へ向かう。鷹ノ巣で阿仁合線と合流し大館には13時36分に到着する。有名な駅弁の鶏めし弁当を購入し、少し遅い昼食をとる。
08-4大館1427-1823盛岡
お腹が膨れて満足、満足。ここからは花輪線で盛岡を目指す。十和田南でスイッチバックし、陸中花輪を過ぎて好摩を経て、東北本線に入り盛岡まで、約4時間のローカルな旅だ。
【8日目の行程:出発駅時刻-到着駅時刻 所要時間 距離 路線名 種別 列車番号】
08-1青森0640-0727川部 47分 31.1km 奥羽 616
08-2川部0735-1201東能代 4時間26分 147.2km 五能 730D
08-3東能代1223-1336大館 1時間13分 47.5km 奥羽 435
08-4大館1427-1823盛岡 3時間56分 127.8km 花輪・東北 322D
宿泊は盛久旅館(→2007年から 盛久ギャラリー )。長旅で疲れたのでゆっくり休もう。
8日目の行程(茶)青森→川部→東能代→大館→盛岡
1964年10月9日
09-1盛岡0600-1017釜石
盛岡から山田線で東へ。区界を過ぎると閉伊川に沿って下り、宮古までは2時間38分。宮古からは海沿いを南下して釜石へ。昼食は老舗の大連で五目ラーメンをがっつり食べよう。
09-2釜石1144-1328遠野
釜石からは釜石線の普通列車で再び内陸に入り、遠野で途中下車。ここで準急陸中を待ち合わせるので、そちらへ乗り換える。
09-3遠野1344-1624小牛田 準急陸中・急行陸中
遠野からは宮守・土沢のみに停車して、花巻へは14時40分に到着する。ここで準急陸中は盛岡からの急行陸中と併合して急行陸中となり、さらに東北本線を南下する。北上・水沢・平泉・一ノ関に停車し小牛田で下車する。
09-4小牛田1630-1732鳴子
小牛田からは陸羽東線で、白石14時26分発の普通列車で鳴子へ向かう。鳴子へは17時32分に到着した。
【9日目の行程:出発駅時刻-到着駅時刻 所要時間 距離 路線名 種別 列車番号】
09-1盛岡0600-1017釜石 4時間17分 157.5km 山田 711D
09-2釜石1144-1328遠野 1時間44分 44.2km 釜石 618
09-3遠野1344-1624小牛田 2時間40分 151.0km 釜石・東北 準急陸中・急行陸中 2012D
09-4小牛田1630-1732鳴子 1時間2分 44.9km 陸羽東 721D
宿泊は今年の5月にオープンした鳴子ホテル(→鳴子ホテルとして営業中)。ぜひ3500円のお部屋に泊まりたい。
9日目の行程(黒)盛岡→宮古→釜石→遠野→花巻→小牛田→鳴子
1964年10月10日
10-1 鳴子0612-0734新庄
鳴子から陸羽東線をさらに西へ。このあたりは1ヶ月後には紅葉がきれいにみえるだろう。ちょっと早すぎたようだ。
10-2 新庄0812-1228秋田
新庄から奥羽本線に乗り換えて北上する。横手で12分停車し、終点の秋田まで4時間強の旅である。秋田駅近くの春駒食堂で肉鍋定食を食べて、少し早足で駅にもどる。
10-3 秋田1310-1753温海
秋田からは羽越本線の普通列車で南下する。酒田で18分停車し、温海へは17時55分着と4時間半以上の長い旅となった。
【10日目の行程:出発駅時刻-到着駅時刻 所要時間 距離 路線名 種別 列車番号】
10-1 鳴子0612-0734新庄 1時間22分 49.2km 陸羽東 731D
10-2 新庄0812-1228秋田 4時間16分 150.1km 奥羽 437
10-3 秋田1310-1753温海 4時間43分 161.9km 羽越 814
宿泊は万国屋(→萬国屋として営業中)。ぜひ3700円のお部屋でくつろいでみたい。
10日目の行程(赤)鳴子→新庄→横手→秋田→酒田→温海
【1 第1日〜第5日】
【2 第6日〜第10日】
【3 第11日〜第15日】
【4 第16日〜第20日】
【5 第21日〜第25日】
【6 第26日〜第30日】
【7 第31日〜第35日】
【8 第36日〜第41日】