かめかめ・かめラ
国鉄最長片道きっぷ妄想旅1964年10月
【4 第16日〜第20日】

(記 2022/2/24)

1964年10月16日

16-1 お茶の水0622-0637代々木

 今日は乗り換えが多い日で忙しい。まずはお茶の水から中央線で代々木へ。

16-2 代々木0647-0714東京

 今度は山手線で東京へ。なんだか戻る感じだ。

16-3 東京0730-0815小田原 東海道新幹線 特急こだま103

 東京からは開通したばかりの新幹線で小田原へ。わずか45分で小田原へ到着する。



16-4 小田原0846-0939沼津

 小田原からは東海道本線で西下する。根府川付近からは相模湾がよく見える。熱海を越えると丹那トンネルで三島へ。右手に富士山を見ながら次の沼津で下車する。



16-5 沼津1032-1213国府津

 沼津からは今度は御殿場線に乗り換える。富士岡あたりから御殿場・足柄までは左手に富士山がよく見える。国府津の手前で、東海道新幹線とアンダークロスする。



16-6 国府津1221-1326横浜

 国府津駅で東華軒の鯛めし弁当を買い、東海道本線の列車に乗り、ボックス席で鯛めしを食べよう。



16-7 横浜1330-1340鶴見

 横浜からは同じ東海道本線だが、通称京浜東北線で鶴見へ向かう。

16-8 鶴見1345-浜川崎

 鶴見からは鶴見線に乗り換え浜川崎へ。

16-9 浜川崎1405-1412尻手

 浜川崎は一つの駅なのに改札が二か所ある。南武線の浜川崎から尻手までは南武線支線で移動する。

16-10 尻手1415-1515立川

 尻手からは南武線で終点の立川まで向かう。

16-11 立川1525-1608新宿

 立川からは中央本線で新宿まで。朝には隣の代々木まで来ている。

16-12 新宿1615-1623池袋 

 新宿から山手線で池袋へ。

16-13 池袋1630-1638赤羽

 池袋から赤羽へは山手線で。

16-14 赤羽1652-1759熊谷

 赤羽からは東北・高崎線を利用して熊谷へ。



【16日目の行程:出発駅時刻-到着駅時刻 所要時間 距離 路線名 種別 列車番号】
16-1 お茶の水0622-0637代々木 17分 7.0km 中央 ー
16-2 代々木0647-0714東京 27分 16.5km 山手・東海道 ー
16-3 東京0730-0815小田原 45分 83.9km 東海道新幹線 特急こだま103 103
16-4 小田原0846-0939沼津 53分 42.3km 東海道 325M
16-5 沼津1032-1213国府津 1時間41分 60.2km 御殿場 630D
16-6 国府津1221-1326横浜 1時間5分 48.9km 東海道 332M
16-7 横浜1330-1340鶴見 10分 6.2km 東海道 ー
16-8 鶴見1345-浜川崎 12分 5.7km 鶴見 ー
16-9 浜川崎1405-1412尻手 7分 3.1km 南武 ー
16-10 尻手1415-1515立川 1時間 33.8km 南武 ー
16-11 立川1525-1608新宿 43分 27.2km 中央 ー
16-12 新宿1615-1623池袋 8分 4.8km 山手 ー
16-13 池袋1630-1638赤羽 8分 5.5km 山手 ー
16-14 赤羽1652-1759熊谷 1時間7分 51.5km 東北・高崎 629M

 今夜の宿は、すずき(→熊谷ロイヤルホテルすずきとして営業中)。14本の列車を乗り継いだ疲れを取ろう。




16日目の行程(赤)御茶ノ水→東京→小田原→沼津→国府津→横浜→浜川崎→立川→新宿→熊谷
1964年10月17日

17-1 熊谷0645-0721倉賀野

 熊谷から高崎線で、高崎の一つ手前の倉賀野まで。



17-2 倉賀野0752-1022八王子

 倉賀野からは八高線で八王子を目指す。長閑な風景の中をひたすらに南下する。2時間30分で八王子に到着する。八王子では昼食にはちょっと早いが、駅至近のいち川食堂でチャーシューワンタン麺をがっつりといただこう。



17-3 八王子1122-1349甲府

 満腹になったところで中央本線の普通列車で甲府を目指す。勝沼あたりからは広大な甲府盆地が眺められる。2時間半足らずで甲府に到着。



17-4 甲府1358-1638富士

 甲府では9分の乗り換え時間で、身延線の普通列車へ。ここから2時間40分の旅である。富士宮あたりでは左手に雄大な富士山が見られる。



17-5 富士1656-1745静岡

 昨日は沼津まで来たが、御殿場線で戻っていった。沼津の4つ先の富士から今度は東海道本線を西下する。静岡で今日の旅を終えよう。



【17日目の行程:出発駅時刻-到着駅時刻 所要時間 距離 路線名 種別 列車番号】
17-1 熊谷0645-0721倉賀野 36分 35.9km 高崎 975M
17-2 倉賀野0752-1022八王子 2時間30分 92.0km 八高 224D
17-3 八王子1122-1349甲府 2時間27分 86.7km 中央 425
17-4 甲府1358-1638富士 2時間40分 88.1km 身延 624M
17-5 富士1656-1745静岡 49分 34.6km 東海道 337M

 今日の宿は静岡駅近くの浮月(→浮月楼として営業中で、宿泊は併設のホテルガーデンスクエア静岡)。ぜひ5500円の部屋で贅沢なひとときを過ごしてみたい。




17日目の行程(青)熊谷→倉賀野→八王子→甲府→富士→静岡
1964年10月18日

18-1 静岡0624-0717掛川

 優雅な一夜を過ごした後は、東海道本線の普通列車で掛川へ向かう。



18-2 掛川0752-1027豊橋

 掛川からは二俣線に乗りかえる。遠江二俣(近江二俣は誤植)で5分、金指で7分停車する。豊橋までは2時間35分かかる。



18-3 豊橋1034-1049豊川

 豊橋からは飯田線に乗り換える。飯田線は途中の列車本数が少ないので、豊川で途中下車し、豊川稲荷へ寄ろう。昼食にはいなり寿司でも食べよう。

18-4 豊川1252-1636飯田

 豊川稲荷から豊川へ戻り、飯田線の旅を続ける。普通列車で淡々と北上する。3時間44分で飯田へ到着。少し早いが、今日の旅はここまでとする。



【18日目の行程:出発駅時刻-到着駅時刻 所要時間 距離 路線名 種別 列車番号】
18-1 静岡0624-0717掛川 53分 48.5km 東海道 557M
18-2 掛川0752-1027豊橋 2時間35分 79.1km 二俣・東海道 617D
18-3 豊橋1034-1049豊川 15分 8.7km 飯田 625M
18-4 豊川1252-1636飯田 3時間44分 120.9km 飯田 217M

 飯田での宿泊は三宜亭本館(→三宜亭本館として営業中)。ゆっくりと風呂に入り疲れを取ろう。




18日目の行程(黒)静岡→掛川→豊橋→新城→飯田
1964年10月19日

19-1 飯田0605-0747辰野 準急天竜

 飯田を早めに出発する。今日は優等列車が多い日だ。飯田からは準急天竜で辰野まで。



19-2 辰野0805-0826上諏訪 急行第1アルプス

 辰野からは急行第1アルプスで上諏訪まで行く。小淵沢まで行きたいのだが、この急行は小淵沢を通過してしまうので上諏訪で乗り換える。準急天竜から急行第1アルプスと列車名が変わったが、列車は同じなので通して乗ることができる。



19-3 上諏訪0900-0930小淵沢 急行たてしな

 上諏訪からは急行たてしなに乗り換え、小淵沢で下車する。



19-4 小淵沢1029-1146小海  準急八ヶ岳

 小淵沢からは小海線に乗り換える。野辺山は国鉄で最も標高の高い駅である。準急八ヶ岳は終点の小諸まで行くが、変化をつけるために小海で途中下車する。駅前の桔梗家で、名物のソースかつ丼を食べよう。

19-5 小海1302-1406小諸

 小海に戻り、小諸へ向かう。



19-6 小諸1419-1636高崎

 小諸から信越本線の上りで高崎へ向かう。軽井沢から横川の難所を過ぎ、列車は高崎へ到着する。



19-7 高崎1728-1757渋川

 土・休日なら高崎16時55分発(渋川17時15分着)の準急みくにがあるが、残念ながら今日は月曜日。普通列車で渋川へ向かう。



【19日目の行程:出発駅時刻-到着駅時刻 所要時間 距離 路線名 種別 列車番号】
19-1 飯田0605-0747辰野 1時間42分 66.4km 飯田 準急天竜 2505D
19-2 辰野0805-0826上諏訪 21分 18.0km 中央 急行第1アルプス 402D
19-3 上諏訪0900-0930小淵沢 30分 28.4km 中央 急行たてしな 402M
19-4 小淵沢1029-1146小海 1時間17分 48.3km 小海 準急八ヶ岳 2401D
19-5 小海1302-1406小諸 1時間4分 30.6km 小海 1117D
19-6 小諸1419-1636高崎 2時間17分 63.3km 信越 312
19-7 高崎1728-1757渋川 29分 21.1km 上越 737

 ちょっと足を伸ばして伊香保の福一旅館(→福一で営業中)へ泊まろう。できれば3500円の部屋に泊まりたい。





19日目の行程(赤)飯田→辰野→小淵沢→小海→小諸→高崎→渋川
1964年10月20日

20-1 渋川0850-1222越後川口

 渋川から上越線で北上する。普通列車の本数は少ない。土合・土樽間で清水トンネルを超え、新潟へ入る。越後湯沢・小出と停車し、越後川口に到着するのは渋川出発3時間半後である(北堀之内-越後川口間の所要時間は約6分)。



20-2 越後川口1300-1334十日町

 越後川口からは飯山線に乗り換える。飯山線は上越線よりさらに列車本数が少ない。まずは十日町行きの列車で終点の十日町まで、信濃川の右岸に沿って南下する。十日町駅前の志天で少し遅めの昼食。天丼とそばで満足する。

20-3 十日町1524-1655戸狩

 食後はゆっくりと駅周囲の散策を楽しむ。そして普通列車で千曲川に沿って南下する。少し早いが今日は戸狩で旅を終わる。



【20日目の行程:出発駅時刻-到着駅時刻 所要時間 距離 路線名 種別 列車番号】
20-1 渋川0850-1222越後川口 3時間32分 121.7km 上越 729
20-2 越後川口1300-1334十日町 34分 21.4km 飯山 126D
20-3 十日町1524-1655戸狩 1時間31分 47.8km 飯山 130D

 今日の宿泊は千歳館(→千歳館として営業中)。温泉にゆっくりつかってのんびりしよう。




20日目の行程(青)渋川→水上→越後川口→十日町→戸狩
【1 第1日〜第5日】  【2 第6日〜第10日】  【3 第11日〜第15日】  【4 第16日〜第20日】  【5 第21日〜第25日】  【6 第26日〜第30日】  【7 第31日〜第35日】  【8 第36日〜第41日】