かめかめ・かめラ
国鉄最長片道きっぷ妄想旅1964年10月
【3 第11日〜第15日】
(記 2022/2/24)
1964年10月11日
11-1 温海0610-0849新発田
温海を朝一番の普通列車で羽越本線を南下し新発田を目指す。今川〜桑川あたりの海岸線は笹川流れという名勝になっており、変化に富んだ海岸線が見られる。村上からは海から離れ、坂町では米坂線を合流して新発田に到着する。
11-2 新発田0914-0955新潟
新発田から新潟までは白新線。計画当時は白山(越後線)〜新発田であったため、白新線の線名に名残を留める。40分あまりで新潟に到着する。少し早いが昼食にしよう。新潟駅から徒歩20分ほどの場所にある三吉屋で中華そば。あっさりした中華そばが胃に染み入る。
11-3 新潟1150-1404柏崎
今度は越後線で吉田を経由して柏崎を目指す。新潟の次の駅が、白新線の起点として計画されていた白山だ。吉田までは約1時間、吉田からもさらに1時間以上で柏崎に到着する。
11-4 柏崎1428-1536長岡
柏崎からは信越本線で北東方向の長岡へ向かう。
11-5 長岡1620-1719新津
長岡で乗り換えて新津へは17時19分に到着した。
【11日目の行程:出発駅時刻-到着駅時刻 所要時間 距離 路線名 種別 列車番号】
11-1 温海0610-0849新発田 2時間39分 83.8km 羽越 824
11-2 新発田0914-0955新潟 41分 27.3km 白新 130D
11-3 新潟1150-1404柏崎 2時間14分 83.8km 越後 132D
11-4 柏崎1428-1536長岡 1時間8分 36.7km 信越 335
11-5 長岡1620-1719新津 59分 48.1km 信越 431M
今宵は新津で乗り鉄は終わり。新津観光ホテルでゆっくりしよう。
11日目の行程(青)温海→新発田→新潟→柏崎→長岡→新津
1964年10月12日
12-1 新津0603-1131郡山
新津からは磐越西線で東へ向かう。馬下(まおろし)からは阿賀野川に沿って登り坂を走る。福島県に入り最初の駅は徳沢。そこを過ぎると左手に銚子の口が見えてくる。蔵の街喜多方を出ると、もうすぐ会津若松である。12分停車し、方向を変えて列車は郡山へ向かう。新津から5時間半でやっと郡山に到着である。長旅にちょっと疲れた。
12-2 郡山1140-1245福島
郡山からは東北線に乗り換え福島まで。昼食は駅近くの大政食堂でホルモン定食を喰らう。満足、満足!
12-3 福島1403-1545米沢
福島からは奥羽本線で米沢へ。福島県〜山形県の奥羽山脈越えが険しく、赤岩・板谷・峠・大沢と4駅連続のスイッチバックが続く。43.0kmの距離を1時間42分かかって米沢に到着する。
12-4 米沢1615-1702今泉
米沢からは米坂線で今泉へ。
12-5 今泉1729-1755赤湯
今泉で長井線に乗り換えて赤湯へは17時55分の到着。
【12日目の行程:出発駅時刻-到着駅時刻 所要時間 距離 路線名 種別 列車番号】
12-1 新津0603-1131郡山 5時間28分 176.3km 磐越西 216
12-2 郡山1140-1245福島 1時間5分 46.2km 東北 121
12-3 福島1403-1545米沢 1時間42分 43.0km 奥羽 421
12-4 米沢1615-1702今泉 47分 23.0km 米坂 123
12-5 今泉1729-1755赤湯 26分 12.3km 長井 228D
今宵の宿は赤湯温泉の丹泉ホテル(→丹泉ホテルとして営業中)。温泉でゆっくりしたい。
12日目の行程(黒)新津→会津若松→郡山→福島→米沢→今泉→赤湯
1964年10月13日
13-1 赤湯0707-0757山形
赤湯からは奥羽本線で北上し山形へ。
13-2 山形0814-1028仙台
山形からは仙台行きの普通列車に乗り換える。山寺では左手の高い所に立石寺が見える。作並を通って仙台には10時28分に到着する。昼食は名掛丁のめしのはんだやで、煮魚定食でも食べよう。
13-3 仙台1116-1512平
昼食を食べなければ10時48分の特急はつかりに乗ることもできたが、特急よりも普通列車を選び、11時16分に仙台を出発する。列車は常磐線で福島県に入り、浜通りを南下する。4時間近く列車に乗ると平に着く。地図でみると海沿いを走っているようだが、意外にも車窓からは海はあまり見えない。
13-4 平1545-1735水戸
平からはまた普通列車に乗り換える。そして17時35分に水戸に到着する。
【13日目の行程:出発駅時刻-到着駅時刻 所要時間 距離 路線名 種別 列車番号】
13-1 赤湯0707-0757山形 50分 31.0km 奥羽 439
13-2 山形0814-1028仙台 2時間14分 62.8km 奥羽・仙山 816
13-3 仙台1116-1512平 3時間56分 151.3km 東北・常磐 246D
13-4 平1545-1735水戸 1時間50分 94.1km 常磐 478M
宿泊は亀屋旅館(→亀屋ホテルとして営業中)。4000円の部屋でゆっくりと寛ぎたい。
13日目の行程(赤)赤湯→山形→仙台→平→水戸
1964年10月14日
14-1 水戸0645-1051安積永盛
水戸からは水郡線を北上する。列車は久慈川に沿って走っている。常陸大子で9分停車する。この時間を利用して駅弁を買おう。今日は昼食は車内になりそうなのである。終点の一つ手前の安積永盛で下車する。磐城守山〜安積永盛までの所要時間は7分程度なので、10時51分前後には駅に到着している。
14-2 安積永盛1057-1408小山
安積永盛からは東北本線を今度は南下する。白河・黒磯・宇都宮を経て、小山へは14時過ぎに到着する。
14-3 小山1414-1521友部
小山からは水戸線に乗り換えて友部へ向かう。下館で真岡線と関東鉄道常総線に連絡し、岩瀬では筑波鉄道と合流する。友部へは15時21分に到着する。
14-4 友部1559-1713我孫子
友部からは再び常磐線を南下して我孫子へ向かう。我孫子へ着くのは17時13分。少し早いが今日の乗り鉄はここで終了しよう。
【14日目の行程:出発駅時刻-到着駅時刻 所要時間 距離 路線名 種別 列車番号】
14-1 水戸0645-1051安積永盛 4時間6分 137.5km 水郡 327D
14-2 安積永盛1057-1408小山 3時間11分 141.2km 東北 114
14-3 小山1414-1521友部 1時間7分 50.2km 水戸 731D
14-4 友部1559-1713我孫子 1時間14分 67.5km 常磐 472M
今宵の宿は角松本店(→割烹旅館 角松本店として営業中)。
14日目の行程(青)水戸→安積永盛→宇都宮→小山→友部→我孫子
1964年10月15日
15-1 我孫子0642-0731成田
我孫子からは成田線に乗り換え成田へ。
15-2 成田0736-0857松岸
成田からは銚子を目指すが、銚子の一つ手前の松岸で下車。
15-3 松岸0908-1013成東
松岸からは総武本線に乗り換えて成東へ。
15-4 成東1031-1050大網
成東からは東金線で大網へ。ここで昼食をとろう。
15-5 大網1133-1332安房鴨川
大網からは房総東線に乗り換える。11時20分の準急外房2号にも乗れるが、ここはゆっくり11時33分発の普通列車を選択する。左手に太平洋を望みながら安房鴨川に13時32分に到着する。
15-6 安房鴨川1337-1742秋葉原
安房鴨川からは都内へ直接ロングラン。房総半島をぐるっと回り、館山・木更津・千葉・両国を経て、秋葉原で下車する。
15-7 秋葉原1750-1752神田
秋葉原からは山手線で神田へ。山手線の上野〜東京は、厳密には東北本線である。
15-8 神田1758-1800御茶ノ水
神田からは中央線に乗り換え御茶ノ水で下車し、この日の乗り鉄を終わる。
【15日目の行程:出発駅時刻-到着駅時刻 所要時間 距離 路線名 種別 列車番号】
15-1 我孫子0642-0731成田 49分 32.9km 成田 833D
15-2 成田0736-0857松岸 1時間21分 62.3km 成田 443D
15-3 松岸0908-1013成東 1時間5分 40.4km 総武 328
15-4 成東1031-1050大網 19分 13.8km 東金 632D
15-5 大網1133-1332安房鴨川 1時間59分 70.4km 房総東 241D
15-6 安房鴨川1337-1742秋葉原 4時間5分 161.0km 房総西・房総東・総武 146D
15-7 秋葉原1750-1752神田 2分 0.7km 東北 ー
15-8 神田1758-1800御茶ノ水 2分 1.3km 中央 ー
宿泊は都内の名店の竜名館本店(→ホテル龍名館お茶の水本店として営業中)。3500円の部屋で、旅の疲れをゆっくりと落とそう。
15日目の行程(黒)我孫子→成田→松岸→成東→安房鴨川→館山→千葉→御茶ノ水
【1 第1日〜第5日】
【2 第6日〜第10日】
【3 第11日〜第15日】
【4 第16日〜第20日】
【5 第21日〜第25日】
【6 第26日〜第30日】
【7 第31日〜第35日】
【8 第36日〜第41日】