かめかめ・かめラ
筑豊・熊本紀行
(福岡県〜熊本県〜宮崎県〜鹿児島県)
(2011/2/3-6)
【2 筑豊電気鉄道】
(2011/2/4)(記 2011/5/2)
魁皇の写真 ◇ 筑豊直方駅舎
直方駅から筑豊電気鉄道の筑豊直方駅までは歩く。途中の裏寂れた商店街に直方市出身の魁皇の大きな写真が掲げられており、魁皇人気が強いのがわかる。博多から直方へ向かう「特急かいおう」という列車もあるほどだ。ところで角界の八百長疑惑はどうだったのであろうか。約10分ほど歩くと筑豊直方駅へ到着した。高架駅になっているとは予想だにしなかった。
高架ホームから
高架ホームに上り、進行方向を眺めてみる。ずっと線路が続いている。次いで反対側を見ると、今にもこの先へ線路が延びていくような感じがする造りである。帰宅後に調べてみると、北九州市からこの直方を経て福岡市まで結ぶ計画があったようだ。
筑豊直方駅名標 ◇ 筑豊電気鉄道 筑豊直方〜黒崎駅前
筑豊直方駅の駅名標である。筑豊電気鉄道は筑豊直方駅と黒崎駅前駅とを結んでいる。
車両 ◇ 車内
列車が入ってきた。この列車が折り返し運転をするのである。車内はロングシートだけで、2両の継ぎ目がバリアフリー様式になっている。小さな車両なのに車掌さんが乗務している。
遠賀川橋梁
筑豊直方駅を出ると、遠賀川橋梁を渡る。ひょっとしてこの軌間は広軌なのか?と思い、帰宅後に調べてみると、なるほど軌間は1435mm(JRや小田急は1067mm)と新幹線並みであった。
【筑豊電気鉄道:感田駅】
筑豊直方駅から遠賀川を渡ると感田(がんだ)駅である。
【筑豊電気鉄道:すれ違い】
対向列車とすれ違う。
筑豊電気鉄道の案内版@黒崎駅前駅
21の駅を細々と巡りながら、33分で黒崎駅前駅に到着した。短い路線ながら地域住民に愛されているような電鉄である。
鹿児島本線 黒崎〜熊本
黒崎駅舎 ◇ 特急ソニック22号
黒崎駅前からJR黒崎駅へは徒歩2-3分ほどである。黒崎駅は大きな駅だった。黒崎からは特急ソニック22号で博多を目指す(写真は博多駅停車中)。
ソニック車体 ◇ 車内のシート
ソニックの車体には「宮崎へ行こう!!」と宮崎を応援するメッセージが書かれていた(写真は博多駅停車中)。車内は自由席にもかかわらず、ふかふかしたシートでまるでグリーン席のような豪華さである。さすがはJR九州だ。
車内検札があった。私は「黒崎→大牟田」の自由席特急券を持っており、周遊きっぷ熊本ゾーンと合わせて「黒崎→熊本」を乗り通す予定だった。しかし博多で乗り換えるためには途中下車しなくても「黒崎→博多」「博多→大牟田(熊本)」まで2枚買わないといけないというのだ。実は私もこのように思っていて、チケットを依頼していた旅行会社に尋ねたのだが、「途中下車しないかぎりOK」との答えだったのだ。その旨を説明すると、何とか許してくれた(笑)。さすがはJR九州だ(爆)。
特急リレーつばめ13号 ◇ 熊本ラーメン@まるうまラーメン
博多駅で特急リレーつばめ13号に乗り換える。来月の九州新幹線開通後はこの特急はなくなる。感慨深く最後のリレーつばめに乗ることになった。車内での案内を聞いていると、日本語→英語→韓国語→中国語と四カ国語で説明していた。黒崎から約2時間で熊本駅に着いた。駅構内のまるうまラーメンで熊本ラーメンを遅い昼食として食べて、これからの仕事に向かうのであった。
【旅程】
筑豊直方11:35ー12:08黒崎駅前 筑豊電気鉄道
黒崎12:22ー12:57博多 鹿児島本線 特急ソニック22号
博多13:14ー14:29熊本 鹿児島本線 特急リレーつばめ13号
【1 平成筑豊鉄道】
【2 筑豊電気鉄道】
【3 観光列車いさぶろう】
【4 観光列車しんぺい】
【5 くま川鉄道】
【6 立野〜赤水】
【7 南阿蘇鉄道】