かめかめ・かめラ
筑豊・熊本紀行
(福岡県〜熊本県〜宮崎県〜鹿児島県)
(2011/2/3-6)

【7 南阿蘇鉄道】

(2011/2/6)(記 2011/5/2)


 

 
南阿蘇鉄道株式会社看板 ◇ JR立野駅ホームから南阿蘇鉄道立野駅を望む

 JR立野駅ホームから南阿蘇鉄道株式会社の看板が見える。JR立野駅ホームから南阿蘇鉄道立野駅を見るとこんな感じである。

 
二つの立野駅 ◇ 高森行きの案内

 JRと南阿蘇鉄道の二つの立野駅の分岐点である。ホームの入口には高森行き列車の案内である。


立野駅名標

 南阿蘇鉄道の立野駅名標である。

 
ニコニコ屋 ◇ メニュー

 朝、おにぎりを食べてから何も食べていないので、立野駅前にあるニコニコ屋に入る。めし、味噌汁、おにぎり、たかなめし、焼めし、チキンライス、肉めし、玉子丼、親子丼、ちゃんぽん、皿うどん、焼そば、カレー、ソーメン、ラーメン、味噌ラーメン、並うどん、肉うどん、玉子うどん、玉子そば、野菜いため、豚汁などなどメニューは多彩である。ラーメンを注文する。

 
ラーメン ◇ 麺

 ラーメンがでてきた。ラーメンというと豚骨ラーメンが出て来るのは九州だなぁと強く思う。麺は中細ちぢれ麺。

 
 丼には「ニコニコ屋」と店名が入っている。


南阿蘇鉄道(立野〜高森)

 
車両外観 ◇ 車内

 腹ごしらえをした後、南阿蘇鉄道に乗る。黄色を基調とした南阿蘇鉄道の車両の外観である。列車というよりもレールバスという感じである。車内はご覧のようにロングシートだけのシンプルなもの。広さもバスくらいである。

 
車両側面

 車両の側面には「MINAMI ASO RAILWAY」と書かれたロゴマークが描かれている。そして蝶もデザインされている。

 
第一白川橋梁 ◇ 橋梁からの眺め

 定刻通りに立野駅を出発した。たちまち見どころの一つの第一白川橋梁に到達する。列車は徐行し、第一白川橋梁からの眺めを存分に楽しむことができる。

【第一白川橋梁からの眺め】

第一白川橋梁からの眺め。


阿蘇山の眺望

 南側から望んだ阿蘇山の眺望である。

 
南阿蘇水の生まれる里白水高原駅名標 ◇ 駅舎

 「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」は日本一長い名前の駅として有名だ。駅名標にもそのことが書かれている。駅舎もログハウス調で美しい。


中松駅名標

 隣の中松駅の駅名標である。駅名が長すぎるので「はくすいこうげん」と省略されている(笑)

 
高森駅名標 ◇ 1日フリー乗車券

 終点の高森駅に到着した。立野駅は海抜277mだったが、高森駅は海抜540mと、差し引き267mも登っていたようだ。下車する前の車内で運転手から「1日フリー乗車券」を購入する。乗車日を記入してから手渡された。

 
整備中のトロッコ列車 ◇ 冠雪した阿蘇山

 構内には人気のトロッコ列車が整備中であった。機会があったら乗ってみたいものである。写真ではわかりにくいかも知れないが、冠雪した阿蘇山が見える。

 
高森駅舎 ◇ 看板

 高森駅の駅舎である。こちらもログハウス調の美しい駅舎であった。駅前には「野の花と風薫る里 高森町」と書かれた看板がある。

 
「卒業列車」 ◇ “トロッコ列茶”

 この春に高校を卒業する学生さんを対象に「南阿蘇鉄道卒業列車」の参加者を募集していた。沿線の高校3年生は制服を着ていけば参加無料のようだ。記念撮影もあるので想い出に残ることになるであろう。駅の売店で面白いものを発見した。その名も“トロッコ列茶”。21種類の茶葉をブレンドしたお茶だそうだ。こういう言葉遊びは個人的には大好きである(笑)

 
高森駅のスタンプ ◇ 南阿蘇水の生まれる里白水高原駅のスタンプ

 高森駅舎には、いくつかの駅のスタンプが用意されていた。こちらは高森駅のスタンプ。「HAVE A GOOD TRIP」と書かれている。こちらは南阿蘇水の生まれる里白水高原駅のスタンプ。ちゃんと「日本一長い駅名」と書いてある。

 
阿蘇下田城ふれあい温泉駅のスタンプ ◇ 立野駅のスタンプ

 こちらは阿蘇下田城温泉駅のスタンプ。正式には「阿蘇下田城ふれあい温泉駅」という長い名前の駅である。こちらは起点の立野駅のスタンプ。「雄大な南阿蘇を走るトロッコ列車」と書いてある。

 
JR立野駅入り口 ◇ 駅舎

 高森から立野までの帰路も予定通りであった。これからJR豊肥本線へ乗換える。他の多くの乗客の後に従い、南阿蘇鉄道立野駅からJR立野駅へ移動する。

 
ホーム入口 ◇ ホーム全景

 JR立野駅ホームの入口と、1面2線のホーム全景である。

【赤水方面行きの列車が到着】

赤水方面行きの白い列車た到着した。

【肥後大津行きの列車が到着】

肥後大津行きの赤い列車が到着した。


二つの列車

 まず赤水方面行きの白い列車が到着し、次いで肥後大津行きの赤い列車が到着して、二つの列車が並んだ形になった。スイッチバック駅なので、この後両車両ともに、手前に出発することになる。

【肥後大津行きの列車が出発】

私を乗せた肥後大津行きの列車が下って行く。


肥後大津駅舎

 列車はどんどんと高度を下げて、肥後大津駅へ到着した。ここから先(熊本方面)は電化されているので、普通列車は当駅始発・終着列車が多い。

 肥後大津駅前から阿蘇くまもと空港 シャトルバスが期間限定で走っているので利用する。利用客はなんと私一人で、専用バスと化してしまった。わずか280円でタクシー感覚だった。これだと継続してシャトルバスが走るのは無理だろうか?

 そして帰路は甘んじて飛行機を使う。

 羽田空港からは京急で横浜へ出て、相鉄で海老名へ、そして小田急で伊勢原へ帰ってきた。
【旅程】
立野11:18ー11:49高森 南阿蘇鉄道
高森12:13ー12:40立野 南阿蘇鉄道
立野12:54ー13:06肥後大津 豊肥本線
肥後大津13:42−13:57阿蘇くまもと空港 シャトルバス
阿蘇くまもと空港14:25ー15:55羽田空港
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