かめかめ・かめラ
年末四国紀行
(岡山県〜香川県〜愛媛県〜高知県〜徳島県)
(2013/12/28-2014/1/1)
【5 土佐に来たとさ!】
(2013/12/30)(記 2014/3/15)
窪川駅名標
窪川からは特急あしづり6号に乗り換えます。
土佐清水市シティトレイン
窪川は土佐くろしお鉄道中村線の起点でもあるのでこんなユニークな列車が止まっていました。
中村かまぼこ
宇和島駅近くの中村かまぼこ店で買ったものを車内で食べました。「大切に ていねいに 海からいただく なかむらの味」と書いてあります。
かま天
かま天は白身のかまぼこを揚げたものです。HPによるとオススメ商品ランキング第2位に入っていました。うまみが凝縮されているようで美味しい逸品です。
特上じゃこ天 ◇ 昔風じゃこ天
次は特上じゃこ天です。オススメ商品ランキング第1位です。じゃこの風味が素朴な味となっています。もう一つは昔ながらのやや粗い食感を再現したものです。こちらも美味しいです。
影野〜土佐久礼にかけては山から海へ一気に下りるためにトンネルの連続ですが、その合間に太平洋を俯瞰することができます。なかなかいい景色です。
安和〜土佐新荘
安和駅を過ぎるとさらに海に近づきます。静かな海が続いています。
安和〜土佐新荘
高知駅名標
窪川から1時間余りで高知へ到着しました。
高知駅北口
昼食のために高知駅北口を出て、徒歩約3分の千秋に向かいます。
千秋外観 ◇ 最終営業日の案内
ここが千秋です。年末なので今日が年内最終営業日のようで、ラッキーでした。鍋焼きラーメンのお店です。鍋焼きラーメンは須崎の名物なのですが、高知でも食べられるのです。
お店に着くと、ちょうど6人の団体さんが入ったところでした。あぁ、ちょっと待つかも知れないなぁ、という状況になりました。団体さんはテーブルに、私はカウンターに座りました。メニューは鍋焼きラーメンのみで、並(少なめ)、大(1人前)、特大(大盛)となっています。団体さんはメニューを見て迷っているようで、店主がカウンターの私に注文を聞いてきましたので、大を注文しました。
たくわん
まずたくわんが出てきました。これが須崎の鍋焼きラーメンの作法なのです。須崎名物「鍋焼きラーメン」プロジェクトXが定めた“鍋焼きラーメン”の7つの定義がこちらです。
1.スープは、親鳥の鶏がら醤油ベースであること
2.麺は、細麺ストレートで少し硬めに提供されること
3.具は、親鳥の肉・ねぎ・生卵・ちくわ(すまき)などであること
4.器は、土鍋(ホーロー、鉄鍋)であること
5.スープが沸騰した状態で提供されること
6.たくわん(古漬けで酸味のあるものがベスト)が提供されること
7.全てに「おもてなしの心」を込めること
6番目に“たくわん”の提供が謳われています。
鍋焼きラーメン
中央に生玉子がのっています。
麺
麺は細麺ストレートで少し硬めです。定義の2番目を満たしています。スープはあっさりとした鶏ガラ醤油ベースで、定義の1番目に一致しています。
団体さんの後だったので時間がかかると覚悟しましたが、店主の配慮で早めに食べることができたようでした。このようにおもてなしの心も十分で、このお店の鍋焼きラーメンは定義のすべてを満たしています。心も満たされ、身体も温かくなりました。
高知駅に戻ります。
本物の鯨の尾をかたどったものなのでしょうか。鯨の尾に歓“鯨”されました。
高知駅スタンプ
スタンプには「維新の快男児 坂本龍馬誕生の駅」とあります。
龍馬のお龍の像
そして改札を抜けると龍馬とお龍の像が出迎えてくれます。
はりまや橋
ミニはりまや橋も展示されています。
高知駅舎
高架になった高知駅です。近代的でスッキリしています。
左から武知半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎の像が並んでいます。
路面電車
路面電車もアンパンマンです。
特急南風18号
これから乗る特急南風18号もアンパンマン列車で5両編成です。
12月30日(月)
窪川1157ー1303高知 土讃線 特急あしづり6
【1 幸運のダブルブッキング!】
【2 いよいよ伊予へ!】
【3 夕陽なき下灘駅】
【4 四万十の清流】
【5 土佐に来たとさ!】
【6 哀愁のスイッチバック:新改駅】
【7 秘境のスイッチバック:坪尻駅】
【8 あわてず阿波へ!】