かめかめ・かめラ
大山道 田村道
(神奈川県)
(2016/4/29、5/3、6/12)
【9 州鼻通り〜江の島】
(2016/6/12)(記 2017/8/20)
田村道88:州鼻通り1
地図(45)の州鼻通りに入りました。観光地だけに人通りが多くなってきました。
「神奈川県指定銘菓 玉屋のようかん」 老舗の和菓子屋さんですね。旧道らしい雰囲気です。
通りの名前がこんなところに彫ってあります。
田村道89:晴れる屋
11時を過ぎました。この晴れる屋で昼食にします。11時30分開店なので、お店の前の椅子に座り、開店を待ちました。
ラーメン博物館に入っていた勝丸で働いていたようなのですが、家系に近いラーメンでした。どうもごちそうさまでした。
田村道90:えのでんはうす
地図の(45)あたりの晴れる屋の真ん前にえのでんはうすがありました。
プラレールをはじめとして、数多くの江ノ電グッズがありました。
田村道91:龍口寺
ちょっと寄り道してみます。龍口寺に立ち寄ります。
その横には刑場がありました。
龍口刑場跡の説明文の石碑です。
説明がありました。
「当地は鎌倉幕府時代の刑場跡である。幕府の公式記録である「吾妻鏡」には腰越、龍の口に於いて斬首との記載が多くみられる。
奈良時代の僧・泰澄、一説には鎌倉時代の僧・文覚が龍口明神に法味を供養したところ、国に背く悪人が出来した時は首を斬り社頭に掛けよ、との神託を受けた。これによって龍の口が処刑場になったと旧記にある。
文永八年(一二七一)九月十三日子丑の刻(午前二時)、日蓮大聖人は「立正安国論」の諫言により、幕府に捕らえられ、この刑場・敷皮石8(首の座)にすえられた。しかし処刑の瞬間、時あたかも江の島の方より満月の如き光りものが飛び来りて、執行人共は眼がくらみ、この奇瑞の為、ついに大聖人の首を斬ることが出来なかった。
かくして此処は日蓮大聖人龍口法難の霊場であり、世の安寧の為に身命を賭けられた寂光土と称される所以である。
霊跡本山 寂光院 龍口寺」
田村道92:江ノ電1
地図の赤丸のあたりで路面を走る江ノ電を眺めるために小休止です。
江の島駅から腰越に向かって出発しました。満員ですね。
160612江の島〜腰越
ここがテレビなどでおなじみの江ノ電もなかの扇屋です。
これから腰越までが路面区間です。
田村道93:江ノ電2
今度は腰越から江の島へ向かって列車がきました。
160612腰越〜江の島
扇屋の隣の建物もレトロです。
田村道94:州鼻通り2
再び州鼻通りに戻ります。
改めて江の島が一大観光地であることを思い出させる人混みです。
江の島みやげの亀屋本店です。「亀」に反応してしまいました(笑)
州鼻通りはここまでです。
田村道95:地下道
海岸沿いを走る国道134号線を地下道で渡ります。
地下道には昔の江の島の絵が飾られています。
田村道96:江の島弁天橋
地下道をくぐって、弁天橋へ出ました。
名勝乃史蹟 江ノ島 と彫られています。そして向こう側には江ノ島が!
水上バイクで海遊びをしている人も多いですね。
田村道97:江の島
江の島の入口です。地図の赤矢印の場所です。
地図(47)の鳥居です。ものすごい人混みです。
地図(49)の岩本楼の前には「黄金水汲取記念碑」がありました。ちなみに黄金水というのは、修験者が精進潔斎の後、神通力をもって汲み取った水だそうです。一見すると勘違いしそうだぁ。
地図(50)の江島神社の入口に着きました。
田村道98:下道
観光客の多くは、階段かエスカー(我が国初の屋外エスカレーター)で江の島の頂上を目指すのですが、今回は江島神社の手前を右折します。地図(50)を赤矢印のように右折して下道(65)を歩きます。
「この先は生活道路です。一般のバイク・車はご遠慮ください。」と書かれています。
眼下に片瀬海岸が見えてきました。
烏帽子岩の向こうにはうっすら富士山が見えています。
地図(58)に着きました。生活道路は終わりです。木食上人行場窟の石碑がありました。
説明書きです。
「木食上人(もくじきしょうにん)行場窟
山ふたつの谷底に、木食上人行場窟と呼ばれる洞窟があります。そのほぼ中央に高さ約1m、幅約80cmに扁平石を組み合わせて(中略)を築き、その上に石造阿弥陀如来の立像が安置されていました。
木食とは、五穀(米・麦・アワ・キビ・豆)を絶ち、木の実で生活することです。この修行を木食行といい、木食行をする人たちを木食上人と言いました。」
いろいろな修行があるものですね。
田村道99:たこせんべい
下道を戻り、地図(49)まで来ました。あるお店が大行列になっています。丸焼きたこせんべいのお店のようです。どのくらい待つのでしょうか?
さて、地図の赤矢印のように寄り道しましょう。路地を抜けると海辺へ出ました。下道から見下ろした海岸です。三上延の「江の島西浦写真館」は、このあたりがモデルになっていると思われます。
路地にはあじさいが咲いていました。
小田急線片瀬江ノ島駅へ向かう弁天橋です。江の島へ渡る江の島弁天橋とは違う橋です。ちょっとややこしいですね。
竜宮城を模した片瀬江ノ島駅です。ここから小田急線で伊勢原まで帰りました。これで大山道田村道を走破しました。
【1 伊勢原〜上平間】
【2 東円寺〜田村渡し跡】
【3 神川橋〜景観寺】
【4 寒川駅〜高田緑地】
【5 六地蔵〜四ツ谷】
【6 四ツ谷〜伊勢山公園】
【7 藤沢本町〜藤沢橋】
【8 藤沢橋〜湘南江の島駅】
【9 州鼻通り〜江の島】