かめかめ・かめラ
山陰・山陽紀行
(兵庫県〜岡山県〜島根県〜山口県〜広島県)
(2015/9/18-22)

【1 サンライズ瀬戸】

(2015/9/18-19)(記 2015/5/13)

山陰山陽1:ソラノイロ

 9月18日(金)夜。明日からシルバーウィークという今夜からまた旅に出ます。いつも快く送り出してくれる家族に感謝しながら自宅を出発するのです。金曜夜ということで、当初は寝台特急サンライズ出雲・瀬戸のチケットが取れず、やむを得ず新幹線で姫路まで行こうとしていましたが、その後キャンセルが出て寝台特急サンライズ瀬戸のチケットが取れたのはラッキーでした。きっと普段の行いがよいのでしょう(笑)

2015/9/18
伊勢原1850ー1948新宿 小田急線
新宿1953ー2007東京 中央線


 まずは東京駅へ向かい東京ラーメンストリート@東京駅一番街で夕食をとることにします。六厘舎には相変わらずの大行列、斑鳩には中行列、トナリには小行列ができていました。


 ソラノイロNIPPONには行列ができていなかったのでここに決めましょう。


 券売機では左上に「特製江戸式中華そば(1,100円)」があります。おそらく全部のせなのでしょう。右上の「特製角煮塩ラーメン」は1,200円と単価が一番高いです。私は基本メニューの写真赤矢印の江戸式中華そば(800円)の食券を買いました。


 カウンター席に座ると紙エプロンをご利用されますかと聞かれました。使用しないと断りましたが、女性客にはいいサービスだと思います。カウンター越しには充電用のコンセントがついています。時代は変わりました。そうこうしているうちに、たちまち中華そばが登場しました。


 魚介ダシで和風のスープは私の好みです。麺は極細で日本そばの風合いです。メンマは細切りで個性的です。食べ終えて満足。どうもごちそうさまでした。旅の出だしは好調です。
山陰山陽2:東京駅

 東京駅の開業は1914年(大正3年)12月20日で、昨年で開業100周年を迎えました。2014年末に限定販売を行って東京駅が大混乱に陥った「東京駅開業100周年記念Suica」の事件はまだ記憶に新しいですね。私の手元には6月にやっと届きましたが、2016年に届く人も数多いらしいです。JRの読みが甘かったとしか言いようがありません。


 そして、東京駅の復元工事は2012年10月1日に完成していました。この写真は丸の内北口です。


 そしてこれは丸の内中央口。


 こちらは丸の内南口。


 丸の内南口に少し近づいてみました。


 丸の内南口の入口です。


 南口を入ったところです。天井までの装飾が綺麗です。


 真上を見上げるとこんな感じです。忙しくしている通勤客はここまで見ることはないことでしょう。


 こちらが乗車券です。東京都区内から神辺(かんなべ:広島県福山市)までですが、経路が変わっています。東京<東海道本線・山陽本線>姫路<姫新線>新見<伯備線>備中神代<芸備線>備後落合<木次線>宍道<山陰本線>幡生<山陽本線>海田市<呉線>三原<山陽本線>福山<福塩線>神辺という、中国山地を横断して、山陰・山陽をグルッと一回りする経路なのです。
山陰山陽3:寝台特急サンライズ瀬戸1


 東京駅9番線ホームに寝台特急サンライズ出雲・瀬戸は到着します。案内表示をよく見ると、サンライズ瀬戸の行き先は「高松」ではなく、「高松・琴平」となっています。


 時刻表を見てみると、9月18日〜22日までを含めて週末は琴平まで行くのです。一度高松まで行って、多度津まで戻って琴平へ行くようです。


 21時35分頃、サンライズは入線しました。


 しかし入線してからもすぐにはドアは開きません。しばらく待ってからドアが開きました。


 サンライズは14両編成で、前7両が高松・琴平行きのサンライズ瀬戸、後ろ7両が出雲市行きのサンライズ出雲となっています。


 7両目と8両目は写真のようにお互いに扉を開いて連結されています。


 隣の10番線は、帰宅を急ぐサラリーマンで混雑しています。  
山陰山陽4:寝台特急サンライズ瀬戸2


 さぁ、7号車に乗り込みましょう。


 8号車に最も近いシングルでした。上下ありますが、下段です。


 まくら・毛布・寝巻きなどが揃っています。


 ドアにはしっかりと鍵がついています。


 窓側を見ると、ご覧のようにホームの高さとほぼ同じです。


 そして向こう側(10番線)には、東海道線の下り列車を待つサラリーマンの長蛇の列。日常と非日常との対比です。


  さて、定時より少し遅れて東京駅を出発しました。


サンライズ瀬戸:東京出発


 東京駅を出発してから車内放送がありました。「東海道線の他の車両の影響で、少々遅れての運転となっています」、「この列車のサンライズ瀬戸は琴平まで運転を延長いたします」、「次は横浜に停車いたします。横浜の後は、熱海、沼津、富士、静岡、浜松に停車いたします」などなど、落ち着いた声が車内に響きます。  22時18分頃に検札がありました。車掌さんにチケットを見せながら、「今日は満席ですか?」と尋ねると「はい。おかげさまで満席です」との返事がありました。


サンライズ瀬戸:横浜到着


サンライズ瀬戸:横浜出発

 列車は小田原付近を8分遅れで通過しました。

2015/9/18
東京2200ー翌0525姫路 東海道・山陽本線 寝台特急サンライズ瀬戸 シングル
2015/9/18
伊勢原1850ー1948新宿 小田急線
新宿1953ー2007東京 中央線
東京2200ー翌0525姫路 東海道・山陽本線 寝台特急サンライズ瀬戸 シングル
【乗車時間】8時間37分
【1 サンライズ瀬戸】  【2 中国山地:姫新線】  【3 中国山地:芸備線・木次線】  【4 山陰海岸:出雲市〜益田】  【5 山陰海岸:益田〜下関】  【6 山陽本線】  【7 呉線】  【8 井原鉄道:神辺〜矢掛】  【9 井原鉄道:矢掛〜総社】