かめかめ・かめラ
山陰・山陽紀行
(兵庫県〜岡山県〜島根県〜山口県〜広島県)
(2015/9/18-22)
【8 井原鉄道:神辺〜矢掛】
(2015/9/22)(記 2015/5/13)
山陰山陽90:福山駅
今日もいい天気です。雲ひとつない青空です。
福山駅前に五浦釣人像がありました。
今日の予定は、福塩線で神辺駅まで行き、そこから井原鉄道で総社まで行きます。吉備線で岡山へ出て新幹線で帰宅します。
6時50分発の府中行きに乗ります。
ホームから福山城の天守閣がよく見えます。
2両編成のやはり黄色い列車です。座席はロングシートです。
山陰山陽91:神辺駅
神辺駅に着きました。この乗車券もボロボロになってしまいました。お役ご免になりましたが、記念にもらってきました。
神辺駅とその駅前です。
こちらは併設されている井原鉄道の神辺駅です。
神辺駅名標には二上り踊りがデザインされています。
ホームから「神辺宿十日市まつり」や「夕日の里 歴史と文化の町 神辺へようこそ」などの看板が目につきました。
井原鉄道の1日フリーきっぷであるスーパーホリデーパスを買いました。
2015/9/22
福山0650ー0702神辺 福塩線
山陰山陽92:神辺〜井原
7時35分発の清音行き単行です。もちろんワンマン。
座席はボックス席中心です。
定刻通りに出発しました。
JRとの渡り線があります。
のどかな車窓です。
2015/9/22
神辺0735ー0750井原 井原鉄道
山陰山陽93:井原駅
井原駅に着きました。ここで途中下車します。
駅名標には鏡獅子がデザインされています。
井原線を10人以上で利用すると補助がもらえるようです。乗客の確保には苦心しているのでしょうか。
井原駅構内には井原デニムのショップがありましたが、まだ営業時間前でした。
また駅中食堂加門もありました。ごんぼうバーガー、パニーニ、とん平焼などもあります。パニーニって何でしょうね。
井原駅舎は円錐形に尖っています。
円錐形の中に入り見上げてみました。
井原駅全景です。
山陰山陽94:井原大橋
井原駅前広場には簡単な地図が描かれていました。ここで53分の乗り換え時間があるので、散策してみます。
井原駅を後にして歩いていきます。
小田川にかかる井原大橋に来ました。
小田川が流れています。
少し離れた場所からも写真を撮ってみました。
山陰山陽95:武速神社
七日市交差点の角に武速神社がありました。
鳥居と本殿です。
石灯篭です。
井原駅前に戻ってきました。
山陰山陽96:井原〜矢掛
井原駅8時43分の列車に乗り矢掛駅を目指します。途中にある早雲の里荏原駅には「北条五代」を大河ドラマに!という横断幕がありました。
9時03分に矢掛駅に着きました。駅名標には大名行列(矢掛の宿場まつり)がデザインされています。
高台にある駅から周囲の景色がよく見えます。
矢掛駅全景です。
駅前に大時計があります。
矢掛駅から南へ下り、町並保存地区へ向かってみます。
2015/9/22
井原0843ー0907矢掛 井原鉄道
山陰山陽97:つるはし食堂
矢掛駅周辺の地図です。(A)つるはし食堂、(B)本陣、(C)旧矢掛商業高校、(D)ネバーランドやかげ、(E)のらぎや、です。(A)〜(E)の順に移動しました。
まずは(A)のつるはし食堂です。矢掛駅から徒歩8分ほど。午前9時15分頃に到着しています。営業時間は午前7時から午後7時まで。朝からやっている大衆食堂です。メニューは中華そば、うどん、いなり寿し、おでんなどです。
お店の外観です。鄙びた感じがいいですね。こういうお店がどういうわけか私の琴線に触れるのです。
おでん好きな私ですが、今日は暑いから遠慮しておきます。
店内の様子です。
ひとり先客がいました。奥のテーブル席に座ると、お水とお茶の両方が出てきました。両方でるところなどそれほど多くありません。
メニューです。中華そば(500円)を注文しました。
たちまち出てきた中華そばは、かなり色濃いスープに、紅縁取りかまぼこ、メンマ、もやし、チャーシューが乗ったものです。そして細麺。郷愁に浸りながらゆっくり食べるとさらに美味しくなる不思議な中華そばです。
丼にもしっかりと屋号が記されています。
山陰山陽98:矢掛の街並み1
つるはし食堂から南へ行くと小田川に出ます。かなり大きな川ですね。
今度は赤い線で印をした山陽道を西へ向かいます。
山陽道の宿場の街並みの名残があります。
岡山といえば、トマト銀行です。最初は奇異に聞こえたのですが、慣れるとどうってことないですね。
歴史ありそうな建物です。
どこでもゆるキャラがブームです。矢掛にはやかっぴーというゆるキャラがあるようです。
一際立派な建物が現れました。これが本陣です。
山陰山陽99:本陣1
地図の(B)の地点です。
本陣全景です。
入場料は400円でしたが、井原鉄道のスーパーホリデーパスを提示すると300円になりました。
スタンプです。
山陽道略図が提示してありました。矢掛は赤で塗りつぶされている場所です。ちょうど山陽道の真ん中になりますね。
宿泊する際に掲げる名札(?)です。肥後中将、肥前少将、長門宰相などが読み取れます。今でも旅館などに、◯◯様御一行とかありますが、そういうものだったようです。
御成門です。ここから殿様が入ってきました。
一段高くなったところが殿様の居室です。
右の欄間です。カラスウリに蝶の透かし彫りです。
左の欄間には、ブドウにリスの透かし彫りです。
山陰山陽100:本陣2
裏にも建物がありました。そこでは生活の匂いがします。台所です。
カゴが展示されていました。
風呂桶です。風呂桶も持参していたようです。驚きです。
風呂桶を入れる箱です。
本陣にはこれで別れを告げます。
山陰山陽101:街並み2
今度は赤い山陽道を東へ歩いてみます。
渡辺製麺所です。さっきのつるはし食堂の麺もこちらで作ったものでしょう。
こちらが脇本陣です。本陣と脇本陣がそろっているのは珍しいようです。
江戸時代にタイムスリップしたような気さえします。
「篤姫の籠が停めてある宿場」の句が掲げてあります。
山陰山陽102:矢掛駅へ
地図中央部の遊び心の美術館古意庵を探しましたが見当たりません。
矢掛駅に戻る途中にこんなものがありました。「地神」と書いてあります。なんなのでしょうか。
その近くには道祖神があります。(C)の旧矢掛商業高校跡にはまだ建物は建っています。グラウンドなどもそのままでした。
(D)の地点にはネバーランドやかげという公園がありました。
青空のもと二組の親子づれが楽しんでいました。
矢掛駅に戻ってきました。
2015/9/22
福山0650ー0702神辺 福塩線
神辺0735ー0750井原 井原鉄道
井原0843ー0907矢掛 井原鉄道
【1 サンライズ瀬戸】
【2 中国山地:姫新線】
【3 中国山地:芸備線・木次線】
【4 山陰海岸:出雲市〜益田】
【5 山陰海岸:益田〜下関】
【6 山陽本線】
【7 呉線】
【8 井原鉄道:神辺〜矢掛】
【9 井原鉄道:矢掛〜総社】