かめかめ・かめラ
山陰・山陽紀行
(兵庫県〜岡山県〜島根県〜山口県〜広島県)
(2015/9/18-22)
【5 山陰海岸:益田〜下関】
(2015/9/20)(記 2015/5/13)
山陰山陽54:益田〜戸田小浜
今日の午後は、ひたすら山陰本線を西進してから南下して下関へ向かいます。
10時44分から2時間43分待って、やっと出発時刻の13時27分が近づいてきました。特急スーパーおき3号に乗って、新山口から山陽本線に乗り換えれば16時12分に下関に着くのですが、あえて山陰本線の普通列車に乗り続けます。
これが長門市行きの列車です。単行、ワンマン、トイレ付きです。
車内はボックスシートです。窓も開けることができます。
益田駅を出て、山口線を左へ分けてから、309mの高津川橋梁を渡ります。そして持石海水浴場から一気に海岸線に出るのです。
益田〜戸田小浜1
再び海岸沿いを走っています。海沿いに公園も見えてきます。
益田〜戸田小浜2
2015/9/20
益田1327ー1518長門市 山陰本線
山陰山陽55:戸田小浜〜飯浦
戸田小浜を出てからも海沿いを走ります。天気もよく海もきれいです。
集落の家々の屋根には石州瓦が使われており壮観です。
戸田小浜〜飯浦
上の動画の最後に見られる海の中の島にある神社は、衣毘須(えびす)神社です。満潮時には歩いていけないみたいです。
そろそろ飯浦(いいのうら)に近づいてきました。
2015/9/20
益田1327ー1518長門市 山陰本線
山陰山陽56:須佐〜宇田郷
飯浦〜江崎〜須佐は山あいを走ります。江崎駅から山口県に入ります。
須佐を出た列車からの車窓です。いい絵ですね。
少し高いところから海を眺めます。
須佐〜宇田郷
もうすぐ宇田郷です。
2015/9/20
益田1327ー1518長門市 山陰本線
山陰山陽57:宇田郷〜木与
宇田郷駅を出ると、しばらく海沿いを走ります。
宇田郷〜木与
トンネルを超えるとまた海が見えてきます。沖にみえる丸っこい島はおそらく姫島だと思います。
この左手沖の島が姫島です。
そしてまた海沿いです。
2015/9/20
益田1327ー1518長門市 山陰本線
山陰山陽58:奈古〜長門大井
奈古〜長門大井は海沿いを走ります。正面の島は大島、右側の二つ見える島のうち大きな右側は男鹿島、小さな左側は女鹿島です。
正面の平たい島が大島です。
奈古〜長門大井
山陰本線は海沿いを走っていますが、海とトンネルの連続で、この動画のように2分間海沿いというのは珍しいことです。(トンネルが一つ入っていました)
変わった形の岩もありました。ネットで調べると立岩というようです。なるほど、立っているような感じですね。
長門大井駅に着きました。
2015/9/20
益田1327ー1518長門市 山陰本線
山陰山陽59:東萩〜飯井
東萩駅に着きました。もちろん何も観光はしません(笑)
列車は橋本川に沿って回り込みます。
玉江駅を過ぎると右手に指月公園のある指月山(しづきやま)が見えてきます。
そしてしばらくすると、またまた綺麗な海が顔をだします。
澄み切った海が見えます。
三見〜飯井
車窓が海になったり田畑になったり変幻自在です。
2015/9/20
益田1327ー1518長門市 山陰本線
山陰山陽60:飯井〜長門市
飯井(いい)駅です。ローマ字ではIiとなり、津(Tsu)より短くなります。
飯井駅を過ぎると、石州瓦の集まった集落があります。
そしてまた海です。
長門市駅に着きました。この列車の終点です。
これは次に乗り換える列車です。
2015/9/20
益田1327ー1518長門市 山陰本線
山陰山陽61:長門市〜長門粟野
6分の待ち時間で次の小串行きの列車(2両、ワンマン、トイレ付き)に乗り換えました。長門市駅を出てしばらくすると右手に日本海が見えてきます。
長門市〜黄波戸
道路を走る車も気持ちがよさそうです。
少し内陸に入ったりもします。車内では中国人女性数人がかなり大きな声で話しています。最近はどこでも中国人観光客の姿を見かけます。
変わった形の岩も見えたりします。ずっと眺めていても飽きのこない車窓です。
2015/9/20
長門市1524ー1636小串 山陰本線
山陰山陽62:長門粟野〜特牛
長門粟野駅を出ると、粟野川を渡ります。
そして海沿いに出て、似ているようで新たな車窓に出会います。
そして知らないと誰も読めない特牛(こっとい)駅に着きました。難読駅で有名ですので、鉄ちゃんは読めると思います。
2015/9/20
長門市1524ー1636小串 山陰本線
山陰山陽63:特牛〜小串
阿川〜特牛〜滝部〜長門二見としばらく海から離れます。
そして長門二見から次の宇賀本郷までがまた海沿い区間です。時刻は16時を過ぎ、陽は西に傾き始めました。今までは北側に日本海がありましたが、ここからは西側で陽光で輝いた日本海になります。
長門二見〜宇賀本郷
雲の切れ間から夕陽が照らします。
なんだか陽光が反射していい感じです。
いろいろと変化に富んだ車窓です。
定刻の16時36分に小串に着きました。ここで乗り換えです。当初は小串で途中下車して日本海まで歩こうかと思っていましたが、日本海は車窓でもう十分に楽しめましたので、3分後の接続列車(2両、女性車掌、トイレ付き)に乗り換えることにしました。障害者の方をホームから駅舎まで車掌さんが手を添えて送っていきましたので、出発は2分ほど遅れました。
2015/9/20
長門市1524ー1636小串 山陰本線
山陰山陽64:幡生駅
小串からは数多くの乗客が乗り込んできました。えっ、こんなに乗るの? という感じです。車掌さんも必要なはずです。
定刻の17時21分に幡生駅に着きました。下関駅よりも一つ手前の駅で、山陰本線と山陽本線が合流する駅です。小串発下関行きの列車を終点の一つ前の幡生駅で下車しました。
小串から乗ってきた列車です。
改札を出るときに途中下車印を押してもらいました。
幡生駅の入り口です。意外と質素でした。
2015/9/20
小串1639ー1721幡生 山陰本線
山陰山陽65:山の田ラーメン
食べログで「下関市 ラーメン」と検索すると山の田ラーメンが上位に出てきます。最寄り駅は幡生駅です。北側に出ようとしますが、南側にしか出口がありません。改札を抜けて駅の南側を東へ向かい、公園のそばを通り抜け、さらに細い道を過ぎ、線路を渡る歩道橋で北側に渡り、しばらく歩くと目的の店がありました。徒歩15分くらいはかかりました。予想よりも遠くて汗びっしょりです。
お店に入るとまだ時間が早いのかお客さんは私だけです。基本となるラーメン(600円)を注文しました。出てきたラーメンはやや茶色く濁ったスープです。豚骨スープに醤油タレを合わせたようです。博多豚骨に醤油ダレというのが、下関アレンジなのでしょうか。
麺は細目ですが博多のような極細ではありません。どうもごちそうさまでした。
ラーメンを食してから再び幡生駅へ戻ります。再び汗びっしょりです。そして190円の切符を買い、下関駅へ向かいます。
下関駅の構内にはふくのおひな様が展示されていました。さすが、ふくの街、下関です。
2015/9/20
幡生1812ー1818下関 山陽本線
2015/9/20
出雲市0651ー0910浜田 山陰本線
浜田0953ー1044益田 山陰本線 快速アクアライナー
益田1327ー1518長門市 山陰本線
長門市1524ー1636小串 山陰本線
小串1639ー1721幡生 山陰本線
幡生1812ー1818下関 山陽本線
【乗車時間】8時間1分
【1 サンライズ瀬戸】
【2 中国山地:姫新線】
【3 中国山地:芸備線・木次線】
【4 山陰海岸:出雲市〜益田】
【5 山陰海岸:益田〜下関】
【6 山陽本線】
【7 呉線】
【8 井原鉄道:神辺〜矢掛】
【9 井原鉄道:矢掛〜総社】